「宗旨宗派」に関連する用語一覧

伽藍

伽藍とは、僧伽藍という言葉を短くしたもので、同じ志を持った人が集まる場所という意味があります。僧が集まり住むところで、修行をする清浄閑静な場所を指す言葉です。転じて、大きな寺や寺院の建物という意味を持つようになりました。梵語でサンガといえば「寄合」「集まり」と言った意味を表します。これを音写にしたものが僧伽になります。奈良時代までは...続きを読む

宗旨替え

宗旨替えとは、広義に言えば自分が信仰している宗旨宗派を変更することです。仏教なら仏教の中で宗旨宗派の変更を行うなど、同じ宗教間での変更を指す言葉です。狭義で言えば、寺請け制度の菩提寺を別の宗旨の寺に変更することをさします。その寺院の檀家をやめて、別の寺の檀家になることです。続きを読む

良忍

良忍とは、平安後期の浄土教の僧侶です。融通念仏宗の開祖になります。1073年に生まれ、12歳で比叡山に学び、延暦寺、園城寺、仁和寺で修行を重ねました。22歳ごろに京都大原で隠遁し、来迎院を建立しました。良忍は、円仁以来分派していた天台声明を統一したことで名高く、1117年に弥陀の示現をうけて融通念仏宗を開きました。続きを読む

真言宗豊山派

真言宗豊山派とは、真言宗の新義真言の一派です。奈良県桜井市の長谷寺が総本山になります。覚鑁を開祖とする点では、真言宗智山派と同じです。織田信長のために根来寺を追われた専誉が、1587年に豊臣秀長に保護され、長谷寺に入って一派を形成しました。長谷寺は学山と言われ、徳川綱吉の母親が護国寺を文京区に建立し、江戸の拠点を作り、末寺を増やして...続きを読む

真言宗智山派

真言宗智山派とは、真言宗から別れた新義真言宗の一派です。宗祖覚鑁が真言宗の教義に念仏を加え、高野山の大伝法院で布教につとめました。そのため、本山との間で紛争になり、1140年円明寺を開き分立しました。現在は京都智積院を本山とする真言宗智山派と,奈良県桜井市の長谷寺を本山とする真言宗豊山派が二大宗派となっています。新義真言宗本山は和歌...続きを読む

鎌倉仏教

鎌倉仏教とは、鎌倉時代に興隆した仏教です。平安後期から鎌倉時代にかけて、日本は戦乱の世にあり、社会不安の中で人々は心のよりどころを求めました。武士や庶民にはそれまでの仏教は難解で、共感しにくいものでした。鎌倉仏教は、民衆中心で実践方法はシンプル、政治権力に対して自立しているなどの特徴的があります。現代に続く宗派の中で、鎌倉時代に誕生...続きを読む

高野山真言宗

高野山真言宗とは、真言宗の宗派のひとつです。真言宗には主だった宗派だけでも18種類あります。平安時代に空海が、唐は長安で密教を学び、帰国後に興した宗派です。総本山は和歌山県の高野山金剛峯寺です。弘法大師の奥の院御廟を信仰の源泉としていて、1日2回空海の食事を運んでいます。根本仏は大日如来、根本経典は大日経、金剛頂経になっています。ま...続きを読む

立正佼成会

立正佼成会とは、霊友会から発生した法華経系の新宗教教団です。本部は東京都杉並区にあります。1938年に霊友会を脱会した庭野日敬と長沼妙佼が創始しました。当初は大日本立正交成会という名称でした。創価学会に次ぐ規模を有する新宗教教団と言われています。経典は法華経三部経で、先祖供養を重要視することに特徴があります。特徴的な布教活動に、信者...続きを読む

律宗

律宗とは中国で始まった大乗仏教の宗派のひとつで、四分律という戒律を持ちます。受戒することで成仏するとしていて、戒律を守り実行することが教義になっています。本山は唐招提寺です。南都六宗のひとつで、中国では中国仏教十三宗のひとつでもあります。律宗を日本に伝えたのは、鑑真です。鑑真は唐の僧侶で十四歳の時に出家、二十一で長安の実際寺の弘景律...続きを読む

日蓮正宗

日蓮正宗とは、富士門流ともいわれ、日蓮宗の一派です。日蓮系の教団は日蓮宗、顕本法華宗、日蓮正宗、日蓮本宗など多数あり、その中の一つです。日蓮正宗は、静岡県富士宮市の大石寺が本山になっています。南条時光の外護を受けた寺院です。鎌倉時代の日蓮宗の僧侶、日興によって開創されました。日興は日蓮が亡くなると身延山で日蓮の墓所を守っていましたが...続きを読む

