盧遮那仏
盧遮那仏とは、大乗仏教の仏のひとつです。サンスクリット語のバイローチャナの音写から来た言葉です。バイは広く、ローチャナは「照らす」を意味するルチを語源にしています。華厳経の本尊で、太陽の意味があります。光の仏とも称される所以です。盧遮那仏の身から出た光で、宇宙の真理を全ての人を照らし、悟りに導く仏です。仏智の広大無辺を象徴するといわ...続きを読む
盧遮那仏とは、大乗仏教の仏のひとつです。サンスクリット語のバイローチャナの音写から来た言葉です。バイは広く、ローチャナは「照らす」を意味するルチを語源にしています。華厳経の本尊で、太陽の意味があります。光の仏とも称される所以です。盧遮那仏の身から出た光で、宇宙の真理を全ての人を照らし、悟りに導く仏です。仏智の広大無辺を象徴するといわ...続きを読む
律宗とは中国で始まった大乗仏教の宗派のひとつで、四分律という戒律を持ちます。受戒することで成仏するとしていて、戒律を守り実行することが教義になっています。本山は唐招提寺です。南都六宗のひとつで、中国では中国仏教十三宗のひとつでもあります。律宗を日本に伝えたのは、鑑真です。鑑真は唐の僧侶で十四歳の時に出家、二十一で長安の実際寺の弘景律...続きを読む
俗名とは、戒名や法名に対して使うことが多い言葉で、生前に名乗っていた姓名のことをさします。仏式で葬儀を行う場合は、檀家になっている菩提寺に戒名を付けてもらいますが、戒名ではなく、生前の本名で葬儀を執り行う場合などがあります。その場合に、「俗名で葬儀を行う」という言い方をすることがあります。続きを読む
灌頂とは、頭に水をかけて、悟りの位に進んだことを証する儀式のことです。仏教では、菩薩が最後の悟りを開いて仏になった時に、智水の灌頂を受けて、成仏する儀式として知られています。灌頂は、密教の儀式のひとつとしても知られ、香水を頭にそそぐ儀式のことを言い、受戒や修行者が上の位に上がる時に行なうものでもあります。日本では、日本天台宗の最澄が...続きを読む
御文とは、蓮如が浄土真宗の教義を門徒に書簡で説いたものです。大谷派では御文、本願寺派では御文章といいます。本願寺が東西に分かれる前までは、御文として統一されていました。蓮如は浄土真宗本願寺八世で、布教手段として全国の門徒に仮名書きで法語を手紙にして発信していました。消息として書き送られたものでもあります。御文は、書簡文で教義をわかり...続きを読む
打敷とは、仏壇に飾る荘厳具で、敷物の一種です。釈迦が座る高座に、弟子たちが自分の着物を敷いたことを起源に、仏壇の前卓、上卓に敷きます。下水板があるので、そこにはさむようにして、本体との間に敷きます。具足を飾る場所に敷くようにします。打敷には種類があり、宗派によって飾るものが違います。また、季節の変わり目には、打敷も衣替えをします。夏...続きを読む
羅漢とは、悟りを開いた高僧のことです。サンスクリットのアルハンの音訳を阿羅漢として、それを略称にしたものが羅漢です。釈迦の直弟子のうちでも位の高いものは阿羅漢で、弟子の中でも最高の階位としていました。羅漢とは、煩悩をすべてなくした人のことで、小乗の悟りを得た聖者のことをいいます。また、大乗仏教では、小乗の修行者という意味で否定的に使...続きを読む
木魚は、お経を読むときにたたく木製の法具です。中国の仏教法具が江戸時代に日本につたわったものです。一般的に家庭で使用するものは、鈴のような形になっています。材料はクスノキやクワといった木材で、響孔と呼ばれる割れ目の部分から、刀を使って中を空洞に彫った形をしています。革や布で包んだばちで叩いて使用します。木魚を打つことで、拍子を取って...続きを読む
煩悩とは、仏教で心身を悩ませ、苦しめ、煩わせ、汚す心の作用のことです。仏教では、煩悩が人間の苦の原因になるとされています。原語はサンスクリット語のクレーシャで、苦しめる、汚すという意味で、汚れた心、苦しむ心という言葉からきています。貪・瞋・痴を三種、三毒と言い、それに慢・疑・悪見を加えて六種を根本煩悩とよんでいます。また、三毒に慢疑...続きを読む
結界とは、一般的には神社仏閣における聖なる場所と、俗なる場所とを分ける境目のことです。仏教用語から始まったものですが、密教や神社でも同じ概念があります。仏教の修行では、一定地域を聖域として寺院の境内のなかに領域を定めます。密教では一定の修法の場所には印を結び、真言を唱えて護り浄めます。続きを読む
