定年退職後、平均10ヶ月で退屈になる?

定年退職や子供の独立を迎える人は、自由になる時間がやってくることに対して、漠然としたイメージを持っています。

「やりたかったことをやろう!」「毎日が日曜日だ!」「夫婦2人になったら久しぶりに旅行に行こう」

などこれまでできなかったことをしたり、やることが尽きないように考える人もいることでしょう。

ところが引退を迎えてみると「やることがなくて再就職先を探している」「毎日公園を走ってから図書館にいって、カフェで時間を潰している」など、意外にも時間を持て余している声が聞こえてきます。

なぜそうなるのか?引退後の生活についてお伝えします。

定年後

定年退職者・現役引退者は平均10ヶ月で退屈し始める?

英国の金融機関「Skipton Building Society」が787人を対象に行った調査で、定年退職後・引退後に退屈を感じ始めるようになるのは、「10ヵ月後」という結果が出たとイギリスでもっとも古いタブロイド紙「デイリー・メール」が2013年に報じました。

過酷なサラリーマン生活や、多忙な子育てを終えてやっと引退。

「あれもしたい、これもしたい」と思っていたことをあらかた終えると日中はテレビを見ることが増え、夫婦の時間は増えたもの口論の数も増え、想像していたような「毎日が楽しい」生活とはかけ離れた日常になると書かれていました。

定年後の目標は「生きがい」を感じる生活

「定年退職」や「引退」と聞くと1大ライフイベントなので、「引退すること」だけが注目されがちです。

実際には、引退後にも人生は続き、日本人の寿命は伸びつつけているので引退後の時間は平均8万時間とも11万時間とも言われています。

セカンドライフを過ごしていくにあたり、大切なのは「働くことをやめる」「自由になる」ことではなく「生きがい」を感じる新しい生活を確立することだといいます。(参考:「退職の社会学」(1979年)ロバート・アチュリー)

そのためにも引退前から引退後の生活で何を生きがい、やりがいとして生きていくのか?を考えておく、または行動におこしておくことで引退後の不安を解消することができることでしょう。

「生きがい」ある生活の準備

これから定年を迎える世代にとっては、「生きがい」ある定年後生活の用意はしやすい環境にあります。

まず、「副業解禁」「パラレルキャリア」など1つの組織に属しながらも別の組織や場所で仕事をする選択肢。

「地域貢献の推奨」「学び直し」などボランティアに参加したり大学や専門学校による大人向けのコースの設立などミドルシニアの参加を歓迎する選択肢も推奨されつつあります。

男性だけではなく、女性にとってもインターネットサービスの発達で子育てや家事の経験を活かして都合の良い時間に働ける登録制の仕事や講師になる選択肢も生まれています。

年金だけでは生活費が不足するという理由で、働き続ける就労者が増えているともいわれていますが、引退10ヶ月後には退屈な毎日を送って過ごすよりも無理なく社会に参加することで精神的にも良い生活を手に入れることができるかもしれませんね。

タグ: 生きがい 定年退職 人生100年時代 セカンドライフ 定年後

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