野焼き

  • 読み:のやき
  • 別名:屋外火葬

野焼きの意味(野焼きとは)

野焼きとは火葬場斎場がなかったころ、町はずれの野原で遺体火葬した習慣のことです。

野焼きは昭和後半になっても、火葬場へのアクセスの悪いところでは行われていたといいます。今でも屋外の野焼き場が残っている地域もあります。

野焼きの実際

薪をなどとともに、馬車で野焼きの焼き場までを運んでいました。棺は現在、用いられている寝棺(ねかん・寝た状態で安置する棺)ではなく、座棺(ざかん・座った状態で納める棺)が主流だったといいます。

焼き場はそれだけが独立した露天焼き場や、墓地の敷地の中で焼いたりと、立地条件によってさまざまです。

一般的には地面にくぼみがあり、そこに炭や薪を敷き詰めて焼きます。野焼きは夜半に始まります。

焼き番にあたる人が、完全に焼けるまで見届けると、葬家に出向いて報告します。遺族は翌朝収骨しました。

明治の初期、伝染病が流行したことなどをきっかけとして、それまでの土葬の風習をあらため、簡素な火葬場が多く作られました。

集落ごとに管理された野焼き場では、荼毘にふすということだけでなく、僧侶による供養も行われていたといいます。荼毘にふすことも葬儀の一部だったと言えるかもしれません。

関連する用語:野辺の送り 荼毘 土葬 火葬 斎場

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