「仏教」に関連する用語一覧

守護神

守護神とは、国家、特定の地域、個人などを守護し、加護を与えるといわれる神のことです。国土を守る国魂神、海上を守る住吉神、春日神は氏神で氏族の守護神です。災いを防ぎ、災難から守ってくれる神さまです。英語ではguardian angelなどとも言われます。守護神は、神的階層のパンテオンの上位を占めていることが多く、人物の守護霊は誕生とと...続きを読む

鬼子母神

鬼子母神は安産や育児の神です。法華経護持の神でもあります。天女が胸に子どもを左手で抱いて、右手には吉祥果を捧げています。鬼子母神は、日本だけでなくインドでも安産、子育て、子宝に恵まれるとされています。鬼子母神はまた、『近光明最勝王経』や『孔雀王』で法華経護持の神として説かれていて、日蓮宗のお寺でも見ることができます。続きを読む

色即是空

色即是空とは、仏教の言葉で、現世にあるあらゆる物事や現象には、すべて実体はなく、空無であるという意味です。色即是空の色は、サンスクリット語ではルーバといいます。この世の中で起こるすべての物事や現象をあらわし、空は実体がないことを意味しています。色即是空の即是は、二つのものは全く一体不二であることをいいます。この世にあるすべてのものは...続きを読む

宝珠

宝珠とは、災難を除き、濁水を清くするといわれ、思い通りになる珠のことです。宝珠を得るとどんな願いもかない、欲しいと思っている宝物を作り出すといわれています。増益の現世利益を祈る対象です。宝珠は、すべての海水と魚を飲みこんでしまうといわれるインドの伝説の怪魚マカラの体内や、龍神の脳から出たとも言われています。手に宝珠を持っている龍神の...続きを読む

精進料理

精進料理とは、野菜、豆、穀類を工夫して調理した料理です。仏教では、殺生が禁じられているため、肉食はできません。そのため、僧が食べる食事は、精進料理が基本になります。美食を戒め、粗食であれという行でもあります。精進料理の精進は、ひたすらに仏道修行に努めることで、悟りを極めるための食事という意味もあります。続きを読む

国教

国教とは、国が特定の宗教を公認、統制、保護する宗教のことです。国教のある国では、その宗教の教義が、その国を統治する際の根本原理になっています。国家行事でもその儀礼にのっとって行われます。キリスト教を国教としているのは、アルゼンチン、コスタリカのローマ・カトリック、ギリシャ、フィンランド、キプロスの正教会、イングランドの聖公会などがあ...続きを読む

華厳宗

華厳宗とは、大乗仏教の宗派のひとつです。華厳経を所依とし根本聖典にしています。独自の教学体系を立てています。開祖は杜順で、第二祖が智儼、第三祖は法蔵、第四祖は澄観、第五祖の宗密へと相承されています。華厳教学は、天台教学に並ぶ仏教の代表的な思想です。華厳宗では四法界と言う世界感があります。人間の考える実法界、自我を捨てた虚無の理法界、...続きを読む

生老病死

生老病死とは、仏教用語です。生まれること、老いること、病気になること、死ぬことの4つの苦のことをいいます。苦は「苦しみ」という意味ではなく「自分の思うようにならないこと」の意味で、生きている限りは避けることのできない、この世での人間の苦悩のことです。仏教における苦というのは、サクスクリット語のドウクハのことです。ドウクハのドウは、悪...続きを読む

鑑真

鑑真とは、奈良時代に日本に仏教の教えを正しく広めるため活動した帰化僧です。日本に律宗を開いた開祖です。唐の揚州江陽県の生まれで、14歳で得度し、20歳で長安に入り、翌年から律宗・天台宗を学だといわれています。当時の日本には伝戒師が必要で、聖武天皇は優秀な僧を探していたため、742年に日本から唐に渡った僧・栄叡、普照などに戒律を日本に...続きを読む

役僧

役僧とは、葬儀や法事などで導師について従う僧のことです。伴僧とも言われます。葬儀を取り仕切るのは導師ですが、規模の大きな葬儀になると、導師の次に格がある脇導師が来て、その下に役僧がいます。導師は菩提寺の住職など、住職資格を保有している僧侶でなければなりません。菩提寺より寺格が上の寺院から、葬儀や法事のために来てもらうこともできるでし...続きを読む

