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自宅でご安置するときの6つのポイント

「自宅に連れて帰りたいけど、どういうことに気をつければいいの?」と自宅でのご遺体の安置について不安を抱く方も多いでしょう。

病院で亡くなられた場合、葬儀社寝台車でお体をご自宅まで搬送します。寝台車への乗り降りの際、お体はストレッチャーで運びます。

自宅にお体を迎える際のポイントとは?ご遺体の安置について知ることで、安心して自宅に迎えることができます。

自宅安置の6つのチェックポイント(仏式の場合)


1.安置する場所

仏壇がある場合は仏壇のあるお部屋に安置します。仏壇がないときはクーラーがある部屋や涼しい畳の部屋に安置しましょう。

2.寝具を整える

仏式の場合は、お釈迦様が亡くなったときの姿になぞらえて「北枕」または「西枕」にします。西という方角は西方浄土に向けるという意味もあります。

※ご遺体の頭を、北や西にして寝かせすることが風習としてありますが、最近は住宅事情により、難しい場合もありますので、その場合は過度に気にすることなく自然なかたちになるようにご安置をすることがよいでしょう。

※「枕の高さ」亡くなると体の状態が悪くなっていくため、枕は高くないほうがいいです。逆に低すぎると口が開いてしまうことがあるので不安な時は葬儀社に確認しましょう。

※「掛け布団」普段使う上下を逆さにしてかけます(逆さ事)。裾が顔の方に来るようにします。

寝具は普段使いものでも問題ないですが、シーツや枕カバーなどは新品のものや洗濯したきれいなものを使用します。できれば白いもので揃えます。顔は白い布をかぶせ、数珠を持たせて両手を胸元で合掌させます。布団の上に「守り刀」として小刀を置くこともあります。

3.神棚封じ

神道では「死を穢れ」とします。そのため、死者を自宅に迎える際には神棚を封じて死が入らないようにします。神棚の扉を半紙で封印します。仏教でも浄土真宗日蓮正宗以外の宗派はご本尊に失礼がないように、と閉めておくことがあります。不明な時は僧侶はじめ宗教者に相談しましょう。

4.安置場所の温度

室温を調節しましょう。夏はクーラーを入れて涼しくします。暖かいと体が傷みやすくなってしまうので涼しい部屋を心がけましょう。冬は暖房を切りましょう。

5.ドライアイスをあてる

可能な限り早くご遺体をドライアイスで冷やす必要があります。葬儀社の担当者が対応してくれます。

6.末期の水(まつごのみず・死水)

末期の水とは、死者があの世でのどの渇きに苦しまないようにという願いや生き返ってほしいと願って行われていた民俗的儀礼が起源といわれている儀式です。

末期の水は、脱脂綿・綿棒・新しい筆・の葉や鳥の羽などに水を含ませ、それらで故人の唇を潤します。

どのタイミングで末期の水を行うかは状況によって異なります。基本的に葬儀社が案内してくれますが、ご逝去されてすぐの段階で末期の水をとる場合や、ご自宅に搬送して安置したあとの場合、また告別式の最後、出棺の前に末期の水の儀式をすることもあります。

このように安置の際は1つ1つの作法に意味があり、宗派や地域によって異なる部分もあるため、不安になった際はお寺や葬儀社に確認することをおすすめします。

安置のチェックポイントを確認したら、次にお体をご自宅に安置するときに、枕元に置く「枕飾りの5つのポイント」を確認しましょう。

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