納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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おひとりさまとは同居する人がいない状態のことをいいます。
おひとりさまになる理由は、生涯独身の人や、死別・離別などさまざまです。ひとり暮らしをする65歳以上のおひとりさまも増えています。
2015年の国勢調査によると生涯未婚率(50歳までに結婚したことがない人の割合)は男性23%、女性14%にのぼり、今後さらにおひとりさまは増加すると予想されます。
現役時代は子どもの教育費や生活費などの心配がなく、お金や時間を自由に使えるというメリットがある一方、病気や介護が必要になった際に身の回りの世話をしてくれる人がいない、もしものことがあった際に喪主の役割を担ってくれる人がいない、という心配もつきまといます。
高齢であるほど、女性は経済的不安が強く、男性は経済的不安だけでなく社会からの孤立、生活能力の無さなどより深刻な問題を抱えています。
核家族化や地域コミュニティの希薄化といった暮らしの変容。1家庭における所得の低下や保育園不足に教育費の高騰など子供が育てにくいなどの社会にあって、結婚の必要性も変わってきている中、ひとりで生きていくことを選択する人が増えているのは不思議なことではありません。
しかし、おひとりさまとして今の日本で生きていくには健康でない状態になった場合のケアや対応に不安が募ります。
このため、介護保険や在宅医療、成年後見制度、行政のサービスなどの情報収集をして知識を得ておくこともいざという時に役立ちます。
老後の収入、生活費を把握し、どれだけの貯蓄が必要になってくるかの試算も大切です。身内がいない場合、遺産は国庫に帰属します。お世話になった人に相続してほしい、団体に寄付をしたい、という場合は遺言書の作成をしておくとよいでしょう。
終のすみかについても考えておく必要があります。在宅医療を受けながら自宅で過ごす、高齢者向け住宅や老人ホームに入居するなど選択肢があります。
しかし、サービス付き高齢者住宅に要介護の人は入れない、有料老人ホームは高額な費用がかかる、低料金の特別養護老人ホームは入居待ちが多い、医療費抑制のため病院に長期入院はできない、重い病気や認知症を抱えたまま一人で生活していくのは困難といったように、1つ1つの選択肢にはなにかしらクリアする必要のある課題もあります。
また、おひとりさまが集まるシェアハウス(1つの家を複数の人間で共有して暮らす)の存在も注目されつつあります。
イメージとしては昔の長屋が近いかもしれません。1人1人のプライベートをまもった部屋はありつつも、食堂やお風呂、トイレなどは共用な場合が多いです。管理人や管理会社が存在し、掃除や買い出しは管理側でおこなってくれます。また、シェアハウス付きの看護師や医師、介護師がいる場合もあります。
このほか、葬儀やお墓、供養の手続きも死後事務委任契約を専門家(士業)などと結んでおくことで、万が一のことがおこっても行政や遠縁の親戚に迷惑をかけずに最期を迎えることができます。最期を迎える場所としては地域の民家でアットホームな雰囲気の中、人生の最期を迎えられるホームホスピスも近年注目を集めています。
世帯としてはおひとりさまであっても、地域や社会とつながり、心豊かに過ごし、最期を迎えていける社会でありたいものですね。
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地味に忙しい幸運体質の編集人
ライター・レポーター
お金に関する記事の監修者
大人のためのbetterlifeマガジン
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ライター・ディレクター
家の建築・リノベーションの専門家
実務家ファイナンシャルプランナー