ダライ・ラマ14世

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ダライ・ラマ14世とは

ダライ・ラマ14世とは、チベット民族の精神的指導者です。

1935年チベット東北部の自作農を営む家に生まれ、2歳の時にダライ・ラマ法王13世に認定されました。

1951年まではチベット君主をつとめましたが、1959年にインドに亡命して政治難民になりました。

現在北インドのダラムサラに住んでいるダライ・ラマ14世は、法的には亡命政権の長という立場にありますが、世界中のチベット民族に対して、政教両面で指導的な立場にたっています。

ダライ・ラマ14世の遺したもの

ダライ・ラマ14世は世界的に有名な仏教指導者で、チベット仏教のゲルク派の最高位にあたる仏教博士号を保持する僧侶です。

祖国チベットに自由をもたらすための非暴力政策を提唱し、「一介の仏教僧侶」として各国を周り、多くの人々との対話を続けてきました。

1989年にはノーベル平和賞を受賞、2006年にはカナダ名誉市民に、2009年にはパリ名誉市民の称号を授与しています。

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