突然、入院することになったら、何を準備すればいい?【便利な準備リスト付き】

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核家族化、高齢世帯・単身世帯の増加など、この十数年のうちに日本の家族構成の人数は減少の一途をたどっています。都市部などでは、親子三代の大家族で生活しているご家庭にお会いすることは本当に少ないと感じます。

そんな時世の中でコロナ禍もあり、家族や地域での関わりが希薄になっている現実を、自分のこととして考え、不安になった人も多いのではないでしょうか。

「もし私が病気になって入院したらどうなるのだろう…」「一人暮らしの場合はどうすればいいのか…」「万が一、余命宣告を受けたら…」など、これからの暮らしのことを考えた人も多いと思います。

そこで、あなたが入院することになったら、まずどうすれば良いのか、何を準備したら良いのか等をわかりやすくご紹介します。これからの人生計画の参考にしてみてくださいね。

入院患者

入院することを知らせよう

診断を受けて入院が必要な場合、ほとんどのお医者さんは「なるべく早く」「早急に」と言われると思います。症状が思わしくない場合であれば、そのまま即検査・入院という緊急性を要する時もあります。

入院することが決まったら、担当医や病院の指示に従いつつ、まずは入院詳細や日程を各所に知らせましょう。家族・友人・学校・職場・親戚・近所の方など、連絡しなければならない場所にはきちんと報告することをオススメします。

隠したり嘘をついたりしても、逆に迷惑をかけてしまうことが多いため、正直に協力をお願いするほうがよいでしょう。

健康な時に報告リストを作成しておこう

入院となれば、誰しも落ち着きをなくして動揺してしまうと思います。準備期間があり、考える時間がある場合ならよいですが、すぐに長期入院となれば、本人だけではどうにもならない状態に陥ります。

必要な手続きや物品は後ほど記載しますが、まずは「自分が入院することになったら誰に連絡するか」という報告リストを作成しておくことが大切です。

万が一、大きな怪我や事故に遭遇して動けなくなり、自分で連絡できない場合にも、誰かに託すことも可能ですし、入院の手続きも代わりにしてもらえるかもしれません。

「自分には万が一は無い」「一人で何でもできる」と思わず、緊急時の報告リストを作成してみましょう。

誰に付き添ってもらうのか

誰に頼るか、付き添ってもらうかということはとても大切です。同居する家族がいれば問題ありませんが、単身者や一人暮らしの場合などは、急な入院が必要になった場合、どう対処するのかを考えておく必要があります。

入院後、病院や怪我をした本人は病院の外へ出られない場合がほとんどです。「お金を下ろすために銀行へ」「身分証明書や保険証を家にとりに帰りたい」など、大切な手続きも自分一人だけではできないこともあります。

また、準備万端で入院したとしても、入院後にはさまざまな必要なものが発生します。家族や頼れる知人・友人に差し入れてもらわなければならないことも多々あります。長期入院が必要な重い病だったり、手術を受ける場合などはなおさらです。

入院生活がはじまる場合に考えておきたい家族のこと、面会の頻度など、当事者になって慌てないように、日頃からできるだけ準備をしておきましょう。

実際に入院準備をしよう

入院生活に必要なアイテム・あると便利な入院グッズなどをご紹介します。

(1)入院時に用意する物リスト

□入院手続きに必要なもの
 →健康保険証、高額療養費限度額認定証などの証明書、診察券
□紹介状(あれば)
□同意書(必要な場合)
□現金、キャッシュレスカード、アプリの用意(病院内での買い物用)
□筆記用具
□印鑑 など
※入院する病院・施設によって異なります

