真言宗豊山派

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真言宗豊山派の意味(真言宗豊山派とは)

真言宗豊山派とは、真言宗の新義真言の一派です。奈良県桜井市の長谷寺が総本山になります。

覚鑁を開祖とする点では、真言宗智山派と同じです。織田信長のために根来寺を追われた専誉が、1587年に豊臣秀長に保護され、長谷寺に入って一派を形成しました。

長谷寺は学山と言われ、徳川綱吉の母親が護国寺を文京区に建立し、江戸の拠点を作り、末寺を増やしていきました。

真言宗豊山派の実際

豊山派の名前は、長谷寺の山号「豊山」から来たものです。秀吉に襲われた新義真言宗ですが、豊山派の復興を助けたのも豊臣秀吉でした。

専誉は泉州国分寺に隠居していたものの、長谷寺に招かれると、全国から学僧が集まり、これが豊山派に発展したといいます。

長谷寺は、枕草子や源氏物語にも登場する、花の御寺として有名です。

長谷寺は、東大寺の末寺、興福寺の末寺となる間に、廃退していきました。秀吉の時代に復興することになるまでは、復興しなかったとも言われています。

現在では、有数の観音霊場となり、多くの人が訪れる場所になっています。

<関連する用語>:真言宗智山派 真言宗 覚鑁 新義真言宗 義真言宗 仏教

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