無縁塔
無縁塔とは、供養してくれる親戚縁者のいなくなったお墓を、塔として一か所に集めてお参りができるようにしたものです。墓地の管理者は、無縁墓の可能性のある墓地が認められた場合、墓地の使用権を持っている縁故者に対して、1年以内に申し出るようにという内容を、官報に記載し、同内容の立札を墓地内に建てます。1年経っても名乗り出るものがいなければ、...続きを読む
無縁塔とは、供養してくれる親戚縁者のいなくなったお墓を、塔として一か所に集めてお参りができるようにしたものです。墓地の管理者は、無縁墓の可能性のある墓地が認められた場合、墓地の使用権を持っている縁故者に対して、1年以内に申し出るようにという内容を、官報に記載し、同内容の立札を墓地内に建てます。1年経っても名乗り出るものがいなければ、...続きを読む
宮型霊柩車とは、棺を乗せる車の後部が、神社や寺院の建物にみられるような宮殿に似た形になった霊柩車です。檜を使った白木のものを関西型、漆塗りのものを名古屋型と言い、黒壇を使ったものもあります。車両後部の棺を納める部分の内装は、極楽浄土が描かれていたり、木彫りで蓮の花があしらわれていたりと、凝った装飾が施されています。宮型霊柩車は、キャ...続きを読む
町屋斎場は、東京23区内に8か所のみ存在する、火葬場が併設された総合斎場の一つです。火葬炉12基、式場10室、休憩室15室、控室10室という三階建ての大型斎場で、宗派を問わずに使用することが可能です。斎場内に霊安室があるため、自宅で故人を引き取れない場合でも、直接町屋斎場へ搬送することが可能です。また、火葬のみを利用することもできる...続きを読む
本葬とは、あらかじめ密葬で身内だけで葬儀を終えた後に、大規模な葬儀を改めて行うことをいいます。社葬や団体葬など大勢の参列者を見込んだ葬儀や告別式をさします。社葬などの大規模な葬儀は準備に時間がかかるため、あらかじめ密葬の形で近しい親族のみで葬儀を終えた後に、日を改めて一般の参列者を招いた、大きな告別式が行われる際に使われる言葉です。...続きを読む
芳名板とは、供花を生花で贈るのではなく、一律の金額を支払うことで、喪家が葬儀に使う生花代の足しにするという合理的な供花方法で用いられます。供花した人の名前は、別途板状のものに書いて、斎場の入り口などに掲示されます。これが芳名板と呼ばれるものです。生花祭壇の場合は、供花は芳名板として金額で受け取って、生花祭壇全体にかかった金額から、集...続きを読む
線香とは、仏事の際に、仏前で焚かれる線のように細いお香のことです。白檀(びゃくだん)、丁子(ちょうじ)などの香料を、松脂などで固めて作った匂い線香と、杉の葉を乾燥させて粉末にして、ノリで練って作った杉線香があります。線香は、邪気を払い、仏前を清めるもので、心を落ち着かせて先祖供養をする際に必要なものです。部屋の隅々を満たす香りは、仏...続きを読む
止め焼香とは、主に関西地方や、大阪地方、西日本などでみられる焼香の形式です。葬儀の際、焼香の順番で揉めると、その後の親戚の付き合いや、商売上の取引に影響が出ることがあります。無用な争いを避けるために、あらかじめ焼香の順序を決めておいて、最後に比較的故人に近い立場の親戚が、止め焼香を行います。一般的には故人の兄弟・姉妹やその配偶者、喪...続きを読む
当日返しは、返礼品を通夜や葬儀の当日に、受付で渡す香典返しの返礼品のことをいいます。会葬返礼品のように、参列者の全員に渡す返礼品は、当日に礼状を添えて渡すことが一般的ですが、最近では、本来は四十九日の忌明けを待ってお返しする香典返しも、通夜や告別式当日に一緒に行うこともみられています。会葬返礼品を用意し、香典返しの当日返しの品と合わ...続きを読む
返礼品とは、通夜や葬儀に参列してくれた人へ、お礼状をつけて渡す品物のことです。会葬返礼品は、香典をいただいていない場合でも、弔問客の全員に渡します。香典返しは香典をいただいた方に返礼品を送ります。当日、葬儀の会場で渡すケースと、忌明けに送るケースとがあります。通夜に一般会葬者にも料理を振る舞う(通夜振る舞い)地域では、通夜に弔問して...続きを読む
臨終とは、人が亡くなるまぎわのことをさします。死に臨むことをいいます。一般的には息を引き取る時にも使われる言葉です。危篤になると、病床に家族が集まり最後の対面をします。臨終の間際には、割りばしの先に脱脂綿を巻き付けたものなどを使って、唇を湿らせてあげることで、故人に末期の水を取ります。末期の水には死者との別れの意味が込められています。続きを読む
