高野山真言宗

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高野山真言宗の意味(高野山真言宗とは)

高野山真言宗とは、真言宗の宗派のひとつです。真言宗には主だった宗派だけでも18種類あります。

平安時代に空海が、唐は長安で密教を学び、帰国後に興した宗派です。

総本山は和歌山県の高野山金剛峯寺です。弘法大師の奥の院御廟を信仰の源泉としていて、1日2回空海の食事を運んでいます。

根本仏は大日如来、根本経典は大日経、金剛頂経になっています。

また、曼荼羅がいのちを表しているとし、宇宙すべてのものは、大日如来のいのちの顕れとも言っています。

高野山を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」はユネスコにより世界文化遺産として2004年に登録されています。

高野山真言宗の実際

高野山真言宗には、高野山真言宗檀信徒三信条という三つの信仰のあり方があります。

一.大師の誓願により二世の信心を決定すべし

一.四恩十善の教えを奉じ人の人たる道を守るべし

一.因果必然の道理を信じ自他のいのちを生かすべし


高野山真言宗では、寺院住職に補任されて一定期間を務めるなどの要件を満たすと、名誉住職という称号が与えられます。

住職は終身制で、名誉住職には高野山真言宗管長の被選挙権がありません。

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