浄土真宗本願寺派

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浄土真宗本願寺派の意味(浄土真宗本願寺派とは)

浄土真宗本願寺派とは、浄土真宗の一派で、西本願寺を本山とします。

浄土真宗の宗派の中でも最大規模を誇り、仏教宗教法人でも最大数。神社本庁に次いで2番目に多い信者数がいるといわれています。

明治初期には、西欧の三権分立になぞって、宗会、宗務所の施策決定システムを作り、これが明治政府のモデルになったとも言われています。

浄土真宗本願寺派は、十一世法主の顕如が、十二世法主の長男教如ではなく、豊臣秀吉の支持を受けた三男の准如を跡継ぎにしたために、西と東に分裂されたことで始まりました。

長男の教如は徳川家康に京都に寺地をもらって東本願寺とし、真宗大谷派を始めました。

浄土真宗では信徒門徒と呼びます。

お経般若心経ではなく、南無阿弥陀仏念仏になります。

浄土真宗本願寺派の実際

浄土真宗は、死者は霊として残るという考え方ではないため、位牌の代わりに過去帳を使います。

また死は穢れとは違うという考え方から、清め塩を使ったり、御祓いしたりということもしないのが一般的です。

お盆にお飾りや迎え火送り火のようなことを行いません。

般若心教はとなえない、冥福霊前という言葉を使わない、線香を立てないなど、タブーが多くあるのも特徴と言えるでしょう。

焼香はつまんでいただくことはせず、そのまま香炉にくべるのが浄土真宗の作法とされています。

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