「三禅宗」に関連する用語一覧

庫裏

庫裏とは、仏教寺院の伽藍(寺院の建物)のひとつです。庫裡と書くこともあります。「裏」も「裡」もどちらも内や中という意味があります。寺院の台所であり、居住する場所を意味します。大規模な寺院では、独立した建物になっていて、歴史の古い寺院においては、庫裏の建物が文化財に指定されているものもあります。中小規模の寺院では、建物として独立してい...続きを読む

禅宗

禅宗とは、臨済宗・曹洞宗・黄檗宗に代表される座禅を用いた修行を行う仏教の宗派です。全ての人には、内面に仏性があり、それを再発見するためには座禅の修行を行い、仏教における心理を体験をもって知るとされています。インドに始まった禅を6世紀の前半に達磨が中国へ伝えて発展させました。日本では鎌倉時代の初期に栄西の臨済宗、道元の曹洞宗、江戸時代...続きを読む

黄檗宗

黄檗宗は、曹洞宗、臨済宗とともに日本三禅宗の一つです。1874年に一度臨済宗と合併し、2年後に独立しました。本山は京都府宇治市の黄檗山萬福寺です。教義は、臨済禅の一派とされますが、日本における臨済宗とは異なる中国式なため、臨済宗とは分離した独立一派となっています。江戸時代の1654年に、国福建省福州府福清県の黄檗山萬福寺の住職、隠元...続きを読む

曹洞宗

曹洞宗は、禅宗の一つです。鎌倉時代に道元が中国から日本へ伝えました。本山は、福井県の永平寺と横浜市の総持寺です。坐禅を修行の中心に据え、只管打坐というただひたすらに坐禅を行うことを、最も重視します。即心是仏という、坐禅の状態で日常生活を生きていくことを説きます。禅戒一如とも言い、坐禅で学んだことが、生活に現れるという考えからです。南...続きを読む

臨済宗

臨済宗は、禅宗のひとつです。中国禅宗の五家七宗の一つが、鎌倉時代に明庵栄西が日本に伝えました。看話禅は、師匠が出す公案という問題を、弟子が、体全体で答えを見出す中で、理論を超えた真実を探すというものです。また、師匠と二人きりで対面し、弟子が提示した結果を、師匠が検証する参禅を行うことで、体得しました。浄土宗、浄土真宗の念仏を唱えて極...続きを読む

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