納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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道安とは、初期中国仏教の基礎を築いた中国東晋時代の僧侶です。
12歳で出家し、仏図澄に学びました。経典の翻訳や、僧団の制定、戒名における「釈」を初めて名乗ったことなど、中国における仏教の発展に大きく貢献しました。
漢和仏典の目録作成や、般若経典の研究、解釈を通して、仏教を広めていきました。
道安は、仏教僧の師は、釈迦仏なのだから、僧侶の姓は釈であるべきだといい、「釈道安」と名乗ったといいます。
それ以前は授戒の際の師の姓を受ける習慣がありました。
道安は仏典を仏教本来の概念や用語で研究するべきという立場で「五失本、三不易」という考え方を主張しました。
インドから中国に伝えられた仏典では、翻訳作業が必要になります。
「五失本」は原語の型式から離れて、漢文の型式に改めても許される5つの場合のことです。
一方「三不易」とは、翻訳者の解釈で変更してはいけない経文の3か条といいます。
五失本では、語順が逆になること、修辞する必要のある部分、繰り返しの省略、冗長表現の削除、主題の繰り返しを避けるというように、漢文仏典に翻訳する際の翻訳原則を設定しました。
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