「墓地」の検索結果

墓地の用語

奥都城

奥都城とは、神道の墓石に刻まれる言葉です。仏式では「〇〇家之墓」とあるところ、神道では「〇〇家奥都城」となります。奥都城の都は、万葉仮名の「つ」で「~の」という意味になります。都の文字を使うのは、その家に神官や氏子がいたという意味があります。津は地域によっては、墓所の近くに海、川や湖、池などがある時に使われます。奥は文字通り「奥」ま...続きを読む

自然葬

家代々でお墓を継承していく現在の制度だけでは対応しきれなくなった少子化や個人の価値観の変化などの社会変化と、自然回帰の考えがあわさり、少しずつ広がりつつある供養の方法です。自然葬のメリット・デメリットを知ったうえで、選ぶことが大事です。自然葬の主なものとして、散骨と樹木葬の2通りの方法が見られます。散骨とは遺骨を粉末状にして、海や山...続きを読む

返還墓地

返還墓地とは、墓地で返却されて再募集するお墓の区画に用いられる用語です。主に用いられる場面としては、公営墓地などで区画の公募が発表された際などに「返還墓地」と記されています。墓地を使用している人が、別の墓地を求めたり、次の世代で墓を受け継ぐ人がいないなどの理由から、墓地の使用権利を返還すると、その区画は再募集の対象になります。日本に...続きを読む

火葬場

火葬場とは、遺体を荼毘に付す(火葬する)場所、施設のことです。火葬場には運営が公営のものと民間のものがあります。公営では複数の自治体が共同で運営をする「事務組合」のかたちをとる火葬場もあります。一般的には火葬場は公営で運営している場合が多いですが、東京23区は、民営の火葬場が多いという珍しい自治体です。また、松原市(大阪府)や八幡市...続きを読む

仮埋葬

仮埋葬とは、正式に遺骨を墓地などに納骨するまでの間、仮の処置として一時的に埋葬しておくことです。仮埋葬の始まりは土葬(仮に遺体を土の中に埋めていくこと)からきていると言われています。一時的に仮埋葬として土葬された遺体は後に、掘り起こして洗骨または火葬されて、正式な埋葬地、墓へ納骨するなどの対応が行われます。続きを読む

公営霊園

墓地には寺院墓地、公営霊園、民営霊園の3つがあります。公営霊園とは、都道府県や市町村などの自治体が管理・運営している墓地のことです。特徴として挙げられるのは、・自治体が運営しているので、経営が安定している・宗旨・宗派を問われない・永代使用料が比較的安く設定されている場合も・石材店を自由に選ぶことができるなどです。ただし誰でも購入でき...続きを読む

無縁墓

お墓の継承者や縁故者がいなくなった墓のことを、無縁墓と呼びます。墓地の管理者は、基本的には毎年、墓地の管理費を集めますが、縁故者がいなくなった場合などは回収ができないため、官報に記載したり、墓所に1年間立て札を立てるなどして、縁故者の申し出を待ちます。申し出がない場合は無縁とみなされ、管理者側で、墓地を処分しても構わないことになって...続きを読む

民営霊園

墓地には寺院墓地、公営霊園、民営霊園の3つがあります。昭和30年代に寺院墓地や公営墓地が不足が問題となり、新しく民営霊園が登場しました。民営霊園とは、営利を目的としない公益法人や宗教法人に経営が許可されている墓地のことです。宗教法人の経営であっても、宗旨・宗派不問の墓地として販売しているものを、民営墓地と呼ぶ場合もあります。特徴とし...続きを読む

檀家制度

檀家制度は、江戸時代の寺請制度がその始まりと言われています。檀家が、特定の寺院に所属して、葬祭供養一切をその寺院に任せる代わりに、布施として経済支援を行うことが檀家制度です。江戸時代は、宗旨人別帳などと呼ばれる戸籍台帳のようなものを寺院が作成管理していました。これには檀家の家族、奉公人、出入りの行商人などのすべての項目があり、名前、...続きを読む

宗旨宗派問わず

霊園の募集で「宗旨宗派問わず」という場合には、実際にはさまざまな解釈があります。霊園と言っても、寺院墓地、民間墓地、公営墓地とそれぞれに特徴がありますから、文字通り(仏教徒であれば)宗旨宗派は問わずに墓所を構えることができる公営霊園や、民営霊園もあります。「宗旨宗派問わず」だけでなく「宗教問わず」となっていれば、どんな宗教を信仰して...続きを読む

