「アメリカ」に関連する用語一覧

ハロウィン

ハロウィンは、10月31日に行われるお祭りです。古代ケルト人の暦で10月31日が1年の終わりであったことから、夜間に死者の霊が家族を訪ねてくる日と信じられていました。そのため、精霊や魔女から身を守ることを目的に、仮面をかぶったり、たき火をたいたりしていました。その後、古代ケルト人と古代ローマ人がブリテン島を征服し、両民族の祭りが混ざ...続きを読む

ティック・ナット・ハン

ティック・ナット・ハンは、1926年ベトナムのフエ出身で、16歳で得度した禅僧です。ダライ・ラマ14世と並ぶ活動家としても知られています。現在はフランスに亡命し、フランスやアメリカを中心に活動しています。ベトナム戦争中、サイゴンで社会奉仕青年学校を設立し、爆撃を受けた村を再建。仏教の非暴力と慈悲の精神に基づき、学校や医療センターを建...続きを読む

国民葬

国民葬とは、各国で、その国に功績のあった故人のために、国家が大部分の費用を負担して行う葬儀のことです。国民葬を行うための基準は、その国によって違います。アメリカでは大統領経験者が国民葬の対象になり、イギリスでは国王と王室に代表される王族、国家に功労があった人が国民葬になります。日本では、戦前には国葬と国民葬の定義がわけて考えられてい...続きを読む

プレニード

プレニードとは生前契約などとも言われますが、生前に本人もしくは家族が葬儀の内容を確認し、費用の支払い方法などを指示して、葬儀社などに契約を結んでおくことを言います。生前契約の名の通り、契約書を作り、内容を確認の上、前払いで費用を支払うか、没後に生命保険での支払いを行うなど、支払方法を明記します。もともとは欧米の葬儀に関する契約でPr...続きを読む

中国マホガニー

中国マホガニーとは、中国山東省を原産にする花崗岩で、赤御影石系の石材です。茶系の落ち着いた色目に特徴があります。石目は小目系で、赤味の強い色が人気です。中国名では斉層江、桃木心石と呼ばれています。建築用の石材として人気が高く、近年では洋風墓石などとして使用するようになりました。マホガニーと呼ばれる石材には、スウェーデン産のものや、ア...続きを読む

死者の日

死者の日とは、亡くなったすべてのキリスト教教徒の魂に祈りをささげる日です。万霊節とも言われています。カトリック教会では、11月2日で、万節節の翌日にあたります。11世紀ころから始まった行事です。フランスやドイツでは、死者の日に墓を掃除し、花で飾り付けを行います。かつては、人間が死んだ後に、罪の清めが必要な霊魂は、天国へ行けないと考え...続きを読む

立正佼成会

立正佼成会とは、霊友会から発生した法華経系の新宗教教団です。本部は東京都杉並区にあります。1938年に霊友会を脱会した庭野日敬と長沼妙佼が創始しました。当初は大日本立正交成会という名称でした。創価学会に次ぐ規模を有する新宗教教団と言われています。経典は法華経三部経で、先祖供養を重要視することに特徴があります。特徴的な布教活動に、信者...続きを読む

洋型霊柩車

洋型霊柩車とは、霊柩車の中でも洋型のもののことです。宮型霊柩車と違い、金箔や漆塗りで寺院の屋根のような凝った装飾をしたものと違い、リムジン型の車輛を用いた、シンプルな寝台車型の霊柩車です。大型のステーションワゴンや高級車を改造して作ります。1989年に昭和天皇の葬儀で洋型霊柩車が使用されたことをきっかけに、一般的にも知られるようにな...続きを読む

頌栄

頌栄とは、神の栄光を賛美する礼拝の祈祷形式で、ローマカトリック教会では、栄光の聖歌、小栄誦が典礼に取り入れられています。プロテスタント教会では、栄光を神に帰する歌とされています。父なる神、子なるキリスト、聖霊が一体であるという、三位一体の神をたたえ、礼拝の最初と最後に歌います。讃美歌539から544までの6つの短い歌からなり、新約聖...続きを読む

宇宙葬

宇宙葬とは、遺灰を小さいカプセルに詰めて、人工衛星に搭載して、宇宙へ打ち上げる散骨の一種です。遺灰をつんだ人工衛星は、軌道を数か月周回したあと、大気圏内に突入して燃え尽きてしまいます。スマートフォンやタブレットでアプリが開発されているので、今遺灰が宇宙のどのあたりを移動しているのが、位置を確認することもできます。続きを読む

