
納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
東京都内の納骨堂の相場観と納骨堂の費用内訳や選び方・考え方について、青山霊廟(港区北青山)で納骨堂スタッフをしている、岩田さんに分かりやすく教えていただきました。分かりやすい図解や動画つき!
この記事を解説してくれた岩田さんに納骨堂に必要な費用の相場の考え方について動画撮影に応じていただきました。合わせてご確認ください。
納骨堂について調べたり、インターネットで検索すると「3万円」「50万円」「100万円」など納骨堂ごとに価格の幅があり、どこが良いのか分からない・・・と悩む方がほとんどではないでしょうか。
それもそのはずで、納骨堂は各お寺や霊園によって預かり期間、人数、納骨方法が個別か合祀かなど条件が異なるからです。
価格は「1人用」も3万円~70万円ほどの幅感があり、「家族用」も55万円から1000万(!)などと納骨堂の価格といっても、価格にかなりの幅があります。
管理費用も無料(実際は使用・永代供養料に含む)からおよそ20,000円程度など幅があります。
このためあまり価格の相場や目安にこだわりすぎて納骨堂を探すのはおすすめしませんが、はじめて納骨堂をお探しの方が納骨堂の価格と契約しようとしている納骨堂の内容が見合っているかを確認するうえで、ある程度の目安があったほうが探しやすいのは事実です。
そこで、ここでは納骨堂の建設ラッシュ続いている東京都23区の納骨堂の価格相場にしぼってお伝えします。
44万8000円/1人あたりの永代供養料
5,560円/年間管理費
※2018年末現在の都内19ヶ寺の納骨堂の平均費用値です
※合祀墓は除いています
※管理料は除いています
※複数納骨できる納骨堂も1人あたりに換算しています
※納骨堂は、同じ寺院の同じ大きさの壇であっても、合祀までの年数によっても価格が変動するなど条件によって費用が異なりますので、この平均はあくまでも目安としてお考えください
209万円/1家族あたりの永代使用料
12,480円/年間管理費
※家族で利用できる(4人~10人と利用できる人数には差があります)
※2018年末現在、永代使用できる固定式の納骨壇(仏壇型など)を持つ都内7ヶ寺の納骨堂の平均費用値です
※管理料は除いています
※50万円~500万円と納骨堂によって幅が広いです
納骨堂の価格は、下記のような要素で構成されています。各項目の傾向についてお伝えします。
ただ、実際には各寺院の考え方によって決まるものですので、あくまでも参考としていただき、見学のうえ、ご自身の価値観と照らし合わせて判断されることをおすすめします。
一般的には、納める遺骨箱の数が多くなるほどスペースが必要になることなどから価格が高くなる傾向にあります。
試用期間は契約時に選択できる場合もあります。
使用期間(7年間、13年間、23年間、33年間など)が経過すると、合祀(合葬)して永代供養することを取り決めている納骨堂が多いです。合祀までの納骨期間が長いほど価格は高くなる傾向にあります。
東京都内など立地が良い納骨堂の場合も日本全国と比較すると価格が高い傾向にあります。
永代供養とは「無縁仏」にならないよう、僧侶などの宗教者が日々の読経、月または年1回の法要などで供養を続け、弔ってくれることをいいます。
7回忌、13回忌、23回忌、33回忌にあわせた供養期間によって価格が異なります。期間を満了すると多くの場合は同じ境内にある合葬墓、合同供養墓と呼ばれる大きなお墓に合祀(合葬されます)。合祀される際は骨壷から出して土に埋葬されることが多いため、その後の改葬はできない点に注意しましょう。
また、最初から合祀(合葬)される契約をした場合は個別の預かり期間がないため価格がかからない(3万円~10万円程度)場合が多いです。
納骨方法は大きく分けて、「個別」と「合祀」の2つがあります。
個別の場合は、火葬場で受け渡された遺骨箱のまま納骨します。壇の大きさによって1つから複数まで納骨できます。個別のまま数を多く納骨できるほうが価格が上がる場合が多いです。この場合が冒頭に記載した1人あたりの東京都の平均使用料50万円~に該当します。
