納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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もしも親が、家族が、余命宣告をされたら…。
もしも自分が、余命宣告を受けたら…。
病気や怪我などを患い、余命宣告を受けるような状況になってしまった。そのとき自分はどんな風に感じ、何を思うのでしょう…。
これは当事者になってみなければ、決して分かり得ないことだと思います。まさか自分がこんな状態になるとは…と、誰もが深く心を痛めることでしょう。
しかし、もしもの時に「自分はどうしたいのか」という希望や想いを持っておくことは、それ以後の生活や治療に向けて、心と体の両方を支えてくれる大切な柱となります。
日本人はもともと「生老病死(しょうろうびょうし)」について語ることを避けがちです。それゆえに、ほとんどの人が、老・病・死という避けられない人生の場面になって慌てふためいてしまいます。
もしものこと、余命宣告を受けた時、やはり一人で思い悩むことはオススメできません。
信頼できる身近な人に、気持ちや希望を打ち明けて相談してみましょう。
人にとっては身近な人だからこそ相談しにくい。という方もいるでしょう。その場合は同じ境遇にある人のコミュニティや専門家と話し合うことでさまざまな意見を知り、自分がどうしたいのか?家族にどうしてほしいのか?の輪郭が見えてくることもあります。
1つ1つの選択が自分や家族、大切な人にとって良いものなのかどうか。担当の医師や信頼できる人にアドバイスを受けながら話し合っていくことが大切です。
どんな状況でも、家族や大切な人の支えは有り難いものです。かけがえのない存在である家族の余命宣告を受けると、辛く苦しい気持ちになるのは当然だと思います。
しかし、悲しみに打ちひしがれたまま、ただ時間が過ぎるのを待つようにして過ごすのか。それとも大切なご家族のため、その家族が大切に思ってくれている自分自身のため、貴重な時間を大切に過ごすのか。
回復する希望を持ちながらもどのように過ごしていくのか、できるかぎり話し合ってみてください。本当の気持ちを伝え合うことで、心の負担を分け合うことができますし、ストレスも軽減できます。
現在の日本では、世情や時代背景など様々な要因から一人で生きていくことを選択する人が多くおられます。自分らしく自由な生活を選択するという面においても、おひとりさまを選択する人が増加していることは不思議なことではありません。
しかし、健康で不自由なく過ごしている時は問題ないのですが、健康でない状態に陥った場合のケアや対応は、ひとりでは大変なことが多くあります。
何らかの事情で家族や親族と疎遠な場合、一人暮らしやおひとりさまの場合など、親しいご友人やお知り合いに、その旨を打ち明けてみてください。あるいは健康なうちに、心を許せるコミュニティ等、辛い気持ちを吐露できる場所を知っておくことも大切です。
その他にも様々な問題や不安があるでしょう。健康なうちに少しでも不安を取り除いておきたいもの。もしもの際の手続きや委任などについては、専門家に任せられるようにしておくことも良策です。自分らしく、心豊かな人生を全うするため、出来うる限りの準備をしておきましょう。
延命治療とは、回復の見込みがなかったり余命わずかであったりする患者の生命を、人工呼吸器や水分・栄養補給などによって維持し、死期を遅らせる措置を指す。(引用:倫理用語集)
進歩した医療技術により、延命治療を続ける限り肉体的には命を維持することが可能です。しかし近年は、延命治療をやめて自然死を迎えること、尊厳死を望む人もいます。
家族が、自分が、余命宣告を受けた場合、医療的なこと・治療に関すること・ターミナルケアなど終末期の選択以外の「余命までの時間をどう過ごすのか」「どのように支えていくのか」を考えることも大切です。
悔いのない最後を迎えるために、自らの心に問いかけて出来る範囲で行動してみましょう。とくに、希望や意向をよく理解してくれる医師や家族・友人のサポートを受けるためには、事前に考えておくことが重要です。
余命宣告を受けた時に「家族や親戚以外に会っておきたい人はいますか?」との問いに、即答するのはなかなか難しいそうです。しかし、じっくり考えてみるとたくさんの顔が思い浮かんでくることでしょう。体が動く限り、会っておきたいですね。
健康な時に「会いたい人リスト」をつくっておくと、伝えられない場合や動けないような場合にも、家族などが連絡して呼んでくれるかもしれません。
単独世帯やおひとりさまの場合、病気や怪我でもしもの事態になるとどうなってしまうでしょう。家族が同居していたとしても、多大な迷惑をかけてしまったり、触れられたくないプライベートな領域があったりなど、様々な事情があると思います。
最近では、フェイスブックの「追悼アカウント管理人」のように、自分の死後のSNSアカウント・デジタル遺産をどうするか決めることができるサービス等も多くなりました。それらシステムを利用した対応も検討してみましょう。
以下は一例ですが、ぜひ身の回りの確認をしてみてください。
*預貯金・不動産
*貴金属・自動車などの資産
*スマホ・パソコン・携帯
*SNS(Facebook・Twitter等)
*趣味・コレクション
*写真・学生時代アルバム
*借金・ローン負債
*相続・親族関係のこと 等
余命宣告を受けてしまったら、アレもしたかったコレもしたかったと悲観的に考えてしまうのは当然のことだと思います。あくまでも「宣告」とはいえ、医師から命の期限を伝えられるのですから無理はありません。
しかし、貴重な時間を嘆き悲しみ、やりたかったことを何一つできずに過ごしてしまうことはできれば避けたいですよね。「大切な時間を何に使おう?」「本当にやりたいことは何だろう」と、気持ちの整理がつかないままでも、出来る範囲で考え、実行していくことが生きる活力になりえます。
最近では年齢や病気に関係なく「死ぬまでにやりたいことリスト」「死ぬまでにやりたい100のこと」など、人生の「やりたいことリスト」を作っている人もいます。スマホやパソコン専用のアプリなども人気を集めていますね。
自分のやりたいことを書き出してリスト化すると、意識が変わり、案外サクサクとやりたいことが叶ってしまうそうです。やはり、希望や想いは心の中に留めておくだけでなく、具体化することが大切ですね。
これまでの人生において、後悔していることがあるとすれば解決する方法を考えてみましょう。一見、「やりたいことリスト」と重複しているように思えますが、こちらは少しニュアンスが違います。例えば、過ちとしてやってしまったことや、間違えて行動してしまったことなど、「後悔」「わだかまり」を解決して心を解き放つことを目的としています。
長い人生の中で、24時間365日を品行方正に生きていける人はそうそういません。誰しも大なり小なり、自らの心の奥底に引っかかっている「過ち」や「後悔」があると思います。その一つでも解決できれば、少しでも精神的な負担を和らげることに繋がることでしょう。
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終活・エンディングのこと
地味に忙しい幸運体質の編集人
お金に関する記事の監修者
大人のためのbetterlifeマガジン
ライター・レポーター
実務家ファイナンシャルプランナー
家の建築・リノベーションの専門家
ライター・ディレクター
解体に関する記事の監修者