(2)入院生活に必要な物リスト

□スポーツバックまたはキャリーケース(小)
 →入院グッズをまとめて入れる用
□肌着(入院の日数分)
 →交換できる場合は数枚。洗濯・クリーニングサービスの有無もチェック
□パジャマ
 →前開きの動きやすいもの。伸縮性のある生地。
 →病院内は冷暖房完備なので、薄すぎず厚すぎない生地を選ぶ
□羽織るもの・パーカーなど
 →病院内は冷暖房完備なので、調節できるように
□洗面セット
 →歯ブラシ・歯磨き粉・うがい用コップなど
□食事グッズ
 →お箸・スプーン・フォーク・割れにくい取っ手付きのコップなど
□お風呂セット
 →シャンプーリンス・ボディソープなど。
 →病室内の収納スペースは限られているため、旅行用の小さいものがベスト
□スキンケア用品・化粧品
 →男性は髭剃り用品など
□テッシュボックス・ウェットティッシュ
 →食事などの汚れにもウェットティッシュは重宝
□タオル・スポーツタオル・バスタオル
 →病院から数とサイズの指定がある場合が多い。
 →スポーツタオルは枕カバーとしても使えます
□スリッパ・履物
 →トイレや検査など、意外と移動が多いため脱ぎ履きしやすく歩きやすいもの
 →スリッポンやクロックス系など

アメニティ

(3)入院生活にあったら便利な物リスト

□テレビ用イヤホン
 →できればケーブルが長く、寝ながらつけられるもの
□スマートフォン・タブレット・ラジオ・音楽プレイヤー
□各種充電器・ACアダプター
□クリアファイル、透明ケース
 →病院から渡される書類などをまとめるのに便利。診察券や薬の保管にも使える
□ノート・ボールペンなどの筆記用具
 →いろんなことをメモしておくため
□S字フック
 →テレビボードやヘッドボードに袋やカバンをかけられて便利
□小さな間接照明ライト・読書灯
 →病院の消灯は早いため、範囲の狭い読書灯があると便利
□お茶やコーヒーなどのインスタント飲料
□小さなカゴ
 →メガネや筆記用具、歯ブラシセットなど細々したものをまとめる
□食事の1品
 →ふりかけ・梅干し・お茶漬けなど。病院へ要確認
□ポリ袋・レジ袋
 →差し入れや食べ物、小物、ゴミを入れるのに便利

入院生活で気をつけたいこと


家族や付添人の負担は?

病状や状態で異なりますが、入院する当の本人は、入院生活が始まれば患者さんとしてお医者さんに委ねる生活となります。しかし家族や付添人は、入院生活の補助や面会など思わぬ負担が増え、心労が重なってしまうことも。

家族や付添人の気持ちや健康もちゃんとケアしたいですよね。心配してくれる気持ちを受け取りながらも、お互いに無理のない入院生活を送るための決まりなどを作ってみてはいかがでしょう。

きまりといっても堅苦しいことではなく、面会時間を希望で決める、面会は体調の良い時だけ、お願いしたもの以外は手土産はいらない…など、負担にならない約束をつくると気持ちが軽くなります。

家族や付添人も第二の患者と言われています。病気入院に付き添うことが辛い・大変と感じたら、少し時間を置いたり、気分転換したりすることも重要です。

お互いに気持ちよく入院生活を送るために、ストレスをためないように心がけましょう。

相談できる場所・コミュニティの大切さ

入院することになった、体調を崩した、手術することになった…など、体調の変化は突然やってきます。そんな時、自分はどうすれば良いのでしょう。普段から心配事を相談できる人や場所をつくっておくことが最も大切です。

健康な時には考えられないことだと思いますが、病気と向き合い戦うためには、誰かの手助け無しにはできません。もちろん一人でも可能ですが、色々な壁が立ちはだかり容易ではないと思います。

病気になって入院すると、お医者さんや看護師さんなど、さまざまな人たちが一生懸命あなたをサポートしてくれます。そこで初めて、人とのつながりの大切さ、コミュニティの必要性を感じたという人も少なくないでしょう。

現役世代の元気なうちに、相談できる人・場所・コミュニティをたくさんつくっておきましょう。

日常生活場面

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