文殊菩薩

文殊菩薩とは、大乗仏教の菩薩で、智慧をつかさどる仏とされています。インドに実在した人がモデルとも言われてています。普賢菩薩とともに、釈迦の脇侍になっています。文殊菩薩像は、獅子の背の蓮華座に結跏趺坐し、右手に利剣、左手に経典を載せた青蓮華を持っています。密教の文殊菩薩像では、童子形のものも見られます。禅宗では、修行僧の姿をあらわす聖...続きを読む

宗旨宗派問わず

霊園の募集で「宗旨宗派問わず」という場合には、実際にはさまざまな解釈があります。霊園と言っても、寺院墓地、民間墓地、公営墓地とそれぞれに特徴がありますから、文字通り(仏教徒であれば)宗旨宗派は問わずに墓所を構えることができる公営霊園や、民営霊園もあります。「宗旨宗派問わず」だけでなく「宗教問わず」となっていれば、どんな宗教を信仰して...続きを読む

宗旨替え

宗旨替えとは、広義に言えば自分が信仰している宗旨宗派を変更することです。仏教なら仏教の中で宗旨宗派の変更を行うなど、同じ宗教間での変更を指す言葉です。狭義で言えば、寺請け制度の菩提寺を別の宗旨の寺に変更することをさします。その寺院の檀家をやめて、別の寺の檀家になることです。続きを読む

禅堂

禅堂とは、禅の修行をするための堂です。修行僧が集団生活を行い、修行に励む場所で坐禅を行う場所でもあります。禅堂に入る時には合掌低頭といって、合掌したまま少し頭を下げるようにします。禅堂では、両手をぶらぶらさせずに、叉手(左手を外側に左右の手を重ねて胸の前に保つしぐさ)で姿勢を保つようにします。続きを読む

警策

警策とは、坐禅を行う時に、修行者の肩や背中を打つ棒のことです。臨済宗では「けいさく」曹洞宗では「きょうさく」と読みます。警策の長さは宗派によってさまざまです。警策は樫木や栗の木でできていて、持ち手が円柱状で、先端部分は平たい形をしています。坐禅において警策が始まったのは、江戸時代になってからです。坐禅に参加すると、直日(じきじつ)、...続きを読む

お経

お経とは、釈迦の教えを口伝で伝えたものを、誰でも読めるようにまとめたものをさします。お経はインドの経典が中国を経由して日本に伝わりました。日本国内のお経の種類は、俗に八万四千などとも言われていますが、正確な数はわかっていません。続きを読む

花立塔婆

花立塔婆とは、静岡県東部(富士市・富士宮市・沼津市)で用いられる塔婆のことです。静岡県東部の一部地域では、元々お墓参りの際に竹製の花立を檀家同士で名刺の代わりに置き合う慣習がありました。竹製の花立を置き、花をお供えし、檀家の皆さんでご先祖を供養していたようです。時代の変化によって、竹製の花立と生花を置いた後の対応が大変だったため、花...続きを読む

大黒天

大黒天とは七福神のひとつで、肩に大きな袋を背負い、右手には内出の小槌を持った姿が有名です。米俵の上に乗って、福々しい姿が印象的です。もともとはサンスクリット語でマハーカーラと呼ばれるインドの神さまです。漢字にすると摩訶迦羅となり、マハーは大、カーラは黒の意味があるので、この名前がつきました。インドでは、ヒンドゥー教の主神であるシヴァ...続きを読む

摩利支天

摩利支天とは、護身、勝利、開運などをつかさどる神として信仰を集めています。猪の背中に乗っていることから、亥年の守り神とも言われています。三面六臂で走駆する七頭の猪に乗っています。また、蓮の花の上で座っている像もあります。元来は女神の像でしたが、男神像として作られた像もあります。もともとはインドの女神、マーリーチーに由来していて、サン...続きを読む

弁財天

弁財天とは、仏教の守護神の天部のひとつ、ヒンドゥー教の女神、サラスヴァティーが仏教や神道に取り入れられた呼び名です。日本には古来から八百万の神々がいますが、七体の神仏を選んで七福神としました。その七福神の中で紅一点の存在で、琵琶を弾く姿でも良く知られています。もともとは川の女神で、水の流れがさらさらと聞こえることから、弁舌や音楽の女...続きを読む

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