納骨堂のLINE見学予約受付中!動画解説付き【東京都港区の納骨堂/青山霊廟】
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神仏習合とは、日本に元来あった神様の信仰である神道と、外国からやってきた仏教の信仰がひとつになった宗教の考え方で、奈良時代に始まったものです。
日本には元来神様が存在しました。自然の中にも神様がいたり、朝廷にも神様がいました。
仏教が伝来したとき、仏教の仏もまた、日本古来の神様の一人として迎えられたという歴史があります。
そこで神社に神宮寺が建設され、神前読経が行われるようになりました。
明治政府が神仏分離政索をとるまでは、日本では仏教と神道の区別は特になされなかったともいえます。
仏教は、悟りを開くという大きな目的を持ちますが、同時に仏によって救済され、救われたいという、現世利益を求める考えにもつながりました。民間信仰として庶民に仏教が根付いた理由でおあります。これは神道の考え方にとても近いものがあります。
また救済の概念は、護国、鎮守として朝廷や貴族にも保護されていきました。
江戸時代後半には、国学の研究が盛んになりました。同時に神道の地位が向上します。
ここで神仏分離思想が強まります。
明治維新後は、政府が神仏判然令を発し、これをもって神仏分離となりました。
廃仏毀釈運動がおこり、それまで神社の中にあった寺院や仏像が破壊され、多くの貴重な文化が失われました。
廃藩置県に伴い、寺社領は没収され、財政基盤がなくなった寺院は廃寺になりました。
国家祭祀の施設として神社は政府の管理下に入りました。第二次世界大戦後は、神道は国家祭祀のためのものではなく、一宗教となり、現在へと続いています。
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