「葬儀屋」に関連する用語一覧

葬儀ローン

葬儀ローンとは、葬儀会社が窓口になって取扱いを受け付けている、消費者金融や信販会社、クレジット会社などのローン商品の総称です。労働金庫や信用金庫でも取扱い商品があるところがあります。当然、銀行と消費者金融では金利が違ってくるので注意が必要です。ブライダルローンなどに比較して、短期間の融資も可能になるので、故人の口座が凍結されてしまっ...続きを読む

清めの塩

清めの塩とは、もともとは神道の考え方からきたもので、死を穢れたものとして清めるという考え方からきたものです。死を穢れとは考えない他の宗教では不要とされるものでもあり、仏式の葬儀で清め塩を使わないとする宗派(浄土真宗など)もあります。大相撲の立ち合いの時には、力士が土俵に塩をまくのも清めの塩です。邪気をはらい土俵を清める意味があります...続きを読む

葬祭業

葬祭業とは葬儀や祭事を請け負い、葬具の販売、貸出などを含めて葬儀全般を世話する業者です。現在の葬祭業は、村落社会に急激な変化が訪れた戦後から発達したものです。江戸時代後期から棺屋、輿屋、籠屋と呼ばれる葬具道具を作り賃貸する家業があり、それが明治に発達したのが葬祭業の始まりといいます。都市部では、村の葬式組などの組織や習慣がくずれ、葬...続きを読む

喪家

喪家とは、ご不幸のあった家を指す言葉です。喪中の家を関東では「葬家」を用いることも多く、喪家は関西地域を中心に使われる傾向があります。喪家は儒教の喪のある家の意味から来た言葉といいます。喪に服している家で、御葬家、御遺族と同義です。喪家の狗(そうかのいぬ)という慣用句があるように、古くは「そうか」と読んでいた言葉です。喪家の狗は、葬...続きを読む

葬儀業界

葬儀業界は、市場規模年間1兆円とも言われる業界です。2017年には、高齢化する社会を背景に、2兆円規模に達するのではとも言われています。葬儀業界は、もともと閉鎖的とも言われた古い体質を持つ業界として知られていましたが、近年、他業種からの新規参入も増加し、業界内の業者間の競争も激化してきています。業界構造に大きな影響を与える他業種から...続きを読む

清拭

清拭とは、死の判定が終わった直後に遺体に対して行われる清浄のことです。病院で亡くなる人が多い現代では、看護師など医療機関の関係者によって行われる事が多くなっています。また、在宅で亡くなった場合は、訪問看護師や葬儀業者の手で行われることもあります。病院での清拭では、看護師が遺体をきれいに拭き、鼻の穴に詰め物をしてくれます。傷口を処置し...続きを読む

草鞋

草鞋とは、稲わらを使って作る伝統的な履物のことです。草鞋は足の形にあわせて、つま先の二本の緒の部分を乳に通して足に結んでいって履きます。草履のように鼻緒があってつっかけるだけの形式と違って、足にぴったりフィットするので、歩くのに最適な履物とされていました。草鞋は旅の必需品ということで、古くから旅を表す言葉に使われています。草鞋を脱ぐ...続きを読む

葬具

葬具とは、葬式の際に必要な道具の総称です。葬儀はかつては葬列を行っていたため、その際に必要になる道具がさまざまありました。当時の葬具は野道具と言われていました。野道具や仏具から発達した葬具もあります。葬具は一般的に金具のたぐいを用いず、白木や紙でできたものが多くなっています。続きを読む

友人葬

友人葬とは、葬儀の際に僧侶を呼ばず、故人の近しい人が集まって行う葬儀をさします。一般的には、創価学会の葬儀を友人葬と呼び、在家の会員の葬儀で、会員が集まって葬儀をする形式としても知られています。僧侶は呼ばず、戒名もつけずに、亡くなる前の名前をそのまま俗名とします。読経は学会の勤行・唱題会と同じ手順で行われます。また、創価学会の友人葬...続きを読む

訃報

訃報とは「誰かが亡くなった」というお知らせのことを言います。例えば電報や電話で親族が亡くなった知らせが届くことなどを「訃報が届いた」と言います。また現代ではテレビやインターネットのニュースなどで「芸能人の○○さんが亡くなりました」といった速報や案内も訃報となります。訃報では伝える内容は「亡くなった人物の名前」「通夜や葬儀の日程と場所...続きを読む

見積り(葬儀の)