小さなスペースで「複数名納骨可能」となっている場合は、骨壷から遺骨を出して骨袋とよばれる袋に移し替えるか、パウダー状に遺骨を粉砕するか、遺骨の大部分を合葬して一部のみ納骨するなどの方法が取られる場合が多いです。
合祀の場合は個別スペースを利用せずに合葬墓に埋葬されることが多いため、東京都では1体(霊)3万円~10万円程度の価格が多くみられます。土に遺骨のまま埋葬した場合は、その後の改葬は不可能です。
また、合祀であっても名板(みょうばん)といって埋葬される人の名前を合葬墓に小さなプレートを埋め込むことができる場合は名板と彫刻費用が発生します。
石のお墓と同様、管理費が年間で発生する場合と発生しない場合があります。東京都内の個別納骨の納骨堂を契約する場合はほとんどの場合発生します。
価格の違いは、個別納骨かどうか。個別の場合、人数や預かり期間でも異なります。
また、納骨堂によって、配置されているスタッフの人数、納骨堂施設の維持管理にかかるコストによって管理費も異なります。
年間5千円~数万円と納骨堂によって価格は異なります。
大きな施設、例えばホテルのようなエントランスや複数のエレベーターなど施設が充実しているほど施設維持費が必要になるので契約者の管理費も高くなる傾向にあります。
東京都内で急増した機械式(カード式、自動搬送式)と呼ばれる納骨堂は機械メンテナンス費用が発生しますので上に同じです。
また、お参りの際に無人なのかスタッフがいるのか。お参りの自由度は高いのか?も管理費の価格が異なる要素です。
例えば、生花や供物の持ち込みNGの納骨堂は珍しくありません。一方で、生花や供物を持参OKの場合でも持ち込んだものは持ち帰り必須なのか納骨堂で管理してもらえるのか?。
施設は大きくなくても、お参り方法の自由度が高い場合は、室内の清掃費やお花や供物の管理を人が手ずから行うため5,000円~1万5千円程度の費用がかかる場合もあります。
例えば、筆者が所属する青山霊廟では、ほぼ毎日2時間かけて納骨者への参拝、清掃、花瓶の水の入れ替えや花の水切り、供物の衛生管理を行っています。
納骨堂管理費の支払い方法は、契約時に納骨壇で遺骨を預かる年数が明確な納骨壇を契約する場合は一括で管理費を預かる場合があります。
納骨壇が永代使用や33年使用の場合は、毎年口座引き落としの場合が多くみられます。
法事・法要、葬儀を納骨後に依頼必須かどうかも納骨堂を選ぶ時に確認しましょう。納骨後に発生する費用になります。
筆者が相談をお受けする中で、とある有名寺院の納骨堂を契約したところ、
「納骨堂を契約した時の金額は安かったのに葬儀依頼が必須で、お布施が100万円以上必要といわれ高くて維持できない・・・。そちらに改葬したい。」
といったお悩み相談を受けたこともあります。
契約する前に、「法事・法要は必須で執り行う必要があるのか?」「もし葬儀を依頼する場合はいくらくらいのお金が必要なのか?」など後々のことも確認しましょう。
納骨堂では、契約まで営業マンしか対応に現れず、その後の供養で初めて僧侶に会う。といったこともあるようです。万が一のときに納骨堂でお世話になっている寺院の僧侶に供養を依頼することは自然なことですから、できるだけ契約前に僧侶に挨拶をすませて自分たちにとって問題ないの僧侶か確認しましょう。
青山霊廟では、管理事務所で法要や法事についてわからないこと(準備や当日の流れ、親族への配慮、お布施の金額確認など)があれば気軽にご相談をいただき、都度サポートを行っているので煩わしさがないという声もありますので管理事務所のサポート体制もポイントです。
このように法要については、納骨堂によって細かく異なります。インターネットの情報では確認しきれないことが多いため、見学時や電話などで確認をしましょう。
戒名については、東京都内の多くの納骨堂では俗名(生前のお名前)のままでも、納骨堂を運営する寺院と異なる宗旨・宗派の戒名であっても納骨可能な場合が多いです。キリスト教の洗礼名や神式の諡(おくりな)はそのままに仏式の納骨堂に依頼したい場合は寺院の方針によって対応可能かどうか異なりますので確認しましょう。
稀ですが管理する寺院の宗派の戒名を必須とする納骨堂もあります。その場合は、戒名をいただく際のお布施が発生しますので確認しましょう。
また、生前授戒(生きてる間に戒名を授かること)や葬儀を依頼する場合のお布施なども確認しておくと後々の供養で「お布施が高くて払えない・・・」といったことになることもありません。
