金仏壇

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金仏壇の意味(金仏壇とは)

金仏壇は、白木の材質に、金粉や金箔を施して仕上げた仏壇のことです。蒔絵、彫刻など日本の伝統工芸の技法を垣間見ることができます。

浄土真宗では金仏壇を持つことが一般的です。

金仏壇は全国に産地がありますが、経済産業大臣から伝統的工芸品の指定を受けているだけで、15の産地(名古屋仏壇・京仏壇・大阪仏壇・広島仏壇など)があります。

それぞれの産地で、独特な形式の金仏壇が作られていて、地域性が強く出るものでもあります。

金仏壇の実際

仏壇は、伝統職人の手仕事で仕上げた伝統工芸品で、高級仏壇になります。

宗派によって、御本尊を安置する、須弥壇の上の宮殿という部分の形が、宗派ごとの本山の形になっています。

浄土真宗では、西本願寺派、大谷派、高田派など各派があり。厳密には、金仏壇はこれら全てで宮殿の形が変わってくるものですので、仏壇店で確認されるとよろしいでしょう。

古くなった金仏壇は、お洗濯といってクリーニングに出してメンテナンスすることで長く使うことができます。

金仏壇の大きさの表記は伝統的に「代」(だい)という単位が使われてきました。これは内部にかける掛軸の大きさを表す単位です。このサイズの掛軸を三枚かけられられる幅がありますという意味です。

たとえば、70代と表記があれば、70代の大きさの掛軸が3枚かけられる幅があるということになります。(現在では、お仏壇を購入する際には分かりやすく cm で表記されています。)

伝統工芸品であった金仏壇も、近年、中国やベトナムなど海外製が多く見られるようになりました。永くお祀りするものであるだけに、価格だけでなく品質を見極めて選びたいものです。

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