阿弥陀堂

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阿弥陀堂の意味(阿弥陀堂とは)

阿弥陀堂とは、阿弥陀如来をご本尊として祀っているお堂や、阿弥陀如来を祭ったお堂を持つ院のことを言います。

日本にも有名な阿弥陀堂が数多く残されており、東大寺阿弥陀堂のように、阿弥陀堂と呼ばれるもの以外に、平等院鳳凰堂や中尊寺金色堂も阿弥陀堂の一つです。

日本の主な阿弥陀堂
・東大寺阿弥陀堂(奈良県)
・法華寺阿弥陀浄土院(奈良県)
・延暦寺常行堂(滋賀県)
・法成寺無量寿院阿弥陀堂(京都府、現存せず)
・浄瑠璃寺本堂(京都府)
・法界寺阿弥陀堂(京都府)
・三千院本堂(京都府)
・中尊寺金色堂(岩手県)
・浄土寺浄土堂(兵庫県)
・願成寺白水阿弥陀堂(福島県)
・富貴寺大堂(大分県)

一般的に阿弥陀堂は極楽浄土を表現しており、大変芸術性の高い絵画や工芸を駆使して作られています。

阿弥陀堂の例(大分県の富貴寺大堂・国宝) Photo:WikimediaCommons

阿弥陀堂の実際

阿弥陀堂は主に奈良時代頃から平安時代にかけて建立されました。

特に平安時代の後期に盛んに建立されましたが、戦国時代の戦火によって失われた阿弥陀堂もありましたが、現代でも数多くの阿弥陀堂が残されており、その一部は国宝として大切に保護・保存されています。

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