「宗教」の検索結果

宗教の用語

死者の日

死者の日とは、亡くなったすべてのキリスト教教徒の魂に祈りをささげる日です。万霊節とも言われています。カトリック教会では、11月2日で、万節節の翌日にあたります。11世紀ころから始まった行事です。フランスやドイツでは、死者の日に墓を掃除し、花で飾り付けを行います。かつては、人間が死んだ後に、罪の清めが必要な霊魂は、天国へ行けないと考え...続きを読む

立正佼成会

立正佼成会とは、霊友会から発生した法華経系の新宗教教団です。本部は東京都杉並区にあります。1938年に霊友会を脱会した庭野日敬と長沼妙佼が創始しました。当初は大日本立正交成会という名称でした。創価学会に次ぐ規模を有する新宗教教団と言われています。経典は法華経三部経で、先祖供養を重要視することに特徴があります。特徴的な布教活動に、信者...続きを読む

俗名

俗名とは、戒名や法名に対して使うことが多い言葉で、生前に名乗っていた姓名のことをさします。仏式で葬儀を行う場合は、檀家になっている菩提寺に戒名を付けてもらいますが、戒名ではなく、生前の本名で葬儀を執り行う場合などがあります。その場合に、「俗名で葬儀を行う」という言い方をすることがあります。続きを読む

手元供養

手元供養とは、お骨を供養の対象として、自宅で供養することをいいます。納骨を行う代わりに自宅で一部を保管し、故人をしのぶ人が増えています。納骨は行っても、一部のお骨を分骨するなどして、手元に遺灰を残してお祀りする場合も見られます。最愛の家族の遺骨や髪の毛、遺灰などを身近に置くことで、毎日手を合わせたり、お参りしたりできることから、手元...続きを読む

神道

神道とは、日本に古来から伝わっていた八百万の神様への信仰に、仏教、道教、儒教などが影響して展開した宗教です。日本独特のもので、一つの神様だけを信じる信仰とは異なります。伝統的な信仰や儀礼を神道として認識するようになったのは、仏教伝来があったからとも考えられています。古くは神仏習合という風に、神道と仏教は区別されずに、神道の神様も仏教...続きを読む

音楽葬

音楽葬とは、葬儀の中で、生演奏を行ったり、亡くなった家族の思い出の曲などを流したりするものです。無宗教葬では音楽をメインにした音楽葬を行い、仏式、神式、キリスト教葬などでは、供花に際して、献奏という形で音楽を流します。続きを読む

不祝儀袋

不祝儀袋とは、葬儀や法事などの際に金品を包むのに使う、黒白などの水引を結んだ袋のことです。香典袋とも言います。不祝儀袋については、故人の宗教によって袋自体が違います。また表書きは宗教だけでなく、通夜、葬儀、法事という儀式の違いによって書き分ける必要があります。失礼に当たらないよう、事前に葬儀の日時などの確認とともに、宗旨宗派の確認を...続きを読む

密教

密教とは、教団の中で秘密の教義と儀礼を、師資伝承によって伝えていく仏教のことをいいます。密教と逆の立場にあるのが顕教です。顕教は広く大衆に向かって世界観を語り、明瞭な言葉で仏教の教えを説くスタイルです。密教はその反対で、信者だけが非公開な教団内で修行を行います。神秘主義的、象徴主義的な教義が中心になっています。宗教体験には神秘的な側...続きを読む

菩提寺

菩提寺とは、先祖代々のお墓のあるお寺のことです。檀家である自分たちと菩提寺との関係は、宗教儀礼に関してはすべてその宗派の作法に則り、菩提寺の運営維持を支えるという関係になります。葬式や法事をお願いする寺院でもあります。菩提寺は、先祖の墓があり、位牌をおまつりしてあるところです。仏事でわからないことを相談に乗ってもらえる場所でもありま...続きを読む

葬送儀礼

葬送儀礼とは、死者を葬る一連の儀礼のことです。葬送儀礼を略して葬儀と呼ぶのが一般的です。葬送における葬は、草むらに遺体を遺棄することを言い、葬送の送るという文字は、死者を送る野辺の送りのことです。遺体を草むらへ遺棄するために、野辺の送りの手順を整えたのが、葬送儀礼の始まりといえるでしょう。死出の支度として、笠、杖、六文銭や米などを棺...続きを読む

