祭祀主宰者
祭祀主宰者は祭祀を主宰する者のことです。慣習にしたがって、祭祀財産(仏壇や墓)は、祭祀を主宰すべき者が継承します。この場合の祭祀財産は相続財産には含まない考え方を取ります。そのため、墓や仏壇を引き継いで先祖の供養をする人は、祭祀主宰者となります。祭祀主宰者は、遺言で指定したり、生前に指定することもできます。祭祀主宰者と祭祀継承者が必...続きを読む
祭祀主宰者は祭祀を主宰する者のことです。慣習にしたがって、祭祀財産(仏壇や墓)は、祭祀を主宰すべき者が継承します。この場合の祭祀財産は相続財産には含まない考え方を取ります。そのため、墓や仏壇を引き継いで先祖の供養をする人は、祭祀主宰者となります。祭祀主宰者は、遺言で指定したり、生前に指定することもできます。祭祀主宰者と祭祀継承者が必...続きを読む
墓友とは、共同で墓を購入して、同じ墓に入る友人、知人同士をさした言葉で、墓友達の略語です。生前に永代供養の契約を行い、契約者同士で親睦を深めて墓友のような人間関係を形成しておくというサークルもあります。同じ敷地内にお墓を構えるのだから、少しでも相手のことを知っておきたいという考えから、句会などの共通の趣味を通して、グループ単位でイベ...続きを読む
屏位とは位牌のことです。位牌とは亡くなった方の戒名や没年月日などを記載したもので、仏壇に備えて亡くなった方と思い偲ぶものですが、その位牌にも幾つかの種類があるのです。ドラマなどのシーンでよく見かけるのは、比較的大きな板位牌で、亡くなった故人一人分の名前が記載されたものですが、それ以外に回出位牌(繰り出し位牌)と言って、装飾されたケー...続きを読む
墓石とは、墓の標し(しるし)として建てる石のことです。墓石を指して墓ということもあります。法律用語で墳墓とされるものは、遺骨や遺体を納めるためのもので、この場合は、墓石だけでなく、カロートや境界石、外柵までも含めて墳墓としています。墓石には一般的に、故人の戒名、姓名、没年などを刻みます。先祖や故人をしのび、遺された人が定期的にお参り...続きを読む
分骨証明書とは、お骨を分骨する際に発行してもらう書類です。希望によりお骨を2か所以上に分けて納骨したいというケースが発生した場合、2箇所目以降に納骨する際に必要になる書類です。お骨は法的には「ご遺体の一部」という事になっていますから、納骨(埋葬)する際には「埋葬許可証」というものが必要になります。もし埋葬許可証なしに遺体を埋葬したり...続きを読む
墓誌とは、墓石の傍らに建てる石碑のことです。石碑には、亡くなった人の名前、戒名や法名、亡くなった日付(享年・行年)などを彫刻します。墓誌を見ると家族や親族がわかり、先祖のつながりもわかるため、一族の歴史を伝える役割にもなります。比較的広い墓所を持つ、何代も続く大きな家族に人気の出てきた、墓石の付属品としては新しい部類に入るものです。...続きを読む
弔い上げとは、年忌の最後を指して言います。一般的には三十三回忌や五十回忌がこれにあたりますが、十七回忌、百回忌などを節目に弔い上げとすることもあります。弔い上げをもって、それ以降の仏事は行わず、年忌法要は終了ということになります。五十年後、百年後となると故人を直接知る人はほとんどいなくなってしまうでしょうから、子孫によって法要を営む...続きを読む
納骨とは、お骨の入った骨壷をお墓の中に収めることを言います。地方や宗教によっても違いがありますが、四十九日法要の後にお坊さんと一緒にお墓に行き、その中に骨壷を納めてお経を唱えてもらう場合などがみられます。葬儀後の法要としては、初七日を葬儀当日に繰り上げ初七日として行うケースも増えてきましたが、本来は亡くなってから7日毎に法要が行われ...続きを読む
ご本尊とは宗教の信仰対象となるもので、それらを模した仏像(彫刻品)や絵(掛軸)のことをいいます。寺院の本殿や一般家庭の仏壇には、その中央にご本尊が据えられているのが一般的です。ご本尊は宗派によって違い、ですから同じ仏教でも天台宗・真言宗・浄土宗・浄土真宗・曹洞宗・臨済宗・日蓮宗といった宗派によってその本尊は違います。例えば、天台宗・...続きを読む
寺請制度とは、江戸時代にキリスト教を排除する目的で「すべての人は寺院の檀家となり、寺院から寺請証文を受け取ること」を強要した制度です。檀家は特定の寺院に所属することでお布施を払い、葬儀や法要の一切をおこなってもらうことになります。寺院はお布施で潤うことになりますが、同時に檀家の管理を請け負う責任を持たされることになりました。事実上寺...続きを読む
棚経とは、僧侶が一軒一軒檀家を回り、お盆のお経をあげることをいいます。棚経の棚は、盆棚、精霊棚の棚からきています。お経も仏壇の前に限らず、精霊棚の前で読まれることもあります。盆棚は、供物を飾る棚で、庭先や座敷に飾られます。最近では仏壇の前に設けることが多くなっています。続きを読む
