「仏教」に関連する用語一覧

彼岸花

彼岸花とは、彼岸の時期に咲くヒガンバナ科の多年草です。土手や田など人里近いところに咲きます。高さは約30cm~50cm程度になり、赤い花をつけます。開花時期は1週間ほどで、彼岸の時期に咲くことから、彼岸花の名があります。別名が多い花です。その中でも有名な曼珠沙華は梵語から来た呼び名です。梵語では、天上に咲く花の意味で、おめでたい花に...続きを読む

トンスラ

トンスラとは、カトリック教会において、聖職者になった証しとして、髪の毛を剃ることを指す言葉です。特に頭頂部から後頭部にかけての毛を全て剃り落します。東ローマ、西ローマとケルト系キリスト教ではトンスラの型式に違いがあり、頭部を全部剃り落したり、後頭部を耳から耳まで剃るなどの方法もあったといいます。良く知られているトンスラは、頭頂部を輪...続きを読む

方便

方便とは、仏教において悟りに近づく方法や、近づかせる方法のことを言います。また、人を真実の教えに導くため、仮に取る便宜的な手段のことをさす言葉でもあります。方便はインドのupaya ウパーヤという言葉からきたものです。ウパーヤには目的に近づくという意味があります。「方便は衆生を教え導く巧みな手段」とか「真実の教法に誘い入れるために仮...続きを読む

遍路

遍路とは、祈願の目的で、四国の弘法大師空海の霊場八十八箇所を巡り歩くことをいいます。一番札所霊山寺から順番にまわって、最後の大窪寺が八十八札所になっています。最後までまわると、結願、満願といいます。八十八ケ所の霊場は人間の煩悩の数から来ているとも、男42歳、女33歳、子ども13歳という厄年の合計の数字から来ているとも言われています。...続きを読む

仏法僧

仏法僧とは三宝の中身で、文字通り仏、法、僧の三つのことです。仏は悟りを開いた人、法は仏の教え、僧は、仏の教えに従って悟りを目指して修行を行う出家者の集団です。この3つは、仏教を構成する上で、基本的で重要な要素であることから、三つの宝、三宝と呼ばれています。この仏法僧の三宝に帰依することが、仏教徒としての基本的な考え方です。仏教に帰依...続きを読む

花祭り

花祭りとは、釈迦の誕生を祝う法会です。釈迦が誕生したのは、今から約2500年前の4月8日と言われています。寺院によっては、誕生日にあたる4月8日、または旧暦の4月8日にあたる日に、花祭りのお祝いをします。花祭りは、釈迦が生まれた時に龍が天から飛んできて、香湯をそそいだといういわれがあることから、灌仏会とも言われています。釈迦は、釈迦...続きを読む

竹林精舎

竹林精舎とは、インドの王舎城にあった僧院で、マガダ国の王舎城北門付近にあり、仏教で初めて建設された寺院といわれています。迦蘭陀長者(からんだちょうじゃ)が所有していた竹園で、長者が釈迦に帰依すると、竹林が献じられました。そこにビンビサーラ王が精舎を建立したものという説と、カランダカというリス、もしくは鳥が住んでいた竹で囲まれた園林を...続きを読む

祇園精舎

祇園精舎とは、インドの舎衛国にあった僧院で、釈迦の説法の多くが行われた場所とされています。須達長者が、釈迦とその弟子のために寄進した寺で、中インドの舎衛城の南に旧跡が残っています。祇園は、祇樹給孤独園の略で、もとは祇陀太子の林園だったことや、須達長者が給孤独と呼ばれていたことからその名前がつきました。続きを読む

諸行無常

諸行無常とは、この世の中にある全ての事象は、移り変わり行くものであり、同じ状態のまま留まるものはないという意味です。仏教には、刹那という考え方があり、一瞬の間にもものごとが変化していきます。人生は儚く、諸行、つまり一切の作られたものは変わってしまうことを表す言葉です。続きを読む

護摩

護摩とは、密教における修法の代表的なもののひとつです。サンスクリット語のホーマから来た言葉で、焚焼や祀火の意味があります。バラモン教やヒンドゥー教の儀礼で、供物を燃して出た煙を天上の神にささげて、祈願とする祭式です。火は如来の真実の智慧の標示で火の中は清浄の場であると考え、供物は煩悩にたとえられています。火で焼くことでお浄めとし、無...続きを読む

