東本願寺

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東本願寺とは

東本願寺とは、京都市下京区にある真宗大谷派の本山です。12代教如によって西本願寺から分裂して建立された寺院です。

京都駅の前にあり、京都を代表する観光名所になっています。

江戸時代初期に、西本願寺に対抗するように建設されました。幕末に禁門の変で焼失し、明治28年に再建されています。

親鸞聖人没後、その遺骨は東山大谷に収められました。墳墓の地に御真影を安置するための廟堂が建てられたのが、東本願寺の始まりと言われています。

東本願寺の歴史と今

東本願寺には、敷地内に御影堂阿弥陀堂など多くの歴史的な建物が点在しています。

国宝として指定されている教行信証を始め、重要文化財、登録有形文化財の宝庫です。

登録有形文化財の御影堂と阿弥陀堂は渡り廊下でつながっていて、見る者を圧倒する規模を誇っています。

御影堂の内部、正面に親鸞木像があります。

再建するにあたって、巨大な木材の搬出や運搬の際に、引き綱が切れるなどの事故が多く、上部な引き綱が必要になりました。そこで全国の信者から寄進された女性の髪の毛と麻を撚り合わせて編まれた毛綱を使用しました。

この毛綱も展示されていて、実際に見ることができます。

知恩院三門、南禅寺三門と並ぶ、京都三大門の御影堂門も有名です。

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