納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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医師からご家族や大切な方が余命宣告を受けると現実を受け止められないのも無理はありません。相談員もがんや心筋梗塞などで親族を看取った経験があるためご家族のお気持ちを察するにあまりあります。
余命宣告はあくまで「宣告」であって「絶対にその時期に最後を迎える」というものではありませんから、回復する希望を捨てずにいつつも、もしもの時に向けて家族や大切な方とどのように時間を過ごすのか?を改めて話し合う機会にすることが大切です。
また、厚生労働省が推奨している「人生会議」という取り組みがあるように、「入院になったらどんなふうに過ごしたいか?」「延命治療はどうするのか?」「家族として何ができるのか?」などを医師のアドバイスを受けながら家族で話し合っていく事が重要です。
ただ、余命宣告を受けた方との関係性や親族の年齢によっては具体的に「もしものことを考える」のは難しい場合もあります。
そんなときは、周囲の人間、例えばお子様や兄弟、おひとりさまであればご友人や甥姪の方などが少しづつもしもに向けた確認・備えをしておくのが現実的です。
(1)余命宣告をうけたことを本人に伝えるのか?
(2)余命宣告をうけたことを誰に伝えるのか?
(3)入院になったら誰がどのようにつきそうのか?
(4)入院費用は大丈夫か?(医療保険は?限度額適用認定証の申請は誰が?現金は?)
(5)余命までの時間でなにをするのか?(延命治療は?本人の希望は?家族の希望は?)<
(6)本人が亡くなった後は?(葬儀費用は?葬儀社は?お墓は?相続は?家は?)
(7)残された家族のありかたは?(配偶者が1人暮らしになる場合は?近居?)
(1)~(5)については家族間での話し合い、主治医(必要であればセカンドオピニオンにも)への相談を重ねてどうしていくのか?を検討することでメインで看病をする人の負担、家族の負担が軽減されます。
(6)~(7)については喪主としてのの役割が主にはなりますが、まったくあても備えもない中で万が一があると相当な精神的負担、肉体的負担が重なります。
葬儀1つとっても、
・葬儀社を数時間~半日以内に決定しなければいけない(病院から早急な退室を求められるため)
・喪主の精神状態によっては葬儀の打ち合わせができない。数日に渡る可能性も(しかも1度の打ち合わせが数時間になる)
・親族や関係者への連絡が煩雑で電話をかけっぱなしになる(連絡先がわからない・・・などで混乱)
など、事前に備えをしていない都心部のご家族に残念ながらよく見られる光景です。
精神的にも肉体的にも疲労がかさなっている中に不慣れなことを決めていくストレスはかなりものです。
その中で、「自分は良い選択ができた」と思う方はめったにいません。
ただでさえ、大切な人を亡くすというのは本人が自覚している以上にグリーフ(悲嘆)を抱えます。
そういった逼迫した状況でできるだけ、余計なストレスを抱えずに大切な方とのお別れの時間にできるだけ集中するためにも、事前に自分たちにあった備えをしておくことで万が一の自分自身や家族の負担を軽減できます。
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家族のこと
ライター・ディレクター
家の建築・リノベーションの専門家
地味に忙しい幸運体質の編集人
実務家ファイナンシャルプランナー
お金に関する記事の監修者
ライター・レポーター
解体に関する記事の監修者
大人のためのbetterlifeマガジン