西山浄土宗

西山浄土宗とは浄土宗の宗派の一つです。法然が800年前に開宗した浄土宗は、浄土宗、浄土真宗をはじめとして、さまざまに枝分かれしています。西山浄土宗は京都府長岡京市の光明寺が本山になっています。浄土宗には法然の弟子にあたる鎮西の流れをくむ浄土宗鎮西派以外に、別の弟子の西山の流れをくむ、浄土宗西山派があります。浄土宗西山派には、禅林寺が...続きを読む

八宗兼学

八宗兼学とは、八宗の教義を全て勉強していることで、物事を良く知っている様子を表す言葉でもあります。仏教には八宗があります。倶舎宗、成実宗、律宗、法相宗、三論宗、華厳宗、天台宗、真言宗の八つです。南都六宗に平安時代に伝わった天台宗と真言宗を加えた八宗です。広くさまざまな教学を学び、身に付けることが、学僧にとっては理想だとされていました。続きを読む

南都六宗

南都六宗とは、奈良時代の仏教の代表的な六つの宗派をさします。南都は奈良の平城京のことです。これに対して京都の平安京は北都と呼ばれていました。六宗はろくしゅうとも読み、宗は衆、学僧のグループ、学派という意味です。六つの宗派とは、三論宗、成実宗、法相宗、倶舎宗、華厳宗、律宗のことを指しています。平安以降に成立する宗派との大きな違いは、民...続きを読む

融通念仏宗

融通念仏宗とは、良忍によってはじめられた浄土教の一派です。総本山は大阪市平野区の大念仏寺になります。華厳教、法華経を正衣、浄土三部経などを傍衣として、一人往生すれば衆人往生し、念仏を唱えれば自他ともに融通しあうと唱えるのが融通念仏です。毎朝西方に向かって、十界一念・自他融通の融通念仏を十唄することが日課になっています。続きを読む

日蓮宗

日蓮宗とは、鎌倉時代に日蓮によって始まった仏教の一派です。妙法蓮華経を唱えるので、日蓮法華宗とも言われています。日本人の宗祖の名前が宗派名になっているのは、日蓮の日蓮宗のみです。南無妙法蓮華経の七文字は、本仏の声そのものという考え方です。日蓮入滅の日のお祭りは、お会式(おえしき)と呼ばれています。池上本門寺(東京)の10月12日のお...続きを読む

曹洞宗

曹洞宗は、禅宗の一つです。鎌倉時代に道元が中国から日本へ伝えました。本山は、福井県の永平寺と横浜市の総持寺です。坐禅を修行の中心に据え、只管打坐というただひたすらに坐禅を行うことを、最も重視します。即心是仏という、坐禅の状態で日常生活を生きていくことを説きます。禅戒一如とも言い、坐禅で学んだことが、生活に現れるという考えからです。南...続きを読む

臨済宗

臨済宗は、禅宗のひとつです。中国禅宗の五家七宗の一つが、鎌倉時代に明庵栄西が日本に伝えました。看話禅は、師匠が出す公案という問題を、弟子が、体全体で答えを見出す中で、理論を超えた真実を探すというものです。また、師匠と二人きりで対面し、弟子が提示した結果を、師匠が検証する参禅を行うことで、体得しました。浄土宗、浄土真宗の念仏を唱えて極...続きを読む

真宗大谷派

真宗大谷派とは、浄土真宗の一派で、東本願寺を本山とします。約8900寺院が大谷派に所属するといわれています。浄土真宗本願寺は、十二世法主の長男教如ではなく、豊臣秀吉の支持を受けた三男の准如を跡継ぎにしたために、西と東に分裂しました。准如がお西さんを継ぎ、独立した十二世法主の教如が、徳川家康に京都に寺地をもらって始めたのが東本願寺で、...続きを読む

浄土真宗本願寺派

浄土真宗本願寺派とは、浄土真宗の一派で、西本願寺を本山とします。浄土真宗の宗派の中でも最大規模を誇り、仏教の宗教法人でも最大数。神社本庁に次いで2番目に多い信者数がいるといわれています。明治初期には、西欧の三権分立になぞって、宗会、宗務所の施策決定システムを作り、これが明治政府のモデルになったとも言われています。浄土真宗本願寺派は、...続きを読む

浄土宗

浄土宗とは法然を宗祖とし、阿弥陀仏を本尊とする仏教の宗派です。極楽浄土に往生することができると説き、そのためには、阿弥陀如来の救いを信じ、南無阿弥陀仏を唱えます。念仏を唱えることで極楽浄土へ行くという考えは、他力と言います。浄土宗では、浄土にいても、仏となってこの世に戻り、人々を救うことができるとしています。本山は京都の知恩院(華頂...続きを読む

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