唐木位牌

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唐木位牌の意味(唐木位牌とは)

四十九日などを区切りに、故人のためにつくる本位牌は、材質や塗りによって、「塗位牌」と「唐木仏壇」の2種類があります。

唐木位牌は、黒檀や紫檀、白檀(びゃくだん)、欅(けやき)などを材料に用いた、木目を生かした位牌です。

材料になる木材は、海外から輸入される銘木を用いるため、唐木の名がついています。

硬度が高く、耐久性に優れ、虫や菌がつきにくいうえ、乾燥性が高いという特徴のある木材を使用しています。

唐木位牌の実際

位牌の選択に宗派は基本的には関係ないとされていますので、ご自身の好みに合ったものを選ぶことができますが、一般的には仏壇の素材に合わせたものを選ぶことが多いものです。

唐木位牌は、唐木仏壇の他にも、モダン仏壇や家具調仏壇に良く合うことから、注目されています。

先祖代々の位牌がある場合は、同じ形のものでそろえるケースが多いものです。その際、先祖の位牌より大きくならないように選ぶことがよろしいでしょう。

デザインには、春日型、猫丸型、葵角切り型などがあり、それぞれ特徴的な形をしています。

位牌は、魂入れをする前は、あくまでも物という考え方をとり、四十九日の法要などと合わせて、魂入れの読経をしてもらって、仏壇に飾る手順となります。

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