道元

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道元とは

道元とは、日本曹洞宗開祖で、鎌倉初期の僧侶です。

13歳の時に、比叡山に出家し、明全に学び宋に渡りました。天童山で曹洞禅を学んだのち帰国しました。

京都に興聖寺を開き越前で大仏寺を開創しました。

禅風は修証一如、只管打坐で知られています。

道元の教えである修証一如は、成仏は完成するのではなく、成仏の上にも成仏があると求めて、無限の修行を続けるのが、成仏の本質だとしたものです。

修行の中にこそ悟りがあるとする考え方です。

また、釈迦のように、ひたすら座禅にうちこむことこそが、修行であるという主張を只管打坐といいます。

道元の遺したもの

大仏寺はのちに永平寺と名前が変わりました。

鎌倉幕府から寄進の申し出があったものの、寺院建立を固辞して、永平寺に戻り、座禅以外に悟る方法はないと言って、あくまで実践を重んじる姿勢を貫きました。

礼儀作法にも厳しく、弟子には精進料理を教え、典座教訓という書を書きました。

典座は、禅寺の食べ物を担う役僧のことをいいます。

<関連する用語>:永平寺 栄西 只管打坐 修証一如 曹洞宗 臨済宗 道安 親鸞 空海 行基 法華経 法然

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