収骨
- 読み:しゅうこつ
- 別名:拾骨、骨上げ
収骨の意味(収骨とは)
収骨とは、火葬が終わったあとに、遺族や近しい人たちで、骨上げをすることです。
収骨は、火葬場の係員も手伝ってくれます。焼骨が炉前に引き出されたら、お骨を拾います。
足の方から順に、頭部に向かって拾っていきます。
地方によって、全部のお骨を収納をする地域と、一部のみ拾う地域があります。(参考:関東と関西のお葬式の違い)
分骨などを考慮している場合は、前もって葬儀業者などに依頼しておき、分骨容器を用意してもらって、収骨の段階で分骨して収容します。
すべて終了すると、骨壷は箱に収められて、覆いをされ、風呂敷に包んだ状態で渡されますから、遺族はそれを受け取り、帰路につきます。

収骨の例
収骨の実際
火葬にかかる時間は、40分程度から数時間までと、状況や火葬場によって異なります。待ち時間に休憩室などを利用して、精進落としを行う場合もあります。
埋葬許可書証の説明などもありますから、確認する必要があります。
一般的に埋葬許可証には、火葬済みの押印がされたものを渡されることになります。この埋葬許可証は、お墓に納骨する際に必要になります。
お骨を受け取ったら、次の初七日の会場へ移動することになります。
収骨に関連する記事
- 地域による特色~納骨堂の始まりや収骨のちがい~地域によって納骨堂の始まりや収骨は違うのでしょうか。ある地域を例にあげてみましょう。ある地域で...
- 火葬時間と火葬中の過ごし方について告別式を終え、出棺をして火葬場に向かい、荼毘にふします。火葬を待っている間は、ご家族は「悲しい...
- 葬祭扶助のポイント・生活保護者の葬儀とは故人が生活保護を受けていた、生活保護を受けている人が葬儀をすることになった、などの場合に、国か...
- 東京都23区で葬儀を行う前に知っておきたいこと東京都23区内で葬儀を行う、となれば葬儀式場と葬儀社の多さに驚くことでしょう。費用も葬儀社や式...
- 骨壷について一般的な骨壷は、白無地タイプです。最近では、色つき、素敵な絵柄があしらわれたもの、オーダーメイ...