此岸

  • 読み:しがん
  • 別名:サハー, 娑婆

此岸の意味(此岸とは)

此岸とは、仏教の考え方で、彼岸の反対側の世界のことです。つまり、今私たちが生活をしている、現世の世の中のことをさしています。

煩悩や欲にまみれた世界で、苦悩に満ちた世界でもあるのが此岸です。

向こう側が見えないような大河の前に立ち、この向こう側が彼岸、こちら側が此岸とよんで、向こう側の世界には、理想の国があるとしたのが、彼岸と此岸の考え方の原点になっています。

人は死ぬと彼岸に行けると考え、彼岸では煩悩もなく永遠に穏やかに暮らせると考えたのが仏教の教えです。

此岸の実際

彼岸と此岸の間の距離は、暦によって変わるとされています。3月20日前後のお彼岸の時期になれば、彼岸と此岸の距離が縮まると考えられています。

古くは聖徳太子の時代には、すでにお彼岸の行事が行われていたことを示す文献があり、彼岸と此岸の概念が、古くからあったことがわかります。

上座部仏教(小乗仏教)では、出家して修行を行うことが、彼岸へ渡る方法だと説きました。

一方大乗仏教では、般若心経を唱えることで、彼岸に渡らなくても、此岸で彼岸の智慧を身に付けることができるとしました。

関連する用語:彼岸 家

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