納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
最近では、従来の石の墓がない場合や改葬(お墓の引越し)先として納骨堂や樹木葬といった新しい納骨方法を検討する人が増えています。
また、お墓を建てるまでの間、一時的に預ける先として納骨堂を利用する人もいます。
お墓と樹木葬や納骨堂の違いがいまいちわからず、それぞれ準備しなければならないのか、と不安を抱く方もいるようですが、両方を持つ必要はありません。自分たちにあっている供養の方法としてどれかを選ぶのがよいでしょう。
このように謙遜したり後ろめたそうにされる方もいます。
遺骨の埋葬=先祖代々の石のお墓にするもの。と多くの日本人は思っていますが、実は家墓を用意するようになったのは明治時代以降の話でそれ以前の一般庶民の墓は個人墓でした。今のように立派な墓石を用意することもなく、村墓地などに納められていました。
これは、「親の遺骨を本来石のお墓に納骨すべきなのにできなくて申し訳ない・・・」という自責の念を抱いていることでこのようにお話される方が大半です。
石のお墓と樹木葬や納骨堂を比較すると一見ちがう役割を担うものかと思いがちですが、石のお墓も樹木葬も納骨堂もお骨を納めてお参りをするための同じ目的を持った「ついのすみか」です。
お墓と納骨堂の違いは端的に言えば、お墓は「遺体や遺骨を収蔵・埋葬する施設」で、納骨堂は「遺骨を預けて保管してもらう施設」です。
墓埋法(墓地、埋葬等に関する日本の法律)では、墓地以外への遺骨の埋葬(遺骨を土の中に埋めること)を禁じていますが、納骨堂は埋葬するわけではなく、納骨壇などの保管場所に遺骨を保管するので、法的にも問題なくお骨を納めることができます。
「厳密にいえば納骨堂はいわゆるお墓」ではない!という人もいますが、遺骨を預け、亡くなった方の供養のためにお参りをする場所という点においてはお墓の一種と言っても差し支えないでしょう。
跡継ぎがいなかったり、お墓を建てるまでのあいだ一時的に遺骨を預けておくところ、身寄りがない人が1人または2人で納骨堂は利用するもの。と思っている人もいますが特に東京では、納骨堂を家族のお墓として使用することも当たり前になっています。
□遺骨をおさめる場所が<室内・室外>で違う
□墓石は墓石・工事費が必要。納骨堂は墓石建立費がかからない
□墓石は清掃や墓石のメンテナンスが必要。納骨堂はメンテナンスは不要な分管理費が霊園より高い傾向にある。
□石のお墓と納骨堂はお参りの仕方が違う
□霊園と納骨堂はお墓参りが可能な時間帯が違う
「納骨堂=永代供養」「石のお墓=永代供養がない」と思っている方も多いですが、最近では石のお墓にも霊園によっては永代供養つきの建墓プランがあります。一定期間、決まった人数を石のお墓に埋葬し、期間満了後は霊園内の永代供養墓に合葬(合祀)されます。
□跡継ぎが必要か否か
□人数制限があるかないか
□お墓のシンボルが石か樹木か
□石のお墓と納骨堂はお参りの仕方が違う
□霊園と納骨堂はお墓参りが可能な時間帯が違う
樹木葬も大雑把に言えばお墓の一種です。
樹木葬を、跡継ぎや家族がいない人が選ぶもの。と解釈している人もいるかもしれませんが、そうではありません。
特に東京では、樹木葬をお墓として2名以上の家族単位で永代供養つきで利用することも珍しくなくなりました。
樹木葬は石のお墓と同様に霊園運営権利がある霊園の敷地内で遺骨を埋葬するのでこちらも問題ありません。
永代使用と永代供養は異なるものです。お墓として土地を借りることを「永代使用権」を得るといいます。
「永代使用権」とは文字通り、永代にわたって使用することを前提にした契約した従来のお墓を半永久的に使用できる権利のことです。昨今では、この権利を得られる納骨堂や樹木葬もあります。
お墓も樹木葬も納骨堂も基本的に、「使用する権利を契約」するものであって「購入(所有権を得る)」できるものではありません。
日本において霊園・墓地を運営して良いのは宗教法人や公益法人または自治体と決まっているので、その組織が持つ土地で開拓された霊園、建設された納骨堂などの施設内の土地の1部を自分たちの墓として使用する権利を「借りる」。
このため、契約した墓地や納骨堂、樹木葬の所有権利を他社に販売することはできません。
一方の「永代供養」とは、三十三回忌(寺院によっては五十回忌)など各霊園・寺院で定められた期間まで遺骨を指定の場所に預け、供養を寺院また霊園内の宗教者が行い、期間満了後は合祀墓に合祀されることを言います。
納骨堂の形式は多種多様で、霊園や寺院によって異なります。ロッカー式のものをはじめ、大きく分けて5つほどのタイプがあります。詳細:納骨堂のタイプ別 メリット・デメリット
