ほおずき

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ほおずきの意味(ほおずきとは)

ほおずきは盆花の代表的なもののひとつです。お盆には精霊が迎え火提灯の灯りを頼りに帰ってくるといわれています。

先祖や亡くなった人が迷わずに戻れるよう、ほおずきの花を提灯に見立てて盆棚仏壇に手向けます。ほおずきは枝付きのものを求め、飾りつけをします。

昔は電気もなく、日暮れ時には提灯やロウソクを用いて灯りをとりました。夜道は今よりもずっと暗く、街灯もなかったので、行燈や提灯を飾ることで、お盆のお迎えにしたのです。

ほおずきは漢字で鬼灯と書きますが、鬼は中国では死者や霊を意味する言葉です。

ほおずきの実際

お盆は夏季の暑い盛りの時期に行うため、農作物の収穫量が安定していなかった時代には、ほおずきを飾り付けることで、供物が不足している時にも補うことができたといわれています。

花や果物、野菜が十分収穫できなくても、ほおずきを飾り付けることで、華やかな盆棚ができあがったのでしょう。

関東ではお盆は7月13日からですが、その直前には浅草寺でほおずき市が開催され、多くの人でにぎわいます。

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