納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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三角頭巾とは、死装束の一つで、頭につける三角形の布のことです。
経帷子という白い着物を着て、頭には三角頭巾、手には手甲、脚には脚絆をつけ、頭陀袋を下げ、紙製の六文銭を中に入れ、編み笠や草履をはかせる死装束は、納棺の際に故人が身につける衣服の一揃えになっています。
死装束は多様化し、現在では故人が好きだった洋服を着せてあげることが多くなっています。紙製の死装束を納棺の際に足元に入れたり、故人にかけるようにすることもあります。
浄土真宗では、死装束は必要ないという考え方を取っています。
三角頭巾は天冠とも言われるように、高貴な人がかぶる冠から来たという説もあれば、顔を隠す目的でつけられたとも言われています。
また、三角形は蛇の紋に由来するとも言われ、再生を願う意味もあったといいます。△は上向きで上は天上の意味があり、極楽へ行けるという説もあるといいます。
三角頭巾は幽霊が身につけているものとしても良く知られています。幽霊が死装束で現れるようになったのは、江戸時代以降とも言われ、額に三角頭巾、白い着物で足がないという日本の幽霊像が確立されたのもこの時代といいます。
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