禅宗

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禅宗の意味(禅宗とは)

禅宗とは、臨済宗曹洞宗黄檗宗に代表される座禅を用いた修行を行う仏教の宗派です。

全ての人には、内面に仏性があり、それを再発見するためには座禅の修行を行い、仏教における心理を体験をもって知るとされています。

インドに始まった禅を6世紀の前半に達磨が中国へ伝えて発展させました。

日本では鎌倉時代の初期に栄西の臨済宗、道元の曹洞宗、江戸時代に隠元の黄檗宗がそれぞれ伝わり発展していきました。

禅宗の実際

師が弟子へ心で心を伝える以心伝心、教外別伝の考え方があり、言葉や文字ではなく、仏の悟りを伝えるといいます。

臨済宗では対面形式で座禅を行いますが、曹洞宗では中国式の壁に面した座り方です。

悟りにこだわることが打算的であるとして悟るまで修行するというような考え方はしません。黄檗宗では般若心経を唐音で読むなど、それぞれに特徴があります。

本尊はお釈迦様になります。禅宗には浄土という考え方がないので、成仏以前という考え方もありません。 したがって葬儀の際の香典袋の上書きは「御仏前」が一般的に用いられます。

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