境内

境内とは、境界の内側という意味で、特に神社や寺院の敷地内のことをさします。法律上では、宗教法人が活動のために使う土地は、境内地とよんでいます。しばしば難読な漢字とされる境内は、漢音からきた言葉です。境内は、普通の土地とは区別された聖域で、建物を中心として、宗教行事を行うためのしきりの内側の土地を表しています。境内は、古くから無税地と...続きを読む

キャロル

キャロルとは、一般的にクリスマス・キャロルを指し、キリスト教の聖日や行事の際に歌われます。キャロルには、イースター・キャロルやアドベント・キャロルなどもありますが、多くの人がキャロルに触れるのは、クリスマスの時期です。歌詞の内容は、キリストの誕生を祝った内容が中心になっています。キリスト教圏では、クリスマスの前の時期には、教会やコミ...続きを読む

韓国のお墓

韓国のお墓とは、土まんじゅうの形の土葬墓が一般的でした。韓国では、儒教、仏教の他にキリスト教徒も多く、無宗教の人と併せて多くの宗教が存在しています。経済面で恵まれている人は、一族や家族の墓地として山を購入し、そこに土葬して墓標を立ててお墓としてきました。墓標は一人につき一基です。2000年に「葬事等に関する法律」が改正され、火葬、納...続きを読む

浄土真宗本願寺派

浄土真宗本願寺派とは、浄土真宗の一派で、西本願寺を本山とします。浄土真宗の宗派の中でも最大規模を誇り、仏教の宗教法人でも最大数。神社本庁に次いで2番目に多い信者数がいるといわれています。明治初期には、西欧の三権分立になぞって、宗会、宗務所の施策決定システムを作り、これが明治政府のモデルになったとも言われています。浄土真宗本願寺派は、...続きを読む

家墓

家墓とは、「○○家の墓」とか「○○家先祖代々」などのような家名を刻んであって、その家の家族や親族の遺骨を共同で納める形態になっています。単位が家になっていて、その家の先祖から子孫へと引き継がれていきます。現在一般的になっている墓の形式ですが、増え始めたのは明治以降のことで、火葬が庶民にも一般的になり、墓所を構えることができるようにな...続きを読む

メッカ

メッカとは、アラビア半島にある、イスラームの聖地です。預言者ムハンマドが生まれた土地でもあります。サウジアラビアの西部にある都市で、人口は120万人前後。事実上、サウジアラビアの宗教上の首都になっています。イスラム最大の聖地で、メディナとともに、二聖都として名高く、毎年ムスリムの巡礼者が祈りをささげに集まります。メッカの巡礼はハッジ...続きを読む

ムスリム

ムスリムとは、アラビア語でイスラム教徒のことです。アッラーの唯一神を信仰し、コーランを経典としています。ムスリムになるには、別のムスリムが証人となって、シャハーダという信仰告白を行います。また、父親がムスリムである場合は、子どもは自動的にムスリムになります。ムスリムは世界宗教で、アラビア、中近東を中心に、アジア圏のインドネシアやマレ...続きを読む

大喪の礼

大喪の礼とは、天皇の葬儀のことです。憲法で天皇の葬儀は、国の儀式として行う大喪の礼と、皇室の儀式として行う大喪儀との二つに分けられています。大喪の礼は、特定の宗教による儀式とはされません。昭和64年の昭和天皇の崩御の際には、大喪の礼は新宿御苑で行われました。また、同日に斂葬の儀として、昭和天皇の大喪儀の儀式は、皇室行事として行われま...続きを読む

新興宗教

新興宗教とは、幕末から明治などの近代以降に成立した、比較的新しい宗教のことをいいます。既成宗教に対して、新しく興った宗教という意味です。1951年には、立正佼成会やPL教団が他の宗教団体とともに、新日本宗教団体連合会を結成し「新宗教」という言葉が使われるようになりました。1970年代になってからは、新新宗教といわれる、幸福の科学や統...続きを読む

PL教

PL教とは、1916年、佐賀県鳥栖市に立教した「ひとのみち教団」を母体にした神道系の宗教法人です。現在は大阪府富田林市に本部を構えています。現在の教団名に変更されたのは1974年のことです。パーフェクト・リバティー「完全な自由」「真の自由」を教団名に掲げていることもあり、何ものにもとらわれずに表現していく自己表現で、周囲を明るく平和...続きを読む

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