宗旨替え

宗旨替えとは、広義に言えば自分が信仰している宗旨宗派を変更することです。仏教なら仏教の中で宗旨宗派の変更を行うなど、同じ宗教間での変更を指す言葉です。狭義で言えば、寺請け制度の菩提寺を別の宗旨の寺に変更することをさします。その寺院の檀家をやめて、別の寺の檀家になることです。続きを読む

神社

神社とは、神道の信仰で神々を祀るための建物や施設の総称です。また、祭祀を行う組織そのものも神社とよびます。神社の区域は鳥居の内側を差し、神域としています。神社には、産土神、天神地祇、皇室、氏族の祖神、偉人や国家に功労のあった人などの霊が神として祀られています。続きを読む

葬儀社

葬儀社とは、葬儀に必要な支度を調達し、葬儀を執り行う役割を請け負う仕事を行う会社です。また、葬儀を行う仕事やそれに就業する人のことを指します。葬儀や葬祭を執り行う際には、公的な資格や免許はありません。誰でも葬儀社を始めることができます。民間資格の中には、葬祭ディレクター、仏事コーディネーターといったものがありますが、必須条件ではあり...続きを読む

墓じまい

墓じまいとは、後継者がいなくなった墓や、遠方でお参りにいけない、などを理由に墓を引越しする(改葬する)際に、解体、撤去することをいいます。墓を撤去する際には、使用権を返還する手続きを取ります。その際、現在使用している墓所に関しては、更地の状態に戻して返還することになります。仏教の場合、解体する前に「魂抜き」と呼ばれる供養を行います。続きを読む

無縁仏

無縁仏とは、弔う縁者がいないため、さまよっている霊魂のことで、遊魂とも言います。供養されないため、常に空腹で、安らかな死が迎えられず、怨念を持って迷っているため、たたりを起こすなどとも考えられ、仏との因縁を結んだことがない霊とされています。そうした仏教の考え方から転じて、供養する親族、縁者のいなくなった仏像、石仏などのことも表します...続きを読む

迎え火

迎え火は、お盆に先祖の霊を迎え入れる時、外で焚く野火のことです。一般的には13日の夕方に行いますが、1日から7日の間に行われる地域もあります。家の門や玄関で、素焼きの焙烙(ほうろく)と呼ばれる皿に、おがらという皮をはいだ麻の茎の部分を折って重ね、火をつけます。おがらは、麻から皮の部分を剥いだあとに残った芯の部分のことです。麻は清浄な...続きを読む

祭祀財産

祭祀財産とは、家庭の位牌、仏壇、仏具、墓地、墓石、神棚といった先祖をまつるために必要なものや、先祖代々の家系図のことをさします。祭祀財産は相続財産には含まれていません。また、遺骨は祭祀財産を継承するものに帰属します。明治時代には、家を継ぐというのは、祭祀財産を継ぐことであり、相続財産を継ぐことでした。家督制度があり、長兄が相続するの...続きを読む

祭祀継承者

祭祀継承者とは、墓所や年忌法要の管理、主催を行う者のことです。相続には当たらないので、遺産の対象ではありません。祭祀継承の祭祀財産は、家系図、仏像、位牌、仏壇、神棚、墳墓といったものになります。遺産ではないので、これらに相続税はかかりません。これらを管理する祭祀継承者は、一般的には複数名ではなく、家族の特定の一人が担うことが多くなっ...続きを読む

桜石

桜石とは中国福建省が原産の石材です。女性に人気の高い淡いピンク系の色で、桜御影という別名があります。中国石材の中では古くから産出され、輸出されています。手ごろな価格で大型の石材が入手できることから、外柵や建材などに用いられてきましたが、公園墓地や洋型墓石に好んで使用されるようになってきました。芝生のグリーンにピンクの石肌が映えること...続きを読む

外人墓地

外人墓地とは、駐在外国人の墓地のことです。一般的に、長期滞在の外国人や、日本で没した外国人が永眠する墓地で、軍事墓地とは区別されているものの、戦時中に戦火で命を落とした外国籍の人や、捕虜だった人の多くが眠る外人墓地もあります。日本には、神戸、函館、長崎、那覇、東京、横浜にそれぞれ外人墓地があります。埋葬されているのは、政府との関係の...続きを読む

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