インフォームド・コンセント

インフォームド・コンセントとは、病気の治療の際に、医師が患者に治療の必要性、治療の計画や見通し、効果やリスク、コストなどをわかりやすく説明した上で、患者の同意を得ることを言います。アメリカでは、医療過誤裁判などの経験を通じて、医師には病状や治療に関して、患者に説明義務があることが定着してきました。また、治験の現場では、被験者は常にリ...続きを読む

清拭

清拭とは、死の判定が終わった直後に遺体に対して行われる清浄のことです。病院で亡くなる人が多い現代では、看護師など医療機関の関係者によって行われる事が多くなっています。また、在宅で亡くなった場合は、訪問看護師や葬儀業者の手で行われることもあります。病院での清拭では、看護師が遺体をきれいに拭き、鼻の穴に詰め物をしてくれます。傷口を処置し...続きを読む

来世

来世とは、死んだ後に生まれ変わった世界や人生を言います。仏教においては、輪廻転生といって「人は死んだら生まれ変わる」と考えられています。この考え方から、一度死んだ後に生まれ変わった次の人生のことを来世といいます。日本では古くから「あの世」や「閻魔大魔王」、「三途の川」の存在などが宗教観というよりは迷信的に語り継がれており、現在自分が...続きを読む

福音

福音とは、福音書に記されているキリストの生涯や教えのことを表す言葉です。キリストの十字架での死と復活により啓示された救いが教えとなります。福音にはまた、喜ばしい知らせという意味があります。英語では gospel となり、神の救いの物語から来た言葉であることがわかります。続きを読む

水葬

水葬とは、遺体を水中に投じて葬ることです。海や川に流す、沈めるという埋葬方法や、葬儀そのもののことをさします。火葬、土葬、林葬と併せて四葬ともいわれているものです。インドのガンジス川、メラネシア、アメリカ・インディアン、チベットなどでもこうした習慣が見られます。ポリネシアでは、舟の形に棺を作り、舟に乗せて遺体を流します。日本国内では...続きを読む

シャニダール

シャニダールとは、イラク北部のクルディスターンにある洞窟遺跡です。1960年にアメリカの人類学者ラルフ・ソレッキらが、9体のネアンデルタール人の骨を発掘した場所として有名です。4層の文化層(時代ごとの地層の重なり)が確認され、最下層からシャニダール人とも言われる、約5~6万年前の旧人の骨が発見されました。9体のうち4体については、落...続きを読む

賛美歌

賛美歌とは、キリスト教の神や聖人をたたえた賛美の歌です。一般民衆が歌うために作られた歌で、信仰を励ます歌です。礼拝や集会などで一斉に歌うことが多いものです。プロテスタントを中心に、西方教会で歌われるものを指します。これに対してカトリック特定の典礼歌は、賛歌と呼ばれています。祈?書にある祈りの言葉を音楽的に詠むものです。続きを読む

国葬

国葬は国に功労があった人が亡くなった際に、国家儀式として行われる葬儀のことをいいます。国費を使って行う葬儀です。戦前には勅令として行われていたものの、大正15年に国葬令が公布され、主に皇族や国家に功績をのこした臣下について、天皇の特旨として行われていました。元首相、左右大臣、太政大臣、旧薩長藩主、王皇族などがその対象となっていました...続きを読む

生前予約

生前予約とは、生前に葬儀の内容を決めて葬儀社に申し込みをしておくことを指します。生前契約とほぼ同じ意味として使われることが多く、葬儀社によってもその内容は様々で、用語として混乱している面もあります。一般的に、生前契約は厳密に契約内容が定められているものの、生前予約は法的な効力がないなどと受け取られている場合もありますが、商品の内容に...続きを読む

生前契約

生前契約とは、自分の葬儀の内容を生前に決めておき、契約しておくという方法です。日本では1990年代からサービスを開始する会社や団体が見られるようになりました。もともとは1910年代にアメリカの葬儀社、スミスジュール社が始めた方法で、2年程度で全米に広がる一大ムーブメントになったといいます。契約社会であるアメリカでは、生前に葬儀内容や...続きを読む

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