線香とは、仏事の際に、仏前で焚かれる線のように細いお香のことです。白檀(びゃくだん)、丁子(ちょうじ)などの香料を、松脂などで固めて作った匂い線香と、杉の葉を乾燥させて粉末にして、ノリで練って作った杉線香があります。線香は、邪気を払い、仏前を清めるもので、心を落ち着かせて先祖供養をする際に必要なものです。部屋の隅々を満たす香りは、仏...続きを読む
戒名料とは、僧侶に戒名をつけてもらった代わりに支払うお金のことをさします。一方、戒名はお金で買うものでないということから「戒名料」という言葉自体を用いることを避けるべきという考え方や、戒名料という言葉は用いず、お布施に含むという考え方もあります。戒名は本来、生前に修行を行って得るものといわれています。しかし一般的には、故人が亡くなっ...続きを読む
五十日祭は、神道における四十九日にあたります。忌明けとなる斎日でもあります。清祓いの儀を行い、神棚や祖霊舎の白紙をはがします。神道では、忌中は10日ごとに祭典を行います。十日祭、二十日祭、三十日祭、四十日祭と続けて、五十日目に五十日祭となります。仮祖霊舎には、お供物と拝礼を欠かさないようにします。米、酒、塩、水を毎日取り換えるように...続きを読む
檀家制度は、江戸時代の寺請制度がその始まりと言われています。檀家が、特定の寺院に所属して、葬祭供養一切をその寺院に任せる代わりに、布施として経済支援を行うことが檀家制度です。江戸時代は、宗旨人別帳などと呼ばれる戸籍台帳のようなものを寺院が作成管理していました。これには檀家の家族、奉公人、出入りの行商人などのすべての項目があり、名前、...続きを読む
檀家とは、特定の寺に所属して寺を支援する家のことを指します。「ダーナパティ」というサンスクリット語から来た言葉で「寺や僧を援助する庇護者」という意味があります。檀家が、葬祭供養一切をその寺院に任せる代わりに、布施として経済支援を行うことが檀家制度です。鎌倉時代から使われ出した言葉で、室町時代の末期頃から自然と檀家関係ができたといわれ...続きを読む
春の彼岸とは、春分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事をいいます。前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け(あけ)」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはお墓参りをするなどご先祖様に感謝をし、前後3日間は悟りの境地に達するため必要な六波羅蜜を1日...続きを読む
秋の彼岸とは、秋分の日を中日とし前後3日間を合わせた7日間と、その期間に執り行なわれる仏事を指します。前の3日間は「彼岸の入り(いり)」中間は「彼岸の中日(ちゅうにち)」そして最後の3日間は「彼岸の明け」とそれぞれ呼び、彼岸の中日にはご先祖様に感謝をし、お墓参りなどをします。前後3日間は悟りの境地に達するため必要な、六波羅蜜を1日1...続きを読む
回出位牌・繰出位牌は、箱型になった位牌に、札板を収納できる方式になった位牌です。先祖代々の位牌がたくさんある場合に、まとめて一つの位牌におまつりします。10枚程度収納できるようになっています。一番前の札板には、○○家先祖代々乃霊位などの文字を入れます。中に入る札板には、それぞれの先祖の戒名を記します。中に収めている札板は、命日の順に...続きを読む
四十九日などを区切りに、故人のためにつくる本位牌は、材質や塗りによって、「塗位牌」と「唐木仏壇」の2種類があります。唐木位牌は、黒檀や紫檀、白檀(びゃくだん)、欅(けやき)などを材料に用いた、木目を生かした位牌です。材料になる木材は、海外から輸入される銘木を用いるため、唐木の名がついています。硬度が高く、耐久性に優れ、虫や菌がつきに...続きを読む
「ずっと家にいて終活が進まない」 「そろそろ納骨したいのに見学ができない」 そんなお悩みを少しでも解決すべく、青山霊廟(東京都港区北青山2-12-9・外苑前徒歩2...
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[PR] 葬儀を終えて納骨先を探そうと調べてみると、想像以上に選択肢が多くて悩むことも少なくありません。 墓地や霊園だけでなく、屋内の納骨堂や永代供養墓、樹木...
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ライター・レポーター
解体に関する記事の監修者
ライター・ディレクター
地味に忙しい幸運体質の編集人
実務家ファイナンシャルプランナー
大人のためのbetterlifeマガジン
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家の建築・リノベーションの専門家