「中国」に関連する用語一覧

鬼神

鬼神とは、恐ろしく荒々しい神という意味です。善神と悪鬼の双方があり、それぞれが祭祀や祈祓の対象になっています。鬼神は、一般の人には、見えない、聞こえないような超人的な能力を持つ存在として畏れられています。鬼神を鬼と同義に使うこともあります。続きを読む

家系図

家系図とは、その一族の代々の系統が書かれたものです。日本の家系図は主に家督相続の継承の系統を表したものです。江戸時代の家系図などの中には、その人物の生没年だけでなく、最高官位、経歴などを書き入れたものもあります。家に付属する財産、所領、職業の継承を特記したものが多く、寺院では僧侶の法脈、血脈、寺院の住持の歴代、学術、武術などの諸芸の...続きを読む

埴輪

埴輪とは、素焼きの焼き物で、古墳時代に古墳の上に並べて置かれたものです。埴輪は3世紀後半から6世紀後半にかけて作られ、聖域を示すために並べたり、古墳の土が崩れないように置かれたといわれています。埴輪は紐状にした粘土を積み上げて形を作り、中は空洞になっています。埴輪によっては、パーツごとにつくって、粘土で貼り付けて作り上げたものもあり...続きを読む

庫裏

庫裏とは、仏教寺院の伽藍(寺院の建物)のひとつです。庫裡と書くこともあります。「裏」も「裡」もどちらも内や中という意味があります。寺院の台所であり、居住する場所を意味します。大規模な寺院では、独立した建物になっていて、歴史の古い寺院においては、庫裏の建物が文化財に指定されているものもあります。中小規模の寺院では、建物として独立してい...続きを読む

文殊菩薩

文殊菩薩とは、大乗仏教の菩薩で、智慧をつかさどる仏とされています。インドに実在した人がモデルとも言われてています。普賢菩薩とともに、釈迦の脇侍になっています。文殊菩薩像は、獅子の背の蓮華座に結跏趺坐し、右手に利剣、左手に経典を載せた青蓮華を持っています。密教の文殊菩薩像では、童子形のものも見られます。禅宗では、修行僧の姿をあらわす聖...続きを読む

お経

お経とは、釈迦の教えを口伝で伝えたものを、誰でも読めるようにまとめたものをさします。お経はインドの経典が中国を経由して日本に伝わりました。日本国内のお経の種類は、俗に八万四千などとも言われていますが、正確な数はわかっていません。続きを読む

五山制度

五山制度は、インドの五精舎が中国南宋に伝わり、禅宗の保護と統制の目的で定めた寺格のひとつです。寺格というのは、寺院の社会的な地位や、宗教的な地位を鑑みて、政府が認めた寺院の格式のことです。日本の五山制度は、一般的には臨済宗の寺格制度になります。鎌倉時代後期に入ると、日本に禅宗が入り、普及するようになりました。1299年、鎌倉幕府執権...続きを読む

円覚寺

円覚寺とは、鎌倉市山ノ内にある臨済宗円覚寺派の大本山です。鎌倉五山の中では、第二位になります。本尊は宝冠釈迦如来で、北条時宗が開基しました。円覚寺の名前の由来は、建立の際に大乗経典の円覚経が出土したためと言われています。円覚寺は鎌倉幕府の執権北条時宗が、中国僧の無学祖元を招いて開基し、北条得宗の祈祷寺になり、鎌倉時代を通して、北条氏...続きを読む

建長寺

建長寺とは、鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の大本山です。鎌倉五山では、第一位の寺格になっています。本尊は地蔵菩薩、北条時頼が開基しました。建長寺の境内と庭園は、国の史跡として指定されています。建長寺の境内がある地域は、古くは「地獄ヶ谷」と呼ばれていて、処刑場があったところです。そこには伽羅陀山心平寺という、地蔵菩薩を本尊とする寺が...続きを読む

鎌倉五山

鎌倉五山は、神奈川県鎌倉市にある臨済宗の禅寺で、建長寺、円覚寺、寿福寺、浄智寺、浄妙寺の5つの寺院とその寺格のことです。京都五山に対して言います。中国南宋時代に五山官寺制度があり、それが日本に鎌倉時代に伝わり、北条氏によって導入されました。その後、鎌倉幕府が滅亡すると、鎌倉中心の五山ではなく、京都を中心とした五山が定められました。幕...続きを読む