納骨堂の契約を決めるまでと決めた後の支払いの流れの事例をご紹介します。
1.資料請求・電話問い合わせ
2.納骨堂の見学予約(寺院によっては法要などで急な対応ができない)
3.納骨堂の見学(事前に確認したいポイントをまとめましょう)
4.仮予約(希望の壇の場所を抑える※できない納骨堂もあり)
5.納骨堂利用規則など書類の確認
6.申し込み
7.契約書締結
8.入金期日・支払い方法の確認(口座振り込みなど)
9.管理費の支払い(年払いの場合は引き落とし手続きなど)
10. 納骨法要などがある場合はケジュール調整
11. 使用許可証の発行・受け取り(郵送など)
12. 納骨
納骨堂によって支払いの方法やタイミングが異なることもありますが、上記の流れを目安にしてください。
いいえ。私が所属している青山霊廟も、一度も連絡をとったことがない根拠のない「納骨堂ランキングサイト」や「納骨堂おすすめサイト」に掲載されていることがあり、正直に言うと迷惑しています。
評価内容が悪いからではなく、掲載されているそもそもの納骨堂の基本情報が違っていたり、覚えのない口コミが掲載されているからです。
また、最近では「あなたの納骨堂が1位になるランキングサイトを作成するので広告費を出しませんか?」といった営業まで来ます。
「どのような根拠でランキングを作成するのですか?」と聞いても回答は得られませんでした。
残念ながらこういった広告が横行していることもあり、ランキングやおすすめ内容も根拠がないものが多く、中にはあまり評判がよくない納骨堂が上位に表示されていることもあり、そういった不誠実なサイトに載せられたくないという思いもあります。
ですが、修正を依頼するにも、「会社概要」や「連絡先」がサイト内に掲載されておらず、まったく実態がわからないサイトなので、どうすることもできません。
「納骨堂 おすすめ」「納骨堂 人気ランキング」などで検索するとそれなりに上位に表示されているため、信憑性がないサイトの情報を信じた人がその納骨堂を選んで後悔しないだろうか・・・と危惧しています。
□「会社概要」などの運営元が確認できるか?
□問い合わせ先など連絡が取れる方法があるか?
□おすすめの根拠が「監修者が実際に見学した評価」「管理事務所面談」「実際の見学レポート」「利用者アンケート」などに基づくものか?
□ランキングの根拠が「寺院アンケート」「利用者アンケート」「実態調査」「監修者が実際に見学した評価」など根拠があるものか?
ランキングサイトやおすすめサイトををよくみるとある特定の会社が運営している「機械式納骨堂」や「納骨堂」ばかりを「おすすめ」として表示していたり、ランキング上位に表示していることもあります。
「「ランキング」や「おすすめ」として紹介するから広告料を支払ってくれないか?」という営業電話も正直に言えばあります。
おそらくですが、広告費をもらってweb制作会社やコンサル会社が納骨堂を運営する会社や寺院から報酬をもらって作っているのだと思いますが、それであれば「PR」や「広告」と分かるように表示しないと、消費者を騙す形になります。
お墓という大きなお金が動く契約を考えているご家族に善意ならまだしも、誠意なき情報を出すのは同じ業界の人間として悲しいものがあります。
納骨堂と一般的な従来の石のお墓との最大の違いは、ほとんどの納骨堂には「永代供養」が含まれている点です。
つまり従来のお墓であれば墓地の管理者がいなくなることで墓石が撤去され、合葬墓へ合祀されて無縁墓になるところを、後継者がいない場合でも納骨堂管理者が亡くなった人の供養・管理を行ってくれる点が違いといえます。
納骨堂の経営・運営については、日本において墓地運営が許可されているのは地方自治体または宗教法人・公益法人とされています。
このため、基本的には
・都営、市営などの霊園内で納骨堂を建設して運営
・寺院などの宗教法人が所有する土地内で納骨堂を建設して寺院が直接管理・運営
・株式会社が寺院などの宗教法人が所有する土地内で納骨堂を建設して管理・運営
の3つのケースが多く見られます。都営、市営だと比較的安価な価格に設定されている納骨堂が多いですが申込み条件、人数制限、期間制限など多くの条件が設けられており、抽選での利用権利を得る場合がほとんどです。
