「葬儀・葬式」に関連する用語一覧

守秘義務

守秘義務とは、業務で知りえた秘密は、口外しないという義務で、一般的には、弁護士、医療関係者、公務員などが負う義務ですが、葬儀社にも同様に、秘密を守る義務が課せられています。会社で重要な人物が急逝した場合は、会社にとっては大きな危機でもあり、事前に情報を漏えいされては社外的に影響が出てくるケースがあります。また、一般葬であっても葬儀社...続きを読む

社葬規定

社葬規定とは、社葬のコストを経費計上するために、社内で議事録を作成する必要がありますが、その際の手引きをあらかじめまとめたものをいいます。議事録を作り、詳細を文章化していくために、取締役会規定の内規のようにして、あらかじめ準備しておくのが社葬規定ということになります。社葬規定が準備されていれば、取締役会では認証していくだけの作業にな...続きを読む

十字架

十字架とは、イエスキリストが磔刑にされたことから、キリスト教の象徴とする十字形のものです。贖罪の犠牲になったキリストの苦難、人類救済のための自己犠牲、罪や死に対する勝利、愛などのシンボルとして、礼拝の対象となっています。立体のものを十字架、平面に書かれたものを十字と呼んでいます。続きを読む

賛美歌

賛美歌とは、キリスト教の神や聖人をたたえた賛美の歌です。一般民衆が歌うために作られた歌で、信仰を励ます歌です。礼拝や集会などで一斉に歌うことが多いものです。プロテスタントを中心に、西方教会で歌われるものを指します。これに対してカトリック特定の典礼歌は、賛歌と呼ばれています。祈?書にある祈りの言葉を音楽的に詠むものです。続きを読む

イスラム教

イスラム教とは、アラビアのメッカ、現在のサウジアラビアで預言者のムハンマドが創唱した宗教をいいます。ユダヤ教やキリスト教と同じ一神教で、偶像崇拝を禁止し、コーランを唯一の聖典とします。信仰は六信といわれる、唯一の神アッラー、天使、コーランの啓典、預言者、終末と来世、天命を信じることが信仰内容になっています。五行という基本的義務があり...続きを読む

聖書

聖書とは、ユダヤ教やキリスト教の聖典で、旧約聖書と新約聖書の総称です。ユダヤ教徒にとっては、旧約聖書が唯一の聖典となりますが、キリスト教徒は双方を聖典としています。旧約聖書は部分的にヘブライ語やアラム語で書かれています。新約聖書の一部はギリシャ語で書かれています。聖書は古代イスラエル民族と原始キリスト教との歴史の流れの中、一人の登場...続きを読む

柏手

柏手とは、神様を拝むとき、両手を合わせて音を立てる作法です。音を立てる際、2,4,8回と鳴らすマナーがありますが、一般の神社祭式では、2回鳴らすことが知られています。しかし伊勢神宮のように、8回鳴らすものもあります。これは八開手(やひらで)と言われています。一般的な二拝二拍手一拝などの3回以下の柏手は、短拍手、短手と呼ばれています。...続きを読む

宗教

宗教とは、神や仏といった超自然的な存在に対しての信仰や、それにかかわる営みを指す言葉です。神仏の教えを信じることで、安らぎを得たいとする心の働きのことです。英語のreligionは、ラテン語のreligioからきた言葉で、神様を崇敬し、畏怖するという意味があります。世界三大宗教は、仏教、キリスト教、イスラム教の三つです。続きを読む

仏教

仏教とは、紀元前5世紀ころ、釈迦がインドで始めた宗教です。釈迦が菩提樹の下で悟りを開き、80歳で入滅するまでに説いた教説が基本となっている宗教です。当時のバラモン教の影響下で、批判的なものとして発生したとも言われています。キリスト教、イスラム経と並び世界三大宗教の一つとされ、世界中に約5億人とも言われる教徒がいるといわれています。日...続きを読む

悲嘆

悲嘆は、英語のグリーフにあたる言葉です。人の死を通じて人間が感じる感情のひとつです。この悲しみを乗り越えていく作業をグリーフワークといいます。人は身近な人を失うと、程度はさまざまでも、必ずこの悲嘆の時期をプロセスを追って体験します。死を通じて悲嘆を感じる場合には、二つの死があるといいます。一つは自分の死(死期を迎えることへの悲嘆)で...続きを読む