葬儀における見積もりとは、葬儀の内容と費用を、葬儀前にあらかじめ想定し決めておくことをいいます。身内が亡くなった場合には、すぐに通夜や葬儀の準備をはじめなければならず、多くの場合は葬儀社に連絡をとります。見積した金額と、葬儀後の請求書の金額が大きく異なることがあってはトラブルの原因になりますので、不明な点は、見積もり時点で納得いくま...続きを読む

茶碗割

茶碗割とは、出棺時に、故人が使っていた飯椀(茶碗)を割ることを指します。霊柩車などの葬列が出発する直前に行うことが見られます。茶碗割は全国的な習慣ではないものの、枕飯などとあわせて、葬儀の習慣として行う地方があります。葬送に際しては、藁を燃やす、棺に大豆や米をまくなどの儀式を行う地域もあります。続きを読む

受付(葬儀の)

葬儀の受付とは、会葬者に記帳をしてもらったり、香典を受け取ったりする役割を担います。香典を受け取るなど金銭を扱う役割を担う場合は、近い親族が対応することが間違いがないでしょう。葬儀の行われる会場によって、受付の注意点も変わってきます。葬儀場での受付の場合、葬儀場のスタッフがいるので、会場の案内などで困ることは少ないでしょう。自宅での...続きを読む

門前飾り

門前飾りとは、葬儀の会場で入口付近に設置される、飾り付けのことです。内容は地域によってさまざまです。一般的には、名木(めいき)や門前提灯、表樒(おもてしきみ)の三点で飾り付けをします。名木は式場の外に立てる故人の名前を書いた看板です。夜間にはライトアップするようになっているものもあります。提灯は入口に一対飾ります。樒は香木で毒があり...続きを読む

保冷庫

ご遺体の状態を保つための遺体用の保冷庫があります。近年では、夏場や冬場に葬儀を行う場合など、葬儀式場(斎場)や火葬場などが混んでいて利用するのに数日かかってしまうというケースもあります。そのような場合にご遺体の損傷を防ぐためにご遺体を安置する施設として保冷庫を利用します。保冷庫を所持している葬儀社や、火葬場によっては保冷庫を設置して...続きを読む

喪章

喪章とは、元々は亡くなった人を悼む気持ちを示すためにつけられた黒い布のことで、遺族や葬儀関係者(葬儀社の社員やお手伝いをする人達など)が、そうと分かるように付ける印です。一般的には左腕に腕章を巻くか、左ポケットの上辺りに黒いリボンを安全ピンで止めます。遺族側が付けるものなので参列者は喪章をつけません。また遺族側全員が付けるわけでもな...続きを読む

守秘義務

守秘義務とは、業務で知りえた秘密は、口外しないという義務で、一般的には、弁護士、医療関係者、公務員などが負う義務ですが、葬儀社にも同様に、秘密を守る義務が課せられています。会社で重要な人物が急逝した場合は、会社にとっては大きな危機でもあり、事前に情報を漏えいされては社外的に影響が出てくるケースがあります。また、一般葬であっても葬儀社...続きを読む

搬送

搬送とは、病院で亡くなった故人を、病院から自宅へ、あるいは斎場へ、葬儀の会場へ、移動させることをいいます。病院で臨終を迎えた時に、搬送を任せる業者の選択は重要です。臨終を迎え、気が動転している中、病院から紹介を受けた葬儀社に遺体の運搬を任せる方も多く、そのまま、実際の葬儀も依頼するという方も少なくありません。しかし、葬儀の見積りや搬...続きを読む

お悔やみ欄

お悔やみ欄とは、新聞などに掲載される、故人の名前、逝去日、年齢、住所、通夜・葬儀日程、喪主名などの情報で、有料掲載の場合と、無料で掲載される場合があります。お悔やみ広告のように、黒枠で囲んだ葬儀の広告は有料広告ですが、新聞社が記事として作成する死亡記事は、広告料金は必要ありません。死亡記事に関しては、掲載の有無は新聞社が判断するもの...続きを読む

生前予約

生前予約とは、生前に葬儀の内容を決めて葬儀社に申し込みをしておくことを指します。生前契約とほぼ同じ意味として使われることが多く、葬儀社によってもその内容は様々で、用語として混乱している面もあります。一般的に、生前契約は厳密に契約内容が定められているものの、生前予約は法的な効力がないなどと受け取られている場合もありますが、商品の内容に...続きを読む

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