胴骨

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胴骨の意味(胴骨とは)

胴骨とは、喉仏を本骨と呼び、それ以外の骨を指さす言葉です。

関西地方では、火葬後のお骨上げの際に、喉仏の骨をそれ以外の骨とは別の容器に収める風習があります。

関西地方は古都である奈良・京都を控え、また多くの神社仏閣などの宗派の本山も多く存在するため、古くから遺骨を「お墓」と「本山」に分けて収める「本山納骨」という風習があったようです。

おそらくこれらの名残から現代でも2つの骨壷に骨を分けて入れることが広く見られ、小さな骨壷には喉仏を、大きい骨壷にそれ以外の骨を入れます。

これに対して関東では逆で、2つの骨壷に分ける場合でも大きい方の骨壷を本骨と呼ぶのが一般的です。

胴骨の実際

関西地方では現代でも本骨と胴骨を分ける習慣がみられますが、本骨と主要なお骨だけ拾うという場合もあります。

また、昔のように胴骨はお墓に入れて、本骨は本山へ収めるという「本山納骨」という風習は徐々に少なくなっていると言われています。

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