「常」の検索結果

常の用語

四苦八苦

「四苦八苦して生きてきた」など日常でも聞かれる「四苦八苦」は仏教用語に由来する言葉と言われています。人生におこる4つの苦しみと生きる中でおこりうる更に4つの苦しみ。合わせて8つの苦しみを四苦八苦と言います。人生におこる4つの苦は、「生老病死(しょうろうびょうし)」。生まれ、老い、病にかかり、そして死んでいく。人生に代表されるこの4つ...続きを読む

曹洞宗

曹洞宗は、禅宗の一つです。鎌倉時代に道元が中国から日本へ伝えました。本山は、福井県の永平寺と横浜市の総持寺です。坐禅を修行の中心に据え、只管打坐というただひたすらに坐禅を行うことを、最も重視します。即心是仏という、坐禅の状態で日常生活を生きていくことを説きます。禅戒一如とも言い、坐禅で学んだことが、生活に現れるという考えからです。南...続きを読む

生老病死

生老病死とは、仏教用語です。生まれること、老いること、病気になること、死ぬことの4つの苦のことをいいます。苦は「苦しみ」という意味ではなく「自分の思うようにならないこと」の意味で、生きている限りは避けることのできない、この世での人間の苦悩のことです。仏教における苦というのは、サクスクリット語のドウクハのことです。ドウクハのドウは、悪...続きを読む

死亡者数

死亡者数とは死亡した人の人数です。厚生労働省の発表によると、平成29年の死亡数は 134 万4000人で3万6000人前年よりも増加。死亡率は10.8で前年の10.5を上回る結果になっています。死亡者数は昭和50年代後半から増加傾向になっています。昭和50年代後半からは、75歳以上の高齢者の死亡が増加し、平成20年以降では、死亡者全...続きを読む

高齢化最先進国

高齢化最先進国とは、世界的に最も高齢化率(総人口に対する65歳以上の高齢者の比率)が高い国のことです。日本は2005年以降、高齢化最先進国となっています。日本の高齢化率が7%を超え高齢化社会になってから、14%を超え高齢社会に達するまでの所要年数は24年で、世界的にも高齢化の進行が非常に早いといえます。2007年には高齢化率21%を...続きを読む

選択定年制

選択定年制とは、定年退職を前に、サラリーマン(被雇用者)が自分の自由意思(自己都合)で早期退職を選択できる制度のことです。1990年代に入って団塊の世代が50歳にさしかかると、多くの企業で平均年齢が上昇し、組織の硬直化が進みました。選択定年制はその打開策として、大企業を中心に導入された、組織の若返りを狙う制度の一面を持ちます。選択定...続きを読む

生活の質(QOL)

QOLは、英語のクオリティ・オブ・ライフ(quality of life)の略称です。人間らしく、自分らしい生活を送り、人生に満足感や充実感を持って暮らしているか。そういった一人一人の人生の質や社会的にみた生活の質に重点を置く考え方です。第二次世界大戦以後の復興の中では、日本を含め多くの国が国民総生産(GNP)の増大を国家目標として...続きを読む

アクティブシニア

アクティブシニアとは、自分の価値観をもち、定年退職後や還暦後も、趣味やさまざまな活動に意欲的で元気なシニア層のことです。「一般社団法人日本アクティブシニア協会」は、アクティブシニアを前期高齢者(65~75歳)と定義しています。この言葉は、2007年に団塊世代が定年を迎えた頃から使われるようになりました。団塊の世代は1960年代に青春...続きを読む

プロボノ

プロボノとは、様々な分野の専門家が自身が持つ技術や技能、知識や経験を活かして社会貢献活動を行うことを指しています。ラテン語の「Pro Bono Publico」が語源となっており、「公共善のために」という意味です。このプロボノは、ボランティア活動の一種ですが、社会人が仕事を継続しながら無理のない範囲で活動することができるため、ボラン...続きを読む

健康寿命

健康寿命は、健康上の問題がない状態で制限されることなく日常生活を過ごせる期間を指します。2000年にWHO(世界保健機関)が提唱しました。何年生きたかを表す寿命から健康寿命を差し引くと、日常生活に制限がある「不健康な」期間が何年あったかが分かります。寿命と健康寿命の差が大きいほど、介護や医療など周囲や制度の手助けが必要な期間が長くな...続きを読む

