蓮華
蓮華とは蓮の花、スイレンのことを指します。「レンゲ」と言えば、中華料理のスプーンや春の田んぼに咲くピンク色の小さな蓮華草という花を思い浮かべる方が多いかと思いますが、仏教で言う蓮華とは蓮の花を指します。蓮の花といえば仏教には欠かせないもので、例えば仏像が立っている足元に蓮の花があったり、脇に蓮の葉が添えられているものが多く、中国やイ...続きを読む
蓮華とは蓮の花、スイレンのことを指します。「レンゲ」と言えば、中華料理のスプーンや春の田んぼに咲くピンク色の小さな蓮華草という花を思い浮かべる方が多いかと思いますが、仏教で言う蓮華とは蓮の花を指します。蓮の花といえば仏教には欠かせないもので、例えば仏像が立っている足元に蓮の花があったり、脇に蓮の葉が添えられているものが多く、中国やイ...続きを読む
穢れとは、神道や仏教の観念のひとつで、私たちが触れている時間や物体、肉体や行為などが清浄ではない状態を「汚れており、良くない状態」と捉える考え方です。ここでいう穢れ(汚れ)は内面的なものであり、それは永続的なものだとされます。また、ユダヤ教およびキリスト教では、穢れを罪という言葉で聖書に表しています。続きを読む
厨子とは、仏像、仏画などを安置するもので、一般的には正面に両開きの扉があり、屋根と台座のある戸棚のような形をした仏具です。厨子は屋根の形によって、丸厨子、平厨子、帽額厨子などの種類があります。厨子は仏像を収める祠(ほこら)の役割を果たします。一般的に家庭でみられる仏壇は厨子型仏壇ともいわれ、堂宇と仏壇をあわせた古代寺院を小さくして、...続きを読む
寺院墓地と同じ意味です(→寺院墓地へ移動)続きを読む
蓮如(1415~1499)とは、室町時代に活躍した浄土真宗の僧侶です。父は本願寺第7世の存如で、後にその跡を継ぎ、本願寺第8世となります。浄土真宗では、蓮如のことを「蓮如上人」と尊称しますが、「本願寺蓮如」と呼ばれることもあります。蓮如が、親鸞の教えを説く切っ掛けとなったのは、実母との生別でした。実母は、6歳の蓮如と別れる際に「親鸞...続きを読む
門前町とは、有力な寺院・神社の周りに形成された町のことです。歴史的な市街地は城や湊、市場から成立った場所が多いですが、寺院・神社もその一つであり、古くから存在する門前町もまた、歴史的な市街地であるといえます。門前町は、多くの参詣者を集める寺院・神社を中心に、参詣・参拝客の流れをそのまま呼び込もうとする商工業者が集まることによって形成...続きを読む
寺院とは、宗教活動の中心となる建物や場所をさします。イスラム教やキリスト教などにおける礼拝施設とその敷地を指す言葉であると同時に、仏教における寺とその境内を表す言葉です。仏像が安置され、僧侶が住み、修行する場所でもあります。続きを読む
寄進とは「寄せまいらせる」の意で、寺院や神社に寄付を行うことをいいます。寄進に厳密な決まりは存在せず、現代では金銭・物品のどちらかであることがほとんどですが、所有地(土地)を寄進する人もいます。また、葬儀や法要、祥月命日、季節の行事(お盆・お彼岸)の際、お世話になった僧侶に渡す「お布施」も寄進(財施)に含まれます。続きを読む
宗教法人とは、宗教法人法に基づいて、法人格を与えられた宗教団体のことをいいます。公益法人の一種で、神社、寺院、教会や、それを包括する教派、宗派、教団などが宗教法人になります。非営利団体で、公益事業が行え、税制面で特典があるといわれていますが、具体的には、宗教法人は収益事業に対してのみ課税し、一般事業の税率とは異なる低率の税率で課税さ...続きを読む
得度式とは、仏門に入り僧侶になるための儀式です。師匠となる僧侶に髪を落としてもらい、衣、袈裟といった僧侶の必需品を受け取ります。戒法を受けて僧侶の仲間入りをします。得度は大谷派では親鸞が9歳で得度したため9歳から可能で、一般的には遅くても20代までに寺院の跡継ぎは得度するといいます。そのため子どもの得度式もあり、京都では夏休みの風物...続きを読む
