「お墓・霊園」に関連する用語一覧

イスラム教

イスラム教とは、アラビアのメッカ、現在のサウジアラビアで預言者のムハンマドが創唱した宗教をいいます。ユダヤ教やキリスト教と同じ一神教で、偶像崇拝を禁止し、コーランを唯一の聖典とします。信仰は六信といわれる、唯一の神アッラー、天使、コーランの啓典、預言者、終末と来世、天命を信じることが信仰内容になっています。五行という基本的義務があり...続きを読む

柏手

柏手とは、神様を拝むとき、両手を合わせて音を立てる作法です。音を立てる際、2,4,8回と鳴らすマナーがありますが、一般の神社祭式では、2回鳴らすことが知られています。しかし伊勢神宮のように、8回鳴らすものもあります。これは八開手(やひらで)と言われています。一般的な二拝二拍手一拝などの3回以下の柏手は、短拍手、短手と呼ばれています。...続きを読む

宗教

宗教とは、神や仏といった超自然的な存在に対しての信仰や、それにかかわる営みを指す言葉です。神仏の教えを信じることで、安らぎを得たいとする心の働きのことです。英語のreligionは、ラテン語のreligioからきた言葉で、神様を崇敬し、畏怖するという意味があります。世界三大宗教は、仏教、キリスト教、イスラム教の三つです。続きを読む

仏教

仏教とは、紀元前5世紀ころ、釈迦がインドで始めた宗教です。釈迦が菩提樹の下で悟りを開き、80歳で入滅するまでに説いた教説が基本となっている宗教です。当時のバラモン教の影響下で、批判的なものとして発生したとも言われています。キリスト教、イスラム経と並び世界三大宗教の一つとされ、世界中に約5億人とも言われる教徒がいるといわれています。日...続きを読む

墓誌

墓誌とは、墓石の傍らに建てる石碑のことです。石碑には、亡くなった人の名前、戒名や法名、亡くなった日付(享年・行年)などを彫刻します。墓誌を見ると家族や親族がわかり、先祖のつながりもわかるため、一族の歴史を伝える役割にもなります。比較的広い墓所を持つ、何代も続く大きな家族に人気の出てきた、墓石の付属品としては新しい部類に入るものです。...続きを読む

寺院

寺院とは、宗教活動の中心となる建物や場所をさします。イスラム教やキリスト教などにおける礼拝施設とその敷地を指す言葉であると同時に、仏教における寺とその境内を表す言葉です。仏像が安置され、僧侶が住み、修行する場所でもあります。続きを読む

納骨

納骨とは、お骨の入った骨壷をお墓の中に収めることを言います。地方や宗教によっても違いがありますが、四十九日法要の後にお坊さんと一緒にお墓に行き、その中に骨壷を納めてお経を唱えてもらう場合などがみられます。葬儀後の法要としては、初七日を葬儀当日に繰り上げ初七日として行うケースも増えてきましたが、本来は亡くなってから7日毎に法要が行われ...続きを読む

信徒

信徒とは、何かの信仰を持ち、その宗教を信じ、また教団や寺院などに属している人を指す言葉です。ひとつの宗教の信者である人という意味があります。信徒は、実際にその宗教、宗派に属するために儀式を受けたりする必要のある場合と、宗教組織の名簿に名前が載っているだけというような場合もあります。特定の宗教では、親が信仰している宗教が、生まれた子ど...続きを読む

檀家制度

檀家制度は、江戸時代の寺請制度がその始まりと言われています。檀家が、特定の寺院に所属して、葬祭供養一切をその寺院に任せる代わりに、布施として経済支援を行うことが檀家制度です。江戸時代は、宗旨人別帳などと呼ばれる戸籍台帳のようなものを寺院が作成管理していました。これには檀家の家族、奉公人、出入りの行商人などのすべての項目があり、名前、...続きを読む

檀家

檀家とは、特定の寺に所属して寺を支援する家のことを指します。「ダーナパティ」というサンスクリット語から来た言葉で「寺や僧を援助する庇護者」という意味があります。檀家が、葬祭供養一切をその寺院に任せる代わりに、布施として経済支援を行うことが檀家制度です。鎌倉時代から使われ出した言葉で、室町時代の末期頃から自然と檀家関係ができたといわれ...続きを読む

