「クリスチャン」に関連する用語一覧

剃髪

剃髪とは、僧侶が出家する際に髪をそり落とすことをいいます。俗世間と決別し、仏弟子になる表明のために行う儀式を、剃髪式といいます。得度式の受戒の際に行なわれます。剃髪染衣(ていはつぜんえ)とは剃髪して、黒い衣を身につけることで、尼や僧になることをいいます。続きを読む

香典袋

香典袋とは、お香典を入れる不祝儀用の袋のことです。香典とは線香や花の代わりにもなるもので、通夜か葬儀・告別式の際に持参し、現金を香典袋に入れてお供えします。葬儀に持参することができない場合は現金書留などを用いて郵送します。香典袋の仕様に関しては、宗教、宗派、その地方のしきたりにより様々な形式がみられます。続きを読む

牧師

牧師とは、プロテスタントの聖職者のことです。カトリックとは違い、牧師は一人の信徒として、一般信徒と同じ立場をとります。按手礼を受けて聖職につきます。牧師という言葉は、羊飼いという意味で、キリスト自らが、自分を羊飼いになぞらえたことから来た言葉と言われています。万人司祭とも言われます。牧師は礼拝をおこなうのも重要な仕事です。カトリック...続きを読む

神父

神父とは、カトリックや正教会における司祭を表します。一般の信徒が司祭を呼ぶときに使う言葉です。使徒継承の階級があり、職は代々継承していきます。また、父としてカトリック信徒の世話に、一生を捧げます。通常、既婚者が神父になることはできませんし、独身者が神父になった場合は、結婚が許されません。また、女性の神父は存在しません。懺悔聴聞といっ...続きを読む

プロテスタント

プロテスタントは、マルティン・ルターの宗教改革から成立したキリスト教の宗派の総称です。キリスト教には、プロテスタント、カトリック、キリスト正教の大きく分けて3つがあるといわれています。プロテスタントは、ミサを礼拝、聖職者は司祭、司教と呼び、多くの教会が福音主義を説いています。聖書中心主義で、聖書の解釈自体は個々の良心に任せるというの...続きを読む

カトリック

カトリックは、公同、普遍、普公という意味を持つ言葉で、キリスト教の概念のひとつです。カトリック教会の信徒という意味でも用いられています。日本においては、フランシスコ・ザビエルが最初に広めたとされています。一般的にカトリック教徒は、ローマ教皇からなる聖職位階制度があります。神父という言葉は、カトリック教会における司祭を表す言葉です。プ...続きを読む

キリスト教

キリスト教は仏教、イスラム教とともに、世界三大宗教に数えられます。イエス・キリストを救済者として信仰し、神の愛と赦し(ゆるし)を説く宗教です。旧約聖書と新約聖書におけるイエスの人格と教えをもとにした宗教です。日本にキリスト教が最初に伝わったのは諸説あるものの、史実としてはっきりしているのは、1549年のフランシスコ・ザビエルらによる...続きを読む

受戒

受戒とは、仏門に入るため仏弟子として戒律を受けることをいいます。受戒は戒名を受け取る、頂くことであり、お坊さんだけでなく一般信徒も生前に戒名を受け取ることが可能です。キリスト教では受戒のことを洗礼といい、生前に名を頂くことになります。続きを読む

神葬祭

現在では日本人の殆どが仏式の葬儀を行なっていますが、神葬祭は日本古来の日本独自の宗教である神道で行われる葬儀です。日本の歴史の中で積極的に仏教が取り入れられたり神道は圧迫されたりという流れの中で、現在日本人の多くは何らかの仏教徒として葬儀を行い、または寺に墓を持っている人が多いのが現実です。このため日本人でありながらも神葬祭(神式で...続きを読む

献花

献花とは、葬儀で霊前や神前に花を供えることをいいます。キリスト教や無宗教の葬儀で行われることが多いです。仏式でいうと焼香にあたり、神式でいうと玉串奉奠(たまぐしほうてん)にあたる儀式で、参列者が一人づつ花を供えていきます。献花の作法としては、まずは遺族に一礼し、花が右側を向くように受け取ります。その後、遺影に向かって一礼をし、両手で...続きを読む

死装束

死装束とは、亡くなった方を納棺するときに着せる着物のことです。全身白一色の和服で、左前を合わせにして着せます。伝統的には、経帷子を着せ、脚に脚絆、手に手甲、白足袋と草履をはかせて、三途の川への渡し賃として六文銭を入れた頭陀袋をかけて、頭に三角布をつけます。仏式では、死者は浄土へと旅に出るとされていて、そのための巡礼の衣装を死装束とし...続きを読む

冥福

冥福とは死後の幸福を表す言葉です。死後の世界を「冥界」と言うため、その文字がとられています。弔意を表す言葉として、「冥福を祈る」という言葉がよく使われます。死者が冥土の旅を無事終えて、良い世界に転生できるように、との思いが込められています。続きを読む

表書き(お香典編)

香典袋の表書きを悩まれる方が多いかと思います。「御霊前」がどの宗教、宗派でも広く用いられるという考えもありますが、宗教、宗派によってさまざまな理由から違いがあります。下記に宗教・宗派ごとの上書きを列記しますので参考としていただければと思います。仏教での表書き多くの仏式 (四十九日までは)「御霊前」多くの仏式 (四十九日後は)「御仏前...続きを読む

祭壇

祭壇とは、葬儀式に用いられる壇をいいます。遺影写真や供物や飾り、故人を偲び供養します。仏式の葬儀の場合は、祭壇の前には経机が置かれて、お坊さんが読経をします。伝統的に、白木祭壇が用いられてきましたが、近年、花祭壇を選ばれる方も増えています。キリスト教の場合は、お花を飾り十字架を設置します。神式の場合は、祭壇には神饌物(しんせんもの)...続きを読む

通夜振舞い

通夜振る舞いは、僧侶の読経と弔問客による焼香の後、弔問客に対して食事や飲み物を供し故人を偲ぶ場のことを言います。地域によっては乾き物(お茶とお菓子)を用意する場合もあります。料理を供する場合、実際の人数の予想が難しいこともあり、大皿に盛りあわせた料理をとりわける形がよく見られます。1~2時間で順次散会するのが一般的です。その後は遺族...続きを読む

後飾り

後飾りとは、火葬を終えたお骨を安置しておく2段から3段ほどの壇です。白木で造られたもので、白い布を上からかけたものが多いです。葬儀を仏式で行った場合、お位牌、線香、供物などもお供えして、お骨をご安置して供養します。四十九日などを迎えて納骨を終えた後は撤去する一時的なもので、中陰壇(ちゅういんだん)や後壇(あとだん)とも呼ばれます。葬...続きを読む

形見分け

形見分けとは、故人の愛用品や衣類などを近親者や友人に分けることを言います。形見分けの品は、衣類、時計、装飾品、本、趣味用品などです。時期としては、仏式は四十九日の忌明け、神道は五十日祭、キリスト教式は亡くなってから一ヶ月後お追悼ミサや記念会に行うことが多いです。誰に何を渡すのかは明確な決まりがあるわけではありませんが、気をつけるとス...続きを読む

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