白木位牌から本位牌にするには

葬儀の時に白木位牌（仮位牌）で作ったお位牌ですが、四十九日まで塗位牌・唐木位牌（本位牌）を準備する必要があります。

手順や注意するポイントを解説します。

本位牌はできるまでにどのくらいかかるの？

本位牌の作成までは、2週間前後と考えておいた方がよいでしょう。

早いもの（機械彫りなど）であれば1週間程でできますが、手彫りで時間のかかるものですと2週間～3週間かかる場合もあります。

もし、うっかり四十九日の法要近くになってしまった場合は、仏壇店で相談してみれば急ぎで対応してくれることもありますので、相談してみましょう。

本位牌はどこで作るの？

本位牌をお坊さんが準備してくれると思われている方もいらっしゃるようですが、ご自身で用意をしなければならないものです。

仏壇店であれば、位牌も取り扱っていますので、対応の丁寧な、嫌な営業をしてこない店を選んで作成をお願いしましょう。

浄土真宗では本位牌を作らないときいたが・・・

浄土真宗では、基本的には本位牌を使用せず、過去帳を用います。

過去帳には「故人の法名・俗名・命日・行年」などを記載して、代々で記録を残していきますので、すでに過去帳があれば新たに求める必要はありません。（過去帳も位牌同様に、仏壇店で購入することができます。）

浄土真宗でも近年は、本位牌でお祀りされる方もみられます。

無宗教で葬儀をしたが、位牌を用意しても良いですか？

近年は、無宗教で葬儀をされる方もいらっしゃいます。

無宗教でされた方は、特に決まった供養の形はないですので、位牌を作ることもまた自由なのです。

最近では、伝統的な塗位牌ではなく、モダンな位牌も見られるようになっていますので、ご自身の考えにより選ばれることが可能です。

白木位牌から本位牌にするための手順

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