廃仏毀釈

  • 読み:はいぶつきしゃく
  • 別名:仏教排斥運動

廃仏毀釈の意味(廃仏毀釈とは)

廃仏毀釈とは、明治に起こった神仏分離をきっかけに起こった、仏教を排除しようとする運動のことです。

寺院や仏像が取り壊され、仏壇などの仏具も破壊されました。

江戸時代の厳しい寺請制度で、汚職の温床となっていた寺院に反感を持っていた庶民と、神道の復古を目指した一部の神職とが中心になって起こした運動ともいわれています。

神仏習合を廃止し、仏像を神社から追放し、仏教要素を払拭しようとし、寺院を廃止していきました。

士族階級が没落し、農村から都市へと人が集まったため、檀家を離れる人が増え、同時に西洋からの文明開化の思想もあった時代です。

そんな中、急速に神仏分離を行ったため、混乱がさらに進んだといいます。

廃仏毀釈の実際

薩摩藩では廃仏毀釈が徹底され、1616寺とも言われる寺院廃寺となり、僧侶は還俗し、兵士になったものも多くいました。没収された財産や人員は、軍を強化するために回されたといいます。

美濃国では、苗木藩の寺院、仏像、仏壇はすべて破壊され、藩主の菩提寺も廃寺になり、現在でも葬儀神道で行う家庭が多いといいます。

こうした廃仏毀釈は、国学の普及の度合いによって、地域により激しく行なわれた場所がありました。

明治5年の神祇省廃止・教部省設置を前後して、運動は沈静化します。

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