樹木葬も名前とイメージが一人歩きしているところがありますが、実に様々な樹木葬が生まれています。自分のイメージにあった樹木葬なのか?を確認する必要があります。詳細:樹木葬の種類
納骨堂および樹木葬が建てられる場所は、都道府県知事によって墓地としての許可を受けている寺院や霊園が運営元であることが必須です。霊園などのHPに見られる株式会社は「営業委託」を霊園や寺院から受けているだけであって、土地の権利と最終的な管理責任は宗教法人、公益法人、自治体にあります。
お墓・樹木葬・納骨堂にはそれぞれ特徴があるため、一概にどれがいいとは言えません。その家族の状況によってちがいます。
また、石のお墓と樹木葬と納骨堂はあくまでハード面のお話で最近は石のお墓でも跡継ぎ不要の永代供養がありますし、樹木の下に石のお墓を設ける石のお墓と樹木葬の間の子のような永代供養つきのお墓もあります。
このため、細かくつきつめていくとある意味好みの領域なので絶対に「これにすべき」という基準はありませんが、まずはどんな状況の人なら、お墓にすべきか?樹木葬にすべきか?納骨堂にすべきか?について診断できるようにお伝えしていきます。
尚、ここでいう「石のお墓」には墓石でできた永代供養墓は含まれません。後継ぎ(お墓の管理者)がいる前提で利用される墓石が建立されたお墓を指します。
石のお墓以外の選択肢については、樹木葬または納骨堂(または永代供養墓)としてお伝えしていきます。
今のお墓のまま、先祖代々のお墓を継げばOK。年間管理費も年間数千円程度のところが多いので、最も労力と費用がかからず納骨ができます。
家から何時間もかかるのでめったにお墓参りに行けない、お墓参りの家族移動のためだけに年に10万円以上の貯金をして金銭的に大変さを感じている。
などの事情でを抱えている状況の人は今後その負担をご自身はもちろん、お子さんにもかけることを考えるとお墓を引っ越すことを考えたほうが良いでしょう。
お墓の引っ越しにあたり、先祖代々の墓を閉じることはやはり抵抗があるかと思いますが、先祖代々の遺骨の1部は既存の霊園の永代供養墓に納骨させてもらって故郷の土に残し、残りを新しい自分たちの住まいの近くのお墓に納骨するなど方法は様々あります。
永代供養についてできる霊園とできない霊園があるので、霊園管理者(寺院や自治体)に相談しましょう。
また、新しいお墓を見つけてからしかお墓の引っ越しの役所手続きはできないので、自分の住まいからお墓参りがしやすい場所のお墓を検討しましょう。
お墓があっても後継ぎがいない場合、現在の管理者が亡くなることで年間管理費の引き落としができなくなり、管理者とも連絡がつかない状況が何年も続くと(多くの場合2年)、使用者不在とみなされてお墓を撤去されます。
石のお墓は取り崩され、遺骨は取り出されて合祀(無縁仏化)されます。こうなると親類縁者はお墓参りができなくなります。
それを事前に避けるために今のお墓の管理者が、現在のお墓に対してお墓参りに不便がなかったのであれば同じ霊園内の樹木葬や納骨堂(または永代供養つきの石のお墓)がないかを確認しましょう。
または近隣の樹木葬や納骨堂(または永代供養つきの石のお墓)を探してください。
事前に跡継ぎ不要の供養場所を設けておいて、お墓を閉じて(改葬と言います)、この問題を解決しておくのが良いと言えます。
お墓があっても後継ぎがいないうえにお墓参りにめったにいけない場所にお墓がある場合。
できるだけ早く、お墓を閉じて(改葬と言います)納骨堂や樹木葬、または永代供養墓に引っ越しましょう。
先にも書いたとおり、現在の管理者が亡くなることで年間管理費の引き落としができなくなり、管理者とも連絡がつかない状況が何年も続くと(多くの場合2年)、使用者不在とみなされてお墓を撤去されます。
石のお墓は取り崩され、遺骨は取り出されて合祀(無縁仏化)されます。こうなると親類縁者はお墓参りができなくなります。
それを事前に避けるために今のお墓の管理者が、新たにお墓参りに行きやすい場所に樹木葬や納骨堂(または永代供養つきの石のお墓)を設けておいて、この問題を解決しておくのが良いと言えます。
お墓を閉じる際には親類やお墓参りにきてくれていた友人・知人にも知らせるほうが親切ですし後でトラブルにもなりませんから、事後報告ではなく検討段階から話しておくのも良いでしょう。
跡継ぎはいるがお墓がない場合、石のお墓を設けるのが一般的です。
この際、まずは場所が大切です。
できるだけ今の住まいから近いところ、または駅から通いやすいお墓を選びましょう。将来、こどもがどこに住むのか?が不明確な人が多い現代社会では、場所選びに困る方が非常に増えています。
