納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
まずは家の中をじっくり見渡してみてください。家の隅々を客観的に観察してみましょう。あらためて見てみると、部屋のあちらこちらで物が増えていませんか?知らぬ間に「不要なもの」「使わないもの」に囲まれて生活していませんか?
最近は「シンプルな暮らし」「ミニマムな生活」など、必要最小限の生活必需品を持って暮らす人も増えてきました。そこで、定年世代が気持ちよく豊かに過ごすための「持ちすぎない暮らし」をエンパーク的な視点から考えてみました。
私たちは、たくさんの物に囲まれて生活しています。あらためて物を持つ意味を考えてみると「必要だから」「好きだから」「もらったから」「大切だから」…などがあげられると思います。
近年は「物を持ちすぎない」「断捨離®︎」の推奨が多くなりました。整理整頓や片付けにまつわる書籍もたくさん出版され、マスコミでも多く取り上げられるなど、ちょっとしたブームの様相ですが、家を片づけると何か良いことがあるのでしょうか?
なぜ今「持ちすぎない暮らし」が推奨されているのでしょう。メリットやその理由についてまとめてみました。
(1)整理整頓できた家では「時間にゆとり」ができる
ゴチャゴチャ物であふれた部屋では、必要なものをすぐに手に取ることができません。また、掃除に関しても、すっきりシンプルな空間の方が、スムーズに手早く行えます。ゆえに、生活全般で時間にゆとりが生まれるのです。
(2)整った空間では「心豊かに気持ちよく」暮らせる
すっきり整ったお部屋で過ごすのは、とても気持ちがいいものです。「家が一番リラックスできる」という状態にもなりやすいですよね。汚れた部屋だと気分が滅入りがちですが、キレイに整理整頓された部屋であれば、気持ち的にも余裕が生まれ、ちょっとしたイライラも起こりにくくなります。
(3)無駄買いや重複買いがなくなり「経済的によい」効果
シンプルな空間だと、自分が何を持っているか、何が必要なのか、明確になるので無駄な買い物が減ります。整理整頓されていない場合、所持品の把握ができず、同じ物や似たような物を買ってしまいがちです。例えば、何に使うかわからない収納ボックスなどを大量に持っていたら要注意です。
「持ちすぎない暮らし」はいつからでもスタートできます。「持ちすぎた暮らし」や「物が溢れる空間」で生活しているならば、ぜひ「持ちすぎない」「シンプル」な暮らしを始めてみましょう。
とくに、定年世代・60歳前後の方々にとっては、「持ちすぎない暮らし」をはじめる絶好の時期でもあります。その理由は大きく以下の4つがあげられます。
●年齢の区切り、これまでの生活を振り返る機会に
●お子さんの養育がひと段落する時期
●高齢のご両親の健康に不安を感じ始める時期
●住宅ローン・国民年金などのお金の目処が立つ時期
ビジネスパーソンであれば定年退職を迎える時期でもあり、お子さんの養育もひと段落。親のことを気にしながらも、自分たちの今後の人生について深く考えねばならない時期と重なります。
これからの人生や生活を考慮しながら愛着ある我が家の片付けを行うと、よりスムーズに「持たない暮らし」のスタートができると思います。「まずは子ども関係の物から片付けよう…」などの着手点も生まれやすく、何から始めたらいいのかを見つけやすいこともメリットになります。
数年前から耳にするようになった「断捨離」という言葉。かなり認知度も高く、一般的に使われるようになりましたね。しかし、その意味をしっかり理解している人はあまり多くないかもしれません。
それでは、具体的に断捨離とは何なのか、どういう意味なのか、ご紹介します。
◆「入ってくる不要な物を断つ」「不要な物を捨てる」「物への執着から離れる」。この3つの原則をもとに、物を整理するだけでなく、暮らしや人生を整えていくプロセス。2009年(平成21年)に発売されたやましたひでこ氏の著書で提唱された概念。(大辞林より引用)
◆執着を捨てることを旨とする片づけ術の標語。「断つ」「捨てる」「離れる」。やましたひでこ氏によって考案された。元はヨガの行法に由来するとされる。(実用日本語表現辞典より引用)
2つの辞書から引用してみると、以下の3つのポイントが浮かんできました。