高齢化社会

高齢化社会とは、国際連合の定義により、65歳以上の高齢者が総人口の14%を超えた社会を高齢社会と定めています。 それに対して、現在の日本の高齢化率は27.3%となっており、非常に高齢者の比重が高くなっています。65歳~74歳の前期高齢者は総人口に対して13.9%、75歳以上の後期高齢者は総人口に対して13.3%の割合を占めています...続きを読む

シニア割

シニア割引とは、特定の年齢以上の人が受けられる割引特典サービスの一種です。 シニア割引は、企業によってサービス内容や年齢制限が異なります。 多くは60歳以上、もしくは65歳以上からを対象にシニア割引を設けていますが、50歳以上や55歳以上から受けられるサービスもあります。 高齢化にともない、旅行や航空業界をはじめ、鉄道業界や飲食...続きを読む

団塊の世代

団塊の世代とは、戦後の第一次ベビーブーム期(1947~1949)に生まれた世代のことです。堺屋太一の同名小説に由来しています。この3年間に生まれた人口は800万人に上り、他の世代に比べ突出して人口が多くなっています。同年代の人口が多いため、1クラス50~60人もの生徒が授業を受けるなど、常に競争にさらされてきました。戦後の高度経済成...続きを読む

エンディングノート

エンディングノートは、自分に万が一のことが起こった時に備え、あらかじめ家族やまわりの人に伝えたいことを書き留めておくノートや手紙のことを指します。内容は、万が一病気になった時に延命措置をしたいかどうかといった医療面のこと、動けなくなった時の介護の方法、葬儀のスタイル、遺産相続、お墓のことなど、さまざまです。あらかじめ質問事項がまとめ...続きを読む

院号

院号は、戒名や法名の中で、院の字がついたもののことを言います。生前から寺院に貢献した人や、社会的に貢献度の高い人が、戒名の上位としてつけるものです。元来は天皇をはじめとする皇族や、将軍家の戒名として用いられていました。院号と居士号を合わせた院居士という戒名もあります。院号は、お寺への貢献度によるといわれるように、通常の戒名、法名をい...続きを読む

鬼子母神

鬼子母神は安産や育児の神です。法華経護持の神でもあります。天女が胸に子どもを左手で抱いて、右手には吉祥果を捧げています。鬼子母神は、日本だけでなくインドでも安産、子育て、子宝に恵まれるとされています。鬼子母神はまた、『近光明最勝王経』や『孔雀王』で法華経護持の神として説かれていて、日蓮宗のお寺でも見ることができます。続きを読む

喪中

喪中とは、近親者が亡くなった時、その死を悲しんで一定の期間、喪に服すことをいいます。親族を亡くした遺族が身を置く、禁忌状態ともいえます。死後1年を指す場合が多く、禁忌事項の内容、宗派と死者との関係によって、喪に服す期間はさまざまです。死は穢れである考え方に基づき、一時的に社会的な慶事から外れるという意味合いもあります。続きを読む

施餓鬼

施餓鬼とは、お盆の時期に行われることが多い仏教行事の一つです。餓鬼(がき)とは、俗にいう生前の悪行によって亡者の世界に落とされた魂や無縁仏となっているような霊や魂の事を言い、常に飢えと乾きに苦しんでいるものを指します。施餓鬼とは、そういう者たちにも食べ物や飲み物などの供物を施すことで餓鬼の供養を行う法要行事です。施餓鬼法要のお供え物...続きを読む

安楽死

安楽死とは、死期が迫った患者を、耐え難い肉体的な苦痛から解放するために、医師が積極的または消極的に自殺を助ける行為をすることをさします。患者自身が死を望み、倫理的に妥当と思われる方法で行われる必要があります。尊厳死と近似している部分もあります。呼吸困難に陥っている患者に対して、酸素マスクを外して死に至らしめる行為を積極的安楽死とする...続きを読む

白骨

白骨の御文とは、浄土真宗本願寺の八代蓮如の法語です。手紙風に書かれています。「朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり」という有名な一文があり、人間の無常を語り、念仏をすすめる内容になっています。蓮如の書いた消息を、圓如が編集したものとされています。消息とは手紙のことです。五帖で合計八十通あり、一帖から四帖までは年月日の順に並んで...続きを読む

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