そこで、実家または駅から近いか主要なターミナル駅(東京駅、品川駅、横浜駅、新横浜駅、新大阪駅、京都駅などの付近)や空港(羽田空港、伊丹空港、神戸空港、福岡空港などの付近)から近い場所のお墓にすると将来的に「お墓にいけない・・・」となる可能性が下がるので安心です。
跡継ぎはいない方が納骨先を探す場合、永代供養つきの樹木葬・納骨堂(または石の永代供養墓)を選びましょう。
また、契約の際に管理費も一括で納められるところにします。
自分の遺骨を納骨したらその後の管理費を親族などに負担してもらうこともありますが、「迷惑をかけたくない・・・」とそれを望まない方も多いため、契約と同時に自分の遺骨が納骨された後の管理費を支払える仕組みの樹木葬・納骨堂(または石の永代供養墓)を選ぶと気が楽になります。
年間管理費5000円の13年分で65,000円、50年分一括15万円など単価と年数は管理施設によって異なります。
先に配偶者を納骨して後から自分が納骨される場合などは、やはり自分や親類縁者がお参りしやすい自宅付近か駅チカの立地で検討し、予算にあわせた費用(使用・永代供養料、年間管理費用)、自分にあったお墓参りのスタイル(お花や供物の持ち込み、室内?屋外?)、付帯施設(法要はできる?清潔?スタッフは?など)で絞りこんで、見学にいきましょう。
お墓は、自分1人では決めにくいものです。
それは、お墓が残された人が亡くなった人へ敬意や感謝を現したり、相談や報告をする、いなくなってしまった人とのつながりを感じさせる場所だからです。
診断結果に書いたように、家族や後の世代のことを考慮して決めていくというのは、自分自身はもちろん、後世の心の拠り所を用意しておくことにもつながると私達はおもっています。
たとえば、お墓を護る文化を大切にしている家族であれば、跡継ぎがその土地に残り、墓を管理していく意思があるのであればお墓を建てればよいでしょう。
(この場合、気をつけることとしては、寺院の敷地にある寺院墓地の場合は、その菩提寺と長い付き合いがあり、子ども世代や孫世代も、その菩提寺や宗旨、宗派に理解があるかどうかを考慮することも忘れずに)
一方、子どものいない家族や独身の方は墓を建てても護る人がおらず無縁墓になる可能性が高いため、永代供養してもらえる樹木葬や納骨堂、永代供養墓のほうが適しているでしょう。
また、年を重ねると、お墓の掃除やお参りなども負担が大きくなることがあります。室内の納骨堂であれば、天候に左右されずに、お参りがしやすいですね。樹木葬も霊園管理が行き届いていれば石のお墓よりは清掃の負担が軽減されます。
このように、墓を構えるか、樹木葬や納骨堂を契約するかは、その人の目的や状況、そして未来によってどちらがよいか判断するとよいでしょう。
また、費用についても石のお墓は高いといわれがちですが、最近は樹木葬や納骨堂でも100万円以上するものよくあります。また、立地や地域でも大きく費用は変わりますので全国平均の相場はあまり意味をなしません。
まずはイメージではなく、自身が納骨を検討しているエリアに絞り込み、その中で費用感をみて予算に近い選択肢を絞り込みましょう。
エンパーク内の記事を商業目的で盗作、盗用、引用することは固く断りします。
エンパーク内の記事は供養業界で相談業務や現場経験のある編集部が一般の方にむけて正確な情報をお伝えすべく、経験とリサーチや取材をおこなったうえで心をこめて書いています。
2012年から運営してきたこのサイトの記事は心無い盗用や盗作にあい、あまつさえ間違った情報が混ざり、改ざんされていることもあります。非常にやるせない気持ちになります。
検索エンジンを向いた記事ではなく、記事に関わる業界、消費者にとっての善意で記事を創っていただくことを願っています。
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
【PR】不安定な世情の中、終末期について意識させられ、ご不安に思われる方も増えてきています。 エンパークでは、こんな世情だからこそ、心配されている方が増えている「葬儀・...
[PR] 葬儀を終えて納骨先を探そうと調べてみると、想像以上に選択肢が多くて悩むことも少なくありません。 墓地や霊園だけでなく、屋内の納骨堂や永代供養墓、樹木...
[PR] 「はじめての喪主、、、どこに相談すればいいの?」 「葬儀社を選ぶときに気をつけたほうがいいことは?」 「どうやって葬儀社を探せばいいの?」 ...
終活・エンディングのこと
ライター・ディレクター
解体に関する記事の監修者
地味に忙しい幸運体質の編集人
ライター・レポーター
実務家ファイナンシャルプランナー
お金に関する記事の監修者
家の建築・リノベーションの専門家
大人のためのbetterlifeマガジン