寺院が運営する納骨堂はロッカー型、仏壇型など固定式で動かない納骨堂が多く、100基~1000基程度と比較的こじんまりとした規模の納骨堂主です。納骨壇の価格や預かり期間、法要や戒名、葬儀などの供養についても個別の事情に応じてくれるいい意味で臨機応変な場合が多いです。
寺院の土地で納骨堂販売・管理会社が運営の委託を承けて経営を行っている場合は、小規模な納骨堂から機械式納骨堂のように何万基という大規模な納骨堂までさまざまです。価格や仕組みは均一化されており、供養についても個別の事情に応じて、というよりもプランや提携業者への決まった形式での案内などシステマティックな印象を受けるところが多いです。
機械式の納骨堂においては販売会社が昔ながらの供養業界の老舗企業である場合から異業種からの参入など急速にさまざまなパターンの経営体制が生まれています。
納骨堂は屋内型のロッカー型が従来からあるオーソドックスな形ですが、最近は屋外型、仏壇型、自動搬送式(カード式)、位牌型など種類は豊富です。総じて永代供養されることが共通しています。
また、個別納骨(自分たちだけで利用できるスペースを契約する)と共同利用(合祀)する場合。
使用期間や価格、納骨可能人数、お参り方法などは納骨堂によってさまざまです。
タイプによる価格の傾向は、以下です。
仏壇型・自動搬送式>ロッカー型>屋外>位牌・合祀
例外はもちろんありますが、おおよその傾向としては大型の納骨壇になるほど価格が高い傾向にあります。その分、預けられる人数、使用期間、お参りスペースなどにゆとりがある場合が多いです。
詳細はこちら:納骨堂のタイプ別 メリット・デメリット
納骨堂以外で永代供養が含まれているお墓は
・永代供養墓(合葬墓、合祀墓)
・樹木葬
・永代供養付き墓(個人墓、夫婦墓など)
があげられます。
詳細はこちら:お墓?納骨堂?樹木葬?どれに納骨すべきか比較検討中の人に役立つ診断
□資料請求サイトで一括資料請求したが取捨選択ができず困っている
□価格を目安に複数ヶ所までしぼりこんだが決め手にかける
□おひとり様だけど納骨できるのか?喪主・施主が不在でもOK?
□自分が選ぼうとしている納骨堂で本当にいいのか?
これらのお悩みを抱えている方は、一度実際に納骨堂に足を運び、相談してみることをおすすめします。インターネットの情報や資料だけでは、どこも「自社の良い情報」のみを掲載しますので自分にあった納骨堂を選びきることは至難の業です。
効率よく納骨堂を探すためにも、困った場合はインターネットで調べるのをやめて、実際の納骨堂管理者や納骨堂紹介を行っている会社に相談してみましょう。
そして実際に、できればご住職や僧侶の方ともお話して「こんなこと失礼になるかな・・・」と思って遠慮する方もいらっしゃいますが、遠慮せず気になることは聞いて納得のうえで契約を決めて、ご家族にとって安心してお参りができる納骨堂に出会っていただくことを願っています。
青山霊廟管理事務所の気のいいおじさん。納骨堂の掃除から相談、納骨後の葬儀・供養、おひとりさまの介護施設・死後事務委任のことまでトータルに支援。03-6804-2870(年中無休(年末年始を除く)・9時~17時)
エンパーク内の記事を商業目的で盗作、盗用、引用することは固く断りします。
エンパーク内の記事は供養業界で相談業務や現場経験のある編集部が一般の方にむけて正確な情報をお伝えすべく、経験やリサーチ、取材をおこなったうえで執筆が本業ではない人間もいる中、読者に知ってほしい情報をわかり易く伝えようと奮闘しながら心をこめて書いています。
2012年から運営してきたこのサイトの記事は心無い盗用や盗作にあい、あまつさえ間違った情報が混ざり、改ざんされていることもあります。非常にやるせない気持ちになります。
検索エンジンを向いた記事ではなく、記事に関わる業界、消費者にとっての善意で記事を創っていただくことを願っています。
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ライター・レポーター
実務家ファイナンシャルプランナー
ライター・ディレクター
家の建築・リノベーションの専門家
地味に忙しい幸運体質の編集人
大人のためのbetterlifeマガジン
解体に関する記事の監修者