守護神

守護神とは、国家、特定の地域、個人などを守護し、加護を与えるといわれる神のことです。

国土を守る国魂神、海上を守る住吉神、春日神は氏神で氏族の守護神です。

災いを防ぎ、災難から守ってくれる神さまです。英語ではguardian angelなどとも言われます。

守護神は、神的階層のパンテオンの上位を占めていることが多く、人物の守護霊は誕生とともに個人に付属するものとされています。

神道では、産土神という自分が生まれた土地の守護神がいます。

生まれたところの守護神で、他の場所に引っ越して行っても、生まれる前から死んだあとまで守護してくれる神とされています。産土神への信仰は、産土信仰と言われています。

氏神と氏子は血縁が基になる関係ですが、産土神は地縁の信仰です。

また、村の鎮守神は一定の地域の土地を守護する神さまで、産土神と同一に考えられることがあります。共同体の繁栄と運命をつかさどる守護神です。

仏教では、仏教徒を守護する神がいて、護法善神や御法神と呼ばれています。

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