食い別れは、出棺の際に参列者に出される一善飯のことを言います。近年では、葬儀に先立って行なわれるケースも多いといいます。これを非時とも呼びます。食い別れは、故人が旅立つ前に、参列者の全員と共に会食するという考えから始まった習慣ともいえます。そのため、故人にも食事が用意されます。食い別れでは、近所に味噌、野菜、ごはんなどを配る、丸いお...続きを読む
戒名料とは、僧侶に戒名をつけてもらった代わりに支払うお金のことをさします。一方、戒名はお金で買うものでないということから「戒名料」という言葉自体を用いることを避けるべきという考え方や、戒名料という言葉は用いず、お布施に含むという考え方もあります。戒名は本来、生前に修行を行って得るものといわれています。しかし一般的には、故人が亡くなっ...続きを読む
香典返しとは、忌明け法要(四十九日)が終了後、法要が無事に終わったという報告を兼ねたお礼のことをいいます。香典返しを行うタイミングは、忌明け当日から一ヶ月以内が妥当とされ、挨拶状を添えてお渡しします。仏式の場合は「(忌明)志」神式の場合は「偲草または志」と表書きし、結び切りの水引をかけます。キリスト教式の場合、水引はかけません。水引...続きを読む
空輸とは、ご逝去先から目的地(ご自宅・斎場など)へ空路を通じご遺体を搬送することを言います。空港までは陸路で搬送を行ないます。また国内搬送だけでなく、旅先でご逝去された場合など海外から搬送するケースもあります。空輸の際ご遺体は柩に納め、さらにその棺を専用コンテナに入れて搬送します。続きを読む
忌中札とは、忌中であることを周りに知って頂くために貼り出す札のことを言います。現代では忌中札=不幸があったと告知するために用いりますが、死を穢れとして扱っていた時代では「穢れを他に及ぼさないよう、家に篭っています」と知らせるために用いられていました。忌中札は半紙中央に「忌中」と書き、その周りを黒枠で囲い門または玄関に貼り出します。今...続きを読む
会葬礼状とは、葬儀や告別式に参列してくれた方へ出すお礼状です。地域性や、葬儀の規模にもよりますが、現在では葬儀の受付で清めの塩や、ハンカチなどの会葬御礼品と一緒に、会葬礼状をセットにして手渡すことが一般的になっています。社葬や比較的大きな葬儀では、葬儀後にあらためて会葬礼状を送付する場合もあります。続きを読む
会葬者とは、葬儀に参列する人の中でも、遺族側ではなく、弔問に訪れた人をさす言葉です。通夜には通知を受けたらできるだけ出席するようにしたいものです。あまり親しい間柄でもない場合は、玄関で弔辞を述べ、名刺などを置いてそのまま辞去します。また、事前に電話などで場所や日時を確認する際に、家族葬なのでという風に、弔問を辞退されることもあります...続きを読む
案内看板とは、葬儀において設置する道案内の看板のことです。駅や幹線道路沿いに、葬儀会場の方向へ矢印と共に「○○家葬儀式場」や「故○○○儀葬儀会場」などと書いて設置し、会葬者を誘導する役割があります。一般的には葬儀社が準備をしてくれます。斎場や葬儀式場によっては、近隣住民との取り決めで案内看板を出さないと決めているところもあります。続きを読む
生活保護の葬儀とは、故人が生活保護を受けていた場合で、身よりのある人が葬儀代金を支払えない時には、行政の葬祭扶助を利用して行う葬儀のことをさします。生活保護の葬儀は、各自治体の規定の範囲内で執り行う、質素で小規模な葬儀ということになります。葬祭扶助の金額は自治体によって少し変動がありますが、20万円前後の自治体が多いようです。20万...続きを読む
逆さ事とは、葬儀に関係するものごとを行う際に、通常とは逆の方法で行うことを言います。亡くなった人に着せる死装束は、着物を左前にあわせて着せたり、枕もとの屏風をさかさまに立てて飾ることなどは良く知られています。足袋を左右逆にはかせる、洋服を寝具にかけるときには、裾にあたる方を頭の方に、襟にあたる部分は足元へという風に、左前に着せる和服...続きを読む
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
【PR】不安定な世情の中、終末期について意識させられ、ご不安に思われる方も増えてきています。 エンパークでは、こんな世情だからこそ、心配されている方が増えている「葬儀・...
[PR] 葬儀を終えて納骨先を探そうと調べてみると、想像以上に選択肢が多くて悩むことも少なくありません。 墓地や霊園だけでなく、屋内の納骨堂や永代供養墓、樹木...
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大人のためのbetterlifeマガジン
地味に忙しい幸運体質の編集人
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