頭陀袋

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頭陀袋の意味(頭陀袋とは)

頭陀袋とは、死装束のひとつで、故人の首にかける布製の袋のことです。死出の旅路の用具を入れる、かばんの役割をします。

僧侶は托鉢(たくはつ)に出かけるときには、首からだぶだぶした袋をかけるものですが、死者の旅路にもやはり、仏教修行の旅立ちと同様の支度をして、お見送りをします。

一般的に六文銭(現在は紙に印刷したもの)を入れるのが主流ですが、地方によって、袋に入れられるものはさまざまです。

「頭陀」は、Dhutaという梵語から来た言葉で、「落とす」「捨て去る」という意味があり、全ての欲を捨てて修行するという意味が込められています。

頭陀袋の例

頭陀袋の実際

死装束(しにしょうぞく)は、仏式では伝統的に経帷子(きょうかたびら)、帯、天冠(てんかん)、杖、手甲脚絆(きゃはん)、草履、編み笠、数珠などを身に着けます。

頭陀袋と六文銭は、この旅立ちの衣装の一部です。六文銭は、三途の川の渡し銭と言われています。

価値観が多様化する現代では、故人がいつも着ていたものを着せて送ってあげたいというケースも増えてきており、死に装束を身に付けることなくに一緒に入れるだけというケースや、用いないケースも増えてきています。

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