回向寺とは、祈祷寺に対して、先祖回向を行う寺という意味です。回向にはさまざまな意味があります。一般的には自分が行った善行を、他者の利益として差し向けることと言う意味で、良いことは回って戻ってくるという言葉でもあります。死者の供養や成仏を願って供養することも回向です。浄土真宗では往相廻向、還相廻向という言葉があり、阿弥陀仏の本願で浄土...続きを読む
除夜の鐘とは寺院で大晦日に夜につく百八つの鐘のことです。12月31日の除夜、深夜0時に寺院の梵鐘をつきます。百八回の数字の由来は、煩悩の数が百八あるからとか、二十四節気の二十四と、七十二候の七十二を足すと百八になることなどが通説になっています。昔、中国の寺院では、毎朝夕に百八回鐘を打ったとも言われています。平日に行われる朝夕の鐘は、...続きを読む
沙羅双樹とは、釈迦の病床に、四方に二本ずつ相対して生えていたという木のことです。東西南北に生え、季節外れの花を咲かせたという言い伝えがあります。また。釈迦が亡くなったときには、鶴のように白く枯れて、悲しみを表したともいわれています。この伝説から、仏教徒にとっては、沙羅双樹は聖木になっていて、無常の象徴と言われています。続きを読む
五重塔とは、五層の仏塔のことです。五重の屋根がある層塔とよばれるものです。卒塔婆と同様に、地、水、火、風、空の五大をかたどっているといいます。塔はストゥーバとも言われ、もともとは釈迦の遺骨を奉安するために建てられました。もともとは伽羅の中心的な存在でしたが、やがて回廊の外に建設されるようになります。平安時代には多くの仏塔が建設され、...続きを読む
方便とは、仏教において悟りに近づく方法や、近づかせる方法のことを言います。また、人を真実の教えに導くため、仮に取る便宜的な手段のことをさす言葉でもあります。方便はインドのupaya ウパーヤという言葉からきたものです。ウパーヤには目的に近づくという意味があります。「方便は衆生を教え導く巧みな手段」とか「真実の教法に誘い入れるために仮...続きを読む
チベット仏教とは、大乗仏教の一派で、7世紀にインドから伝えられた密教的な仏教と、土着のボン教とが結びついて定着したものだといわれています。ラマといわれる師匠を崇敬することで師弟関係を作り、その中で教えが伝えられます。宗派は大きく四つあり、ゲルク派、カギュ派、サキャ派、ニンマ派に分かれています。続きを読む
脇導師とは、葬儀の時に複数の僧侶がいる場合、一番重要な役目を果たす僧侶が導師で、その次に地位の高い僧侶のことを言います。複数の僧侶が葬儀を取り仕切ってくれた時に一番悩むのはお布施の金額やお布施の包み方でしょう。一般的に導師に渡した金額の三分の一程度を、脇導師に渡すと言われています。導師は檀家の寺院から葬儀に参加してくれますが、脇導師...続きを読む
蓮華とは蓮の花、スイレンのことを指します。「レンゲ」と言えば、中華料理のスプーンや春の田んぼに咲くピンク色の小さな蓮華草という花を思い浮かべる方が多いかと思いますが、仏教で言う蓮華とは蓮の花を指します。蓮の花といえば仏教には欠かせないもので、例えば仏像が立っている足元に蓮の花があったり、脇に蓮の葉が添えられているものが多く、中国やイ...続きを読む
題目とは、日蓮宗などで唱える、南無妙法蓮華経の7字のことをさします。妙法蓮華経の5字を題目とする場合もあります。経典の名前や帰依の心を表すだけでなく、法華経の真理を示すものとして重視されています。日蓮は、本門の本尊、本門の戒壇とともに、本門の題目として、教義の中心になるものと説きました。もともとは天台宗の法華経重視を日蓮が受け継いだ...続きを読む
戒律とは、宗教用語で修行する者の生活規律のことです。もともとは仏教において、仏の戒めを自発的に守ることを戒と言い、僧団として守る集団規則で罰則があるのが律ということから、本来は別々の意味のある言葉を合せたものです。僧侶が悪事を働いたり、世間から非難されるような行為をしないよう禁止したものです。一般的には信者が信仰生活において守るべき...続きを読む
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