廃仏毀釈とは、明治に起こった神仏分離をきっかけに起こった、仏教を排除しようとする運動のことです。寺院や仏像が取り壊され、仏壇などの仏具も破壊されました。江戸時代の厳しい寺請制度で、汚職の温床となっていた寺院に反感を持っていた庶民と、神道の復古を目指した一部の神職とが中心になって起こした運動ともいわれています。神仏習合を廃止し、仏像を...続きを読む
神仏習合とは、日本に元来あった神様の信仰である神道と、外国からやってきた仏教の信仰がひとつになった宗教の考え方で、奈良時代に始まったものです。日本には元来神様が存在しました。自然の中にも神様がいたり、朝廷にも神様がいました。仏教が伝来したとき、仏教の仏もまた、日本古来の神様の一人として迎えられたという歴史があります。そこで神社に神宮...続きを読む
道元とは、日本曹洞宗の開祖で、鎌倉初期の僧侶です。13歳の時に、比叡山に出家し、明全に学び宋に渡りました。天童山で曹洞禅を学んだのち帰国しました。京都に興聖寺を開き越前で大仏寺を開創しました。禅風は修証一如、只管打坐で知られています。道元の教えである修証一如は、成仏は完成するのではなく、成仏の上にも成仏があると求めて、無限の修行を続...続きを読む
寺位牌には、自宅にある本位牌の他に、寺院に安置するために用意したものです。または、寺院やその寺院の本山に、供養をお願いしておさめる位牌のことをいいます。寺位牌は、本堂や位牌堂など一か所に集められ、寺院によって供養されます。家に仏壇や位牌を祀ることができない場合だけでなく、自分の代で位牌の継承者がいない場合なども、寺位牌にして永代供養...続きを読む
信士とは男性の戒名の最後につく語で、女性でいう信女にあたります。信士はもっとも一般的な戒名とも言われ、位階の中では下の位になりますが、寺院によっては、ほとんどの戒名が、この信士、信女であるケースも少なくありません。信士は、サンスクリット語のupasakaを音写した優婆塞から来ていると言われています。優婆塞は、仕える、敬う、礼拝すると...続きを読む
参道とは、神社や寺院に参詣するための道をさします。また広い範囲で、門前町とその周辺を指す言葉でもあります。山門や鳥居をくぐって本殿へ続く道は、人通りの多いメインの道を表参道と呼んで、脇道には地名や方角をつけた参道や、裏参道と呼ばれるものがあり、今でも地名にこの名前が残っている場所があります。規模の大きな神社や寺院では、街道筋などの大...続きを読む
東本願寺とは、京都市下京区にある真宗大谷派の本山です。12代教如によって西本願寺から分裂して建立された寺院です。京都駅の前にあり、京都を代表する観光名所になっています。江戸時代初期に、西本願寺に対抗するように建設されました。幕末に禁門の変で焼失し、明治28年に再建されています。親鸞聖人没後、その遺骨は東山大谷に収められました。墳墓の...続きを読む
智積院とは、京都市東山区にある、真言宗智山派の総本山の寺院です。鎌倉時代の中期に、頼瑜が高野山から寺院を根来山(和歌山)へ移動しました。これが智積院の始まりです。巨大化し勢力を持ったために、豊臣秀吉と対立するようになり、根来山内の堂塔のほとんどを失ってしまいました。住職だった玄宥(げんゆう)は京都に逃れ、秀吉が亡くなった年に智積院を...続きを読む
比叡山延暦寺とは、滋賀県大津市坂本本町にある日本天台宗の総本山です。平安初期に最澄によって開創されました。平安時代の仏教の中心を担った寺院です。密教では、東寺の真言宗を東密と呼ぶのに対して、比叡山延暦寺の密教を台密としています。比叡山は高野山と並び、歴史的な信仰対象の山として知られています。続きを読む
高野山金剛峯寺とは和歌山県伊都郡高野町高野山にある高野山真言宗の総本山です。真言宗の宗祖、空海が拠点とした寺院です。高野山には100以上の寺院が集中しています。高野山が山号についていることからも、高野山全体が真言宗の総本山であることがわかります。続きを読む
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ライター・ディレクター
実務家ファイナンシャルプランナー
大人のためのbetterlifeマガジン
お金に関する記事の監修者
家の建築・リノベーションの専門家
地味に忙しい幸運体質の編集人
解体に関する記事の監修者
ライター・レポーター