搬送

搬送とは、病院で亡くなった故人を、病院から自宅へ、あるいは斎場へ、葬儀の会場へ、移動させることをいいます。病院で臨終を迎えた時に、搬送を任せる業者の選択は重要です。臨終を迎え、気が動転している中、病院から紹介を受けた葬儀社に遺体の運搬を任せる方も多く、そのまま、実際の葬儀も依頼するという方も少なくありません。しかし、葬儀の見積りや搬...続きを読む

花環

花環とは、葬儀など弔事用に使用するものは、白と黒を基調にしたものを用います。花環の下の部分に贈り主の名前が記載されて、葬儀の会場に飾り付けられます。花環を贈るさいには、二本で一対の形で贈るところもあります。花環の料金には、送料、設置、撤退の作業の料金が含まれているのが一般的です。会場によっては設置できないところや、設置するために別途...続きを読む

野焼き

野焼きとは火葬場や斎場がなかったころ、町はずれの野原で遺体を火葬した習慣のことです。野焼きは昭和後半になっても、火葬場へのアクセスの悪いところでは行われていたといいます。今でも屋外の野焼き場が残っている地域もあります。続きを読む

全収骨

全収骨とは、関東地域や北海道など東日本の広い地域で見られる収骨の方法で、すべての遺骨を骨壷に収めて拾骨することを言います。これに対して、関西地域など西日本では、のど仏など主要なお骨を少しだけ収骨するため「部分収骨」と呼ばれます。この全収骨と部分収骨の境目にあたる愛知県など一部の地域では、同地域内でも収骨方法が二分するなどもあるようで...続きを読む

部分収骨

部分収骨とは、関西圏や西日本などで広く見られる収骨の方法で、火葬場(斎場)での骨上げの際、、のど仏や歯骨などの一部の骨だけを拾って収骨することです。また、胴や歯骨を分けて収骨する地方もあります。足から頭にかけて収骨する際、少しずつ拾うようにするといいます。残った骨に関しては、火葬場側で供養するということになっています。そのため、関西...続きを読む

寿命

寿命とは、生物の命とその長さのことで、生まれてから死に至るまでの時間をいいます。あらかじめ、決まっていたかのように仮定した命の長さも寿命と呼びます。若くして亡くなることを夭折(ようせつ)といいますが、長生きをして、老衰で亡くなることは、寿命といいます。天寿を全うしたなどともいいます。生まれてきた使命を果たし、命が尽きることをいいます...続きを読む

宰領

宰領とは、火葬場で案内をしたり、火葬の立会をしたりする役割の人です。大型の火葬場では、一日に20件、30件という件数の火葬が行われていることも少なくありません。たくさんの控室があり、来場する人は全員が喪服姿です。道がわからなくなることや、乗る予定のマイクロバスがどれだかわからなくなることもあります。火葬場には、案内スタッフが常設して...続きを読む

国葬

国葬は国に功労があった人が亡くなった際に、国家儀式として行われる葬儀のことをいいます。国費を使って行う葬儀です。戦前には勅令として行われていたものの、大正15年に国葬令が公布され、主に皇族や国家に功績をのこした臣下について、天皇の特旨として行われていました。元首相、左右大臣、太政大臣、旧薩長藩主、王皇族などがその対象となっていました...続きを読む

お悔やみ欄

お悔やみ欄とは、新聞などに掲載される、故人の名前、逝去日、年齢、住所、通夜・葬儀日程、喪主名などの情報で、有料掲載の場合と、無料で掲載される場合があります。お悔やみ広告のように、黒枠で囲んだ葬儀の広告は有料広告ですが、新聞社が記事として作成する死亡記事は、広告料金は必要ありません。死亡記事に関しては、掲載の有無は新聞社が判断するもの...続きを読む

認定死亡

認定死亡とは、災害や事故が起こり、死体が確認できないため生死が不明のままの人を、亡くなったものと推定し、法律上は死亡したものとして扱うことをいいます。水難や火災、飛行機事故など、状況的に死亡したとされる可能性が高く、なお遺体が見つからないケースでは、取り調べにあたった警察署長、海上保安庁などが死亡の認定を行います。認定死亡の手続きが...続きを読む

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