●入ってくる不要な物を断つ = 断つ
●不要な物を捨てる = 捨てる
●物への執着から離れる = 離れる
まさしく、60歳前後の定年世代が行うべき「お片づけスタイル」と言えそうですね。これまでの人生を振り返りながら、上手にシンプル化していくことで「持ちすぎない暮らし」が少しずつ完成していくことでしょう。
※ちなみに「断捨離」という言葉は、やましたひでこ氏が商標登録しているとのことです。(段落タイトルのみ®️入り。以下は省略)
お部屋をスッキリさせるために「不用品は思い切って処分しましょう」「いらないものは躊躇なく捨てましょう」というフレーズをよく目にすると思います。
ですが「処分できるのならとっくにやっている」「捨てる踏ん切りがつかないから持っている」…という声を多く聞きます。
どんどん物を捨てることができ、思いっきり処分できるのであれば「持ちすぎる家」になっていないハズですよね。そう考えると「思い切って処分しましょう」は、実はとてもむずかしい行動といえます。
持ち物には多少なりとも愛着があると思います。定年世代ともなると、なおさら長年の深い愛着があり、捨てられずに保管している物も多いでしょう。いつか使うかも…という「とりあえず保留」精神が働くことも多いのではないでしょうか。
ですから「思い切って処分」を実行するためには、完全に「必要ない物」「不用品」として自分で認定する作業が必要になります。
では、「必要のない物」をどう判別したらいいのでしょう。
●ここ1年以内は確実に使っていない
・・・使っていなければ[STEP(1)クリア]
●今後に使うシーンを思い浮かべてみる
・・・思い浮かばなければ[STEP(2)クリア]
●処分した後のことを想像してみる
・・・生活に困ることがなければ[STEP(3)クリア]
●ナゼ今まで捨てていないか考える
・・・明確な理由が出てこなければ[STEP(4)クリア]
STEP1から順番に考えてみてSTEP4までクリアしたら、心置きなく「不用品認定」をしてください。
「いただき物」「記念の品」「形見など大切な物」など思い入れが強い物に関しては、STEP4をクリアできないかもしれません。その場合はどこに保管するのか、保管し続けたのちにあなた以外の誰が引き継ぐのか、という2点を考えてみると答えが見つかるかもしれません。
整理整頓の仕方がわからない、片付けが大の苦手…という方は、まずは「ぎゅうぎゅう」と「パンパン」をなくすことからはじめてみてください。一般的に物があふれるお家を観察すると、収納場所や使用頻度の高い箇所に「ぎゅうぎゅう&パンパン」エリアが発生しがちです。
それぞれの場所で物が「ぎゅうぎゅう」に詰め込まれていないか、不要品が「パンパン」に押し込まれていないかチェックしてみましょう。
●押入れ・・・・いらない布団や洋服で「ぎゅうぎゅう&パンパン」
●チェスト・・・リビングのチェストが小物で「ぎゅうぎゅう&パンパン」
●食器棚・・・・使わない食器が重なり合って「ぎゅうぎゅう&パンパン」
●タンス・・・・ずっと着てない衣類があふれて「ぎゅうぎゅう&パンパン」
●キッチン・・・シンク下や吊戸棚に不用品が「ぎゅうぎゅう&パンパン」
●靴収納・・・・履き古し&流行遅れの靴が「ぎゅうぎゅう&パンパン」
●洗面所・・・・洗剤や容器ボトルが散乱して「ぎゅうぎゅう&パンパン」
上記のように、お家の中には「ぎゅうぎゅう&パンパン」になりやすい場所が数多く点在しています。片付けが苦手の人は、それぞれの場所をチェックしながら「ぎゅうぎゅう&パンパン」をひとつずつ無くしていくことから始めてみましょう。
「きれいに整理整頓しなきゃ!」と難しく考えるのではなく、「ぎゅうぎゅう&パンパン」ではない状態にすることを目標にしましょう。そのスペースを生かしたゆとりある収納を目指すことにより、スッキリした空間をつくることができます。
まずはできることから少しずつスタートし、「持ちすぎない暮らし」のメリットを活用して心豊かなゆとりあるセカンドライフをつくりましょう。
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定年退職のこと
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