塔婆料

塔婆料とは、卒塔婆に梵字や経文を書いてもらった寺院や僧侶に支払う代金のことです。一般にお布施と違って、寺院により塔婆一枚の価格が決まっているので、お布施とは別に包むようにします。塔婆一枚につきいくらと決まっている場合が多いので、寺院に確認を取ることがよいでしょう。続きを読む

塔婆供養

塔婆供養は、卒塔婆(板塔婆)を回忌供養・回忌法要やお彼岸・彼岸法要、初盆・お盆などの時期に、お墓の後ろに立てることをいいます。塔婆は、釈迦の遺骨を分骨して、塔を建てて供養したのが、その始まりと言われています。五重塔から五輪塔に変わり、五輪塔を簡略化したものが現在のような板塔婆です。板塔婆は人間の形をかたどっているといわれ、上から順に...続きを読む

しのび手

しのび手とは、音をたてないように打つ拍手のことです。神社に参拝する時に音をたてて行う柏手(かしわで)に対して、神道の葬儀では音を立てない「しのび手」を用います。神式の葬儀では玉串奉奠のあとに、祭壇に向かって「二礼・二拍手・一礼」をします。この際の二拍手は、右手の親指以外の四本の指で左の掌を音を立てないようにそっと打ちます。神道の葬祭...続きを読む

榊とは小さい白い花がつく、ツバキ科の常緑樹です。神道では、神棚や祭壇に、榊の枝の部分をお供えをします。神棚では榊立てに立てて、毎月1日と15日に新しいものに取り換えて飾ります。また、家庭内のお祝い事や、正月、お祭りなどの時にも、新しい榊とお供え物をして、お参りするようにします。神事に用いられる植物という意味で、榊という漢字になったと...続きを読む

プロテスタント

プロテスタントは、マルティン・ルターの宗教改革から成立したキリスト教の宗派の総称です。キリスト教には、プロテスタント、カトリック、キリスト正教の大きく分けて3つがあるといわれています。プロテスタントは、ミサを礼拝、聖職者は司祭、司教と呼び、多くの教会が福音主義を説いています。聖書中心主義で、聖書の解釈自体は個々の良心に任せるというの...続きを読む

カトリック

カトリックは、公同、普遍、普公という意味を持つ言葉で、キリスト教の概念のひとつです。カトリック教会の信徒という意味でも用いられています。日本においては、フランシスコ・ザビエルが最初に広めたとされています。一般的にカトリック教徒は、ローマ教皇からなる聖職位階制度があります。神父という言葉は、カトリック教会における司祭を表す言葉です。プ...続きを読む

キリスト教

キリスト教は仏教、イスラム教とともに、世界三大宗教に数えられます。イエス・キリストを救済者として信仰し、神の愛と赦し(ゆるし)を説く宗教です。旧約聖書と新約聖書におけるイエスの人格と教えをもとにした宗教です。日本にキリスト教が最初に伝わったのは諸説あるものの、史実としてはっきりしているのは、1549年のフランシスコ・ザビエルらによる...続きを読む

梵字

梵字とは、インドで使われているブラーフミー文字の漢訳名といわれています。インドから仏教と共に中国から日本に伝来し、密教とのかかわり合いで神秘化された文字として使われたものです。また、サンスクリット語を表記するための文字とも言われています。梵字は、インドに紙がなかったためその多くは貝葉(椰子などの植物の葉を加工したもの)に書かれた文献...続きを読む

供養塔

供養塔とは、死者や祖先の供養のために建てる石塔の事をいいます。また「供養のための会」を行ったという印の意味でも建てられることもあります。供養塔には五輪塔や宝篋印塔(ほうきょういんとう)、多宝塔、無縫塔などといった様々な形があり、平安時代末期ごろからはじまったとされており、供養のために石で造られています。戦で命を失った者たちや、天災、...続きを読む

仮埋葬

仮埋葬とは、正式に遺骨を墓地などに納骨するまでの間、仮の処置として一時的に埋葬しておくことです。仮埋葬の始まりは土葬(仮に遺体を土の中に埋めていくこと)からきていると言われています。一時的に仮埋葬として土葬された遺体は後に、掘り起こして洗骨または火葬されて、正式な埋葬地、墓へ納骨するなどの対応が行われます。続きを読む

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