京都五山

京都五山とは、京都にある臨済宗の五大寺である南禅寺、天竜寺、相国寺、建仁寺、東福寺、万寿寺のことです。鎌倉五山に対して使われます。中国南宋時代の五山官寺制度で、禅宗の保護と統制を目的に、格式の高い5つの寺院を決定したことに由来しています。日本に伝わったのは鎌倉時代で、当初は鎌倉五山が先にありました。京都に五山ができたのは、その後後醍...続きを読む

大黒天

大黒天とは七福神のひとつで、肩に大きな袋を背負い、右手には内出の小槌を持った姿が有名です。米俵の上に乗って、福々しい姿が印象的です。もともとはサンスクリット語でマハーカーラと呼ばれるインドの神さまです。漢字にすると摩訶迦羅となり、マハーは大、カーラは黒の意味があるので、この名前がつきました。インドでは、ヒンドゥー教の主神であるシヴァ...続きを読む

雑密

雑密とは、真言密教や天台密教が成立する前に、奈良時代にはあったという初期の密教です。大日如来出現以前の密教を雑密といい、これが密教の初期と考えられています。雑密には呪術的な要素が多く、体系化される以前の密教で、祭祀宗教であるバラモン教のマントラの影響を強く受けています。雑密の修行は山の祖霊を信仰する山岳信仰に基づいたもので、インドの...続きを読む

エンゲイジド・ブッディズム

エンゲイジド・ブッディズムとは、仏教徒が社会問題に取り組む運動のことで、1960年代にベトナム出身の禅僧ティク・ナット・ハンのムーブメントで広く知られるようになりました。ティク・ナット・ハンはベトナム戦争下での平和活動や社会支援を行い、渡米して戦争の終結を訴えました。1964年の「Engaged Buddhism」後も詩、著作を通じ...続きを読む

涅槃仏

涅槃仏とは、釈迦が入滅する際の様子をあらわした仏像です。タイのワット・ポーにある大型の涅槃仏は有名です。右手を枕に頭は北向き、顔は西向きに寝そべった姿があらわされています。この姿勢から、一般に人が亡くなった時に北枕に寝かす由縁になったといわれています。足の裏には宇宙観を表すも文様が描かれています。右脇を下に両足は上下に重ねた体勢で眠...続きを読む

涅槃会

涅槃会とは、釈迦の入滅の日に行なわれる法要です。釈迦の入滅の日は諸説ありますが、2月15日とする説が一般的です。寺院によっては3月15日に涅槃会を行うところも少なくありません。実際の入滅の日時ははっきりとはしませんが、南伝仏教では、ヴァイシャーカ月の満月の夜とされています。インドの暦によれば、ヴァイシャーカ月は第2の月という意味があ...続きを読む

四天王

四天王とは仏教で持国天、増長天、広目天、多聞天の四人組を差し、東西南北を守護してくれる神を言います。四天王は仏教の守護神の帝釈天に仕え、須弥山の中腹にいて四方を守護しています。持国天は、東勝神洲を守護する神で、乾闥婆、毘舎遮を眷属とします。増長天は南瞻部洲を守護し、鳩槃荼、薜茘多を眷属とします。広目天は西牛貨洲を守護し、龍神、毘舎闍...続きを読む

パンチェン・ラマ

パンチェン・ラマとは、チベットの法王ダライ・ラマに次ぐ重要な存在です。ダライ・ラマが観音菩薩の生まれ変わりを信じられているように、パンチェン・ラマは、阿弥陀仏の生まれ変わりとされています。パンチェン・ラマは、偉大な学者という意味のある称号です。当初パンチェン・ラマ9世が中国亡命をしたことを不満としたダライ・ラマ13世との間は、緊張関...続きを読む

ダライ・ラマ

ダライ・ラマとは、チベット仏教ゲルグ派の法王の尊称です。チベットの教化主である、観音菩薩の化身の生まれ変わりで、人々を導くために輪廻を繰り返すとも信じられています。ダライ・ラマには、モンゴル語で「智慧の海」という意味があります。チベットの人々にとって、一生に一度は、ダライ・ラマの居城へ巡礼するのが、目標のようになっているといいます。...続きを読む

天部

天部とは、天界に住む者の総称で、仏教の守護神のことをあらわす言葉です。仏像の中では、毘沙門天・帝釈天のような天像の総称でもあります。インド古代神話においては、天界に住む神々のことで、仏教に取り入れられた時、護法神となりました。凡夫は欲、色、無色の三界を輪廻すると言われています。この三界には二十八の天界があり、そこには天部が住んでいる...続きを読む

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