此岸

此岸とは、仏教の考え方で、彼岸の反対側の世界のことです。つまり、今私たちが生活をしている、現世の世の中のことをさしています。煩悩や欲にまみれた世界で、苦悩に満ちた世界でもあるのが此岸です。向こう側が見えないような大河の前に立ち、この向こう側が彼岸、こちら側が此岸とよんで、向こう側の世界には、理想の国があるとしたのが、彼岸と此岸の考え...続きを読む

チベット仏教

チベット仏教とは、大乗仏教の一派で、7世紀にインドから伝えられた密教的な仏教と、土着のボン教とが結びついて定着したものだといわれています。ラマといわれる師匠を崇敬することで師弟関係を作り、その中で教えが伝えられます。宗派は大きく四つあり、ゲルク派、カギュ派、サキャ派、ニンマ派に分かれています。続きを読む

南無妙法蓮華経

南無妙法蓮華経とは、法華経の教えに帰依するという意味があります。南無はサンスクリット語で、「私は帰依します」の意味です。妙法蓮華経は、法華経の御教えの意味で、法華経の教えを信じるという意味になります。妙法蓮華経の妙は「正しい」法は「釈迦の教え」蓮華は白い蓮華の花の意味です。白は真実、正義の色で法蓮華教のことでもあります。お題目とも言...続きを読む

南無阿弥陀仏

南無阿弥陀仏とは、阿弥陀仏に帰依するという意味があります。南無はサンスクリット語で、「私は帰依します」の意味です。阿弥陀仏は「無量の寿命の大仏」の意味です。つまり、阿弥陀という仏に帰依して、なにもかもをお任せしますという誓いの言葉です。阿弥陀仏は西方浄土の教主で、修行の結果として悟りを得て仏となりました。そして、すべての衆生を救うた...続きを読む

ダライ・ラマ14世

ダライ・ラマ14世とは、チベット民族の精神的指導者です。1935年チベット東北部の自作農を営む家に生まれ、2歳の時にダライ・ラマ法王13世に認定されました。1951年まではチベット君主をつとめましたが、1959年にインドに亡命して政治難民になりました。現在北インドのダラムサラに住んでいるダライ・ラマ14世は、法的には亡命政権の長とい...続きを読む

輪廻転生

輪廻転生とは、人が何度も生死を繰り返しながら生まれ変わることです。輪廻は車輪が回る様子で、転生は生まれ変わることを意味しています。インドのバラモン教の考えから来て、仏教へと伝わったものです。すべての生命は、死ぬと別の人間や生き物に生まれ変わるという思想です。輪廻転生では、天界、人間界、修羅界、畜生界、餓鬼界、地獄界の6つの世界をぐる...続きを読む

脇導師

脇導師とは、葬儀の時に複数の僧侶がいる場合、一番重要な役目を果たす僧侶が導師で、その次に地位の高い僧侶のことを言います。複数の僧侶が葬儀を取り仕切ってくれた時に一番悩むのはお布施の金額やお布施の包み方でしょう。一般的に導師に渡した金額の三分の一程度を、脇導師に渡すと言われています。導師は檀家の寺院から葬儀に参加してくれますが、脇導師...続きを読む

明王

明王とは、仏像を分ける時に使う言葉で、如来、菩薩の次の分類名になります。如来が通常の姿ではいうことを聞かない衆生がいたら、屈伏させることを目的に、忿怒の姿に変身したものが明王で、密教の尊像です。仏教に帰依しない民衆を帰依させようとする役割を担う仏尊でもあります。大日如来の命を奉じ、非常に強い力を持ち、悪を打ち砕き仏法を守る存在です。...続きを読む

発心

発心とは、仏教の言葉で悟りをえようとする心を起こすことをいいます。「発菩提心」の略語とも言われ、菩提心を起こして、出家やお遍路などの決心をすることにも使われる言葉です。一般的に発心というと、物事を始めようと思い立った時や、心を改める時に使う言葉でもあります。菩提心は、自分だけが悟りを求めてかなうものではなく、他を利する気持ちがなくて...続きを読む

八宗兼学

八宗兼学とは、八宗の教義を全て勉強していることで、物事を良く知っている様子を表す言葉でもあります。仏教には八宗があります。倶舎宗、成実宗、律宗、法相宗、三論宗、華厳宗、天台宗、真言宗の八つです。南都六宗に平安時代に伝わった天台宗と真言宗を加えた八宗です。広くさまざまな教学を学び、身に付けることが、学僧にとっては理想だとされていました。続きを読む

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