神棚

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神棚の意味(神棚とは)

神道の神様を祭るための棚を神棚と呼びます。家庭や会社などに設置してお祀りするものです。

できるだけ明るい、清浄なところを選び、最上階の天井の近くに、南向きか東向きに設置することがよいとされています。

仏壇と同じ部屋に同じ向きに設置したり、人が出入りする場所、ドアの上などは避けて場所を選ぶことがよろしいでしょう。

会社においては、部屋の奥や社長の席のそばなど、中心となるべき場所に設置することが見られます。

神棚の実際

日本では、伝統的に台所、井戸、玄関、大黒柱など、生活の要ともいえる場所に神様をおまつりしました。

神棚をまつるということは、国や土地に根差した神様をまつるとともに、家の魂をまつるとされています。家族の和や秩序を守り、絆を深めるという側面もあります。

家庭における神様のお祀りとしては、食前に神饌として、米、塩、水の3点をお供えします。また、の水を替え、神灯を灯してお参りします。1日と15日には榊を入れ替えます。

お参りの際には、二拝二拍手一拝で神拝します。

毎月1日や15日、お神札の神社の例祭日、家族内のお祝い事などがあったら、酒、尾頭付きの魚、野菜や果物などもお供えして、おまつりすることも多くみられます。

また、神棚から下げてきた食べ物は、一家仲良く食べるのが、伝統的な習わしとされています。

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