初盆・新盆の訪問で知りたい香典やお供えのこと

初盆の家を訪れる場合は、略式喪服・略喪服を着ることが多いです。黒や紺色、グレーなどの暗い色やシンプルな服を指し、スーツやワンピースが一般的です。

お盆は真夏の暑い時期なので、地味な平服を着ることもあります。地域や親族の慣習によって様々です。不安な場合は事前に施主へ確認しておきましょう。

学生の場合は制服を着ることが多いです。または白いブラウスやシャツに黒や紺、グレーのズボンやスカートまたはワンピースなどが多いです。

これまでは盆提灯・線香やろうそくを持参していたりしましたが、最近では現金を包んで渡すことが増えてきました。

初盆の法要に行く際に御提灯代(御提灯料)または香典を持参します。初盆の香典は、関係性や地域によって金額は異なる場合がありますので、あくまでも一例と考えてください。

初盆・新盆の金額の相場は？

初盆・新盆の表書きは？

写真：不祝儀袋の例

お供え物を持っていく場合もあります。もし持参されるのであれば、のし紙は「御供」という表書きで、水引は結び切りにします。水引は双銀・黒白・藍銀・黄銀・黄白を用いるといいでしょう。

仏式

神式

初盆を迎えるお宅に訪問して、まず施主に挨拶をします。僧侶や宮司も参加する新盆の法要に参列することもあれば、特に時間に指定はなく、次々と親戚や知人・近所の方が訪れる場合などがあります。

法要に参加するのであれば、式次第に従いましょう。例えば仏式の場合は「施主の挨拶→読経→ご焼香→僧侶退場→お斎→施主の締めの挨拶」という流れが一般的です。

新盆法要への参列に特に指定がない場合は、訪問したら施主に挨拶し、御提灯料・香典を渡します。それからお仏壇の前に行き、お線香をあげ、施主の案内に従いましょう。お茶菓子や食事をいただくことが多いです（地域の文化や慣習によって流れは様々です）。

故人の思い出などをお話しして、故